ほんで、14時半ばあに4人で日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんの本社にうかがうて、ちくとアチコチの部署の方々に新年のご挨拶をしてから、15時からは毎年恒例の岡永さん&司牡丹の令和2年新年会議やったがよ。

司牡丹からは4名、岡永さんからは飯田社長さんを筆頭に8名の幹部の皆さんが集まり、滝澤関東統括部長の進行にて、新年会議のスタートながやき。
まずは、飯田社長さんからのご挨拶があったがよ。

お次は、ワシからのご挨拶ながやき。
続いては、岡永さんの企画部の田村部長さんから、昨年度の販売実績報告があったがよ。

昨年は、柱商品である「船中八策」関係についちゃあ若干前年比マイナスやったけんど、オール司牡丹についちゃあ前年比100%を超えることができたっちゅう結果やったがやき。
こりゃあ、他社や日本酒業界全体の落ち込み具合からすりゃあ、胸を張ったちえい成績やないかっちゅう話やったがよ。

まっこと、ありがとうございましたぜよ!
お次はワシから、「令和2年度蔵元方針」と「商品展開&計画」についての発表ながやき。
司牡丹酒造の今期のメインテーマは、「心が透けて見える時代!明るい未来が描ける、子孫に誇れる仕事を成そう!!」ながよ。
ただし、こちらのメインテーマ(詳しゅうは、「2019年11月7日」のブログ参照)についちゃあ、ワシからのお話は簡単に済まさいてもうて、昨年10〜12月の当社も含めた日本酒業界の数字があまりに悪いことにこぢゃんと危機感を抱いて、急遽新たなテーマ「ライトユーザーの心が動く働きかけを実戦し、彼らを『動機づけ』する!」についてを、詳しゅう語らいてもうたがやき。
この日本酒業界の落ち込みを何とかするにゃあ、もはや「ライトユーザーの心が動く働きかけを実戦し、彼らを『動機づけ』する!」っちゅうこと、もうコレに尽きると断言さいてもうたがよ。
日本酒におけるライトユーザーっちゅうたら、「飲めるけんど日本酒にほとんど興味がない人」らあながやき。
そんなライトユーザーの心が動く働きかけを実戦し、彼らを「動機づけ」するにゃあ、どうすりゃあえいかっちゅうたら、お客さんが買おうと思うてない、けんど買うべき(とこちらが考える)もんを教え、買うてもらうためにゃあ、まずはミドルユーザーやヘビーユーザーやマニアに向けての働きかけとおんなじ言葉は絶対に使わんことながよ。
ほいたら何を語るがかっちゅうたら、そりゃあ「日本酒本来の価値」ながやき。
たとえば、次のようなキャッチコピーを使うっちゅうことながよ。
「おまさんがお酒が飲めんわけやないがやったら、絶対に知っちょいた方がより人生が豊かになる秘訣があるがぜよ!」
この「人生が豊かになる」の部分は、「人間関係を良好にする」でも、「ストレスを解消し若さを保つ」でも、「幸せになれる」でも、自身が最も信じる日本酒本来の価値を語るべきながやき。
ほんで、このような言葉を使うて、たとえば初心者限定の「日本酒と珍味のミニ試飲試食会」らあを開催し、「見込み客」(ライトユーザー)を集客し、彼らを「既存客」にし、「常連客」に育てていくっちゅうことながよ。
このライトユーザーの獲得を、名門酒会全体で組織を挙げて、命懸けでやり抜きましょうぜや!・・・ちゅうて力強う語らいてもうたがやき。
さらに続いては、本年度のブラッシュアップ・重点商品・新企画・新商品らあの計画について、詳しゅうお話さいてもうたがよ。
お次は、岡永さんの営業各部署より、販売報告及び蔵元への要望についてながやき。
宮本統括部長さん、宮原営業部長さん、石木東京支店長さん、西野執行役員さん、金子国際流通本部副部長さんらあから、それぞれ報告や要望らあが発表されたがよ。
続いては、いろいろ意見交換らあがあり、そんな中で飯田社長さんから、ワシが高知県酒造組合理事長として、日本酒造組合中央会に提言した、全国の日本酒が高グルコ酒(甘口酒)に同質化する危険性回避のための「全国新酒鑑評会」の「グルコース濃度別審査」の導入が、来年度から決定したっちゅう業界紙速報の話題が出され、素晴らしいことやっちゅうお誉めの言葉をいただき、さらにこういうことから突然流れが変わったりして、再び辛口が脚光を浴びるようになったりするもんやっちゅうお話があったがやき。
飯田社長さん、まっことありがとうございますぜよ!
また、さらに飯田社長さんから、「物語」は名詞やけんど、「物語り」は動詞やっちゅうお話があり、我々がライトユーザーの心を動かせるような動きをせにゃあ、動詞にゃあならんっちゅうて、力強う語られたことが、まっこと心に響いたがよ!
こうして、17時過ぎばあにゃあ、新年会議は無事終了したがやき。
この後は、会議に参加してくださった岡永さんの幹部の皆さんの8名と司牡丹の4名にて、懇親会場の両国に向こうたがよ。
ほんで18時ばあにゃあ「日本ばし やぶ久・江戸NOREN店」さんに到着し、新年懇親会のスタートながやき。


ほんで、まずは「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)をみんなあで注ぎ合うて、昨年11月より新たに司牡丹の取締役に就任した渡邉営業部長の発声にて乾杯したがよ。

さあ、そっから後は、美味しいお料理をいただきもって、こぢゃんと飲んで、こぢゃんと語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがやき。
「板わさ」「だし巻き玉子」「そば麸田楽」らあをいただきもってガンガン酌み交わしゃあ、持ち込みさいてもうちょった「船中・しぼりたて」1升瓶がすっとカラになり、お次の「司牡丹・土佐の超辛口・しぼりたて」(超辛口・本醸造生酒)の1升瓶もほぼカラになったがよ。


ほいたらここで、メインの「鴨鍋」が登場!

これがまっこと絶品で、こちらをハフハフいいもっていただき、お店の定番「特撰司牡丹」(純米酒)のぬる燗を酌み交わしゃあ、料理もお酒もさらに美味しさが倍増し、箸も杯も止まらんなって、会話も弾み、盛り上がりまくったがやき。



やっぱし司牡丹は、どれを飲んだち和食の美味しさを下から支え、さらに押し上げて、宴席の間じゅう、ズーッと飲み続けられるもんやき、後半にゃあみんなあ立派な酔っぱらい状態になっちょったがよ。

〆にゃあ「天ぷら」と「蕎麦」が登場し、これまた燗酒とバッチリで、さらに杯が進むこと、進むこと!

デザート酒として「司牡丹・山柚子搾り」をいただく頃にゃあ、みんなあ結構ベロベロになっちょって、こうして20時半にゃあお開きとさいてもうたがやき。

その後は、おんなじ両国「江戸NOREN」内にある刺身バー「かぶきまぐろ」さんにも、司牡丹のお酒でこぢゃんとお世話になっちゅうきに、何としたちうかがわにゃいかんっちゅうことで、有志のメンバーにて二次会にうかごうたがよ。
こちらでも、美味しいお料理を肴に、大定番の「船中八策」をガンガン酌み交わしまくり、大盛り上がりに盛り上がりまくったがは、当然の流れやったがやき。
・・・とにかく、こぢゃんと盛り上がりまくった新年懇親会、岡永さんの皆さん、まっことありがとうございました!
今年も司牡丹を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社