2月7日(金)は、まずは「日本酒造虎ノ門ビル」にて11時から開催の、日本酒造組合中央会の令和2年度「第2回評議員会」に出席したがやき。
まずは、日本酒造組合中央会の篠原会長さんからのご挨拶。
昨年1年間の日本酒は、国内はもちろん、頼みの海外についても韓国の激減らあがあって前年割れっちゅう数字で、こりゃあまっことゆゆしき事態やっちゅうお話があったがよ。
ほんで今年は、必ず対応せにゃあいかん、「食品表示法」「HACCP」「働き方改革」らあが目白押しで、なかなか大変やけんど、徹底さいてほしいっちゅうことやったがやき。
大変なことだらけやけんど、東京オリンピックにからめて、何とか売上を伸ばせるように頑張らにゃあいかんっちゅうお話やったがよ。
続いては、進行役の議長が三重の清水さんに決まり、評議員会の開会ながやき。
まず、令和元年度活動実績と令和2年度事業計画案の検討で、各委員会の委員長さんから、報告があったがよ。
ほんで、「組織運営委員会」関係についちゃあ、北原委員長さんから、令和元年度活動実績と令和2年度事業計画(案)が報告され、これらあに対し質問のある発言者による発表は特になかったがやき。
お次の「制度等委員会」関係についちゃあ、嘉納委員長さんから、令和元年度活動実績と令和2年度事業計画(案)が報告され、これらあに対し質問のある発言者による発表は特になかったがよ。
続いての「原料委員会」関係についちゃあ、日本酒造協同組合連合会の原料委員会三宅委員長さんから、令和元年度活動実績と令和2年度事業計画(案)が報告され、これに対し質問のある発言者による発表は特になかったがやき。
ここで12時になったき、休憩で昼食タイムとなったがよ。
みんなあでお弁当をいただき、午後の部は12時50分ばあからのスタートながやき。
ほんで、お次の「需要開発委員会」関係についちゃあ、七田委員長さんから、令和元年度活動実績と令和2年度事業計画(案)が報告があり、これに対し質問のある発言者による発表が1名からあったがよ。
山形の佐藤評議員さんから、「海外で製造した酒を『日本酒』と呼ぶマスコミに対策が必要では?」っちゅう提案があったがやき。
これに対する解答は宇都宮理事さんからで、メディア・ギャザリングらあを既に実施して啓発しゆうけんど、今後はまっと徹底さいていきたいっちゅうお話やったがよ。
続いての「海外戦略委員会」関係についちゃあ、仲野委員長さんから、令和元年度活動実績と令和2年度事業計画(案)が報告され、これに対し質問のある発言者による発表は特になかったがやき。
続いての「清酒技術委員会」関係についちゃあ、宇都宮理事さんから、令和元年度活動実績と令和2年度事業計画(案)が報告され、これに対し質問のある発言者による発表は、ちくとワシからさいてもうたがよ。
昨年高知県から提案さいてもうた、「全国新酒鑑評会」への「グルコース濃度順審査」導入(来年より)を決定していただき、まっことありがとうございました!っちゅうて御礼を述べさいてもうたがやき。
お次の「焼酎事業委員会」関係についちゃあ、宇都宮理事さんから、令和元年度活動実績と令和2年度事業計画(案)が報告され、これらあに対し質問のある発言者による発表は特になかったがよ。
続いては、國酒関連事業(含、日本酒及び本格焼酎・泡盛の輸出基本戦略関係)についてで、まずは宇都宮理事さんから、「令和元年度國酒振興事業」についてと「令和2年度國酒振興事業予算(案)」についての報告があり、お次は古賀常務理事さんから、令和2年度「日本酒の輸出基本戦略(案)」についてと「本格焼酎・泡盛の輸出基本戦略」についてが報告されたがやき。
ここで、いろいろ質問らあが出て、それらあに対しての理事の皆さんからの解答らあがあったがよ。
続いては、令和2年度予算編成の基本方針について、古賀常務理事さんから報告があり、これらあに対し質問のある発言者による発表は特になかったがやき。
こうして全ての議案が終了し、篠原会長さんから締めのご挨拶があって、予定終了時間よりかちくと早めの15時過ぎばあにゃあ、無事令和2年度「第2回評議員会」はお開きとなったがよ。
皆さん、長時間まっことお疲れ様でしたぜよ。
ほんで、ワシゃあその後は、神楽坂の「日本料理 斗南(となみ)」さんに、17時過ぎばあにうかごうたがやき。
一般財団法人高知県地産外商公社さんから依頼のイベントで、こちらのお店にて19時から「日本料理 斗南×司牡丹 日本酒会〜立春朝搾りを楽しむ会〜」が開催されたがよ。
同公社の島田さんと深田さんが既にお店に到着されちょって、鎌田総料理長さんもいらっしゃり、あらためてこの3名の方々に先日2月4日の「司牡丹・立春朝搾り」ラベル貼りにお越しいただいた御礼を伝えさいてもうたがやき。
カウンターにゃあ、この日の「日本酒会」に出品される司牡丹のお酒と、メインの「司牡丹・立春朝搾り」らあが、ズラリと飾られちょったがよ。
また2年ちょいばあ前に、系列店の「瓢箪坂おいしんぼ」さんにてイベントを開催した際に使うた「司牡丹の可杯(べくはい)」も、解説付きで飾られちょったがやき。
また、参加されるお客様にお渡しする小冊子も作られちょって、「司牡丹の歴史と由来」や出品酒の説明や「司牡丹・立春朝搾り」の説明や画像や、この日のスペシャルメニューらあが掲載されちょって、準備万端ながよ。
18時半過ぎにゃあ、次第にお客様が来店されだいたがやき。
イベントとしちゃあ、常連客の方々向けの感謝イベントやっちゅうことで、この日は常連客の方々がカウンターに8名と、「斗南」さんを経営されゆう株式会社僖成の齊藤社長さんと、島田さんと深田さんとワシらあが個室にていただくっちゅうパターンやったがよ。
ほんで後日もう2回、同様の内容にて常連客の方々を招いての感謝イベントを開催されるっちゅうことやったがやき。
さて19時にゃあ、カウンターに常連客の皆さん8名が揃われ、まずは鎌田総料理長さんがご挨拶をされ、続いてワシからご挨拶さいてもうたがよ。
ほんで、乾杯酒の「秀吟司牡丹」(純米大吟醸原酒)を、ワシから皆さんに注がいてもうて、早速乾杯して宴席がスタートしたがやき。
このお酒の華やかな芳香と品格ある奥深い味わいの絶妙な調和に、皆さん「こりゃ旨いっ!」っちゅうて感激されちょったがよ。
★「秀吟司牡丹」(純米大吟醸原酒)
●旬の前菜(金目鯛吟醸漬け、茗荷の田舎寿司、大丸焼き、寒ブリ酢味噌、干し数の子、せり白和え、仁淀川あまご)
カウンターのお客様に前菜7品とお酒との相性らあを説明さいてもうてから、個室に行ってワシもサッといただいたがやけんど、どの前菜も美味しかって、中でも特に司牡丹の吟醸酒粕を使うた「金目鯛の吟醸漬け」が絶品やって、かつこのお酒との相性もバッチリやったがやき。
ちなみにこの後も、ワシゃあカウンターと個室を行ったり来たりで、なかなか慌ただしかったがよ。
★「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)
●お碗替り(クエと聖護院蕪の玉地蒸し 四万十海苔 鼈甲あん 三つ葉)
続いては、冬限定の「船中八策・しぼりたて」と「クエと蕪の玉地蒸し」のペアリングながやき。
まずは皆さん、「船中しぼりたて」のフレッシュな香りとリッチなインパクトに、ガツンとやられたようで、「これまた違う美味しさがある!」っちゅうて、大悦びやったがよ。
さらにこのお料理が、脂の乗ったクエの旨味、蕪のナチュラルな甘味、玉地蒸しの柔らかな甘味、四万十海苔の独特の風味らあが見事に融合し、旨いこと旨いこと!
そこに「船中しぼりたて」が加わりゃあ、さらにお料理の融合が膨らみを増して、美味しさ倍増やったがやき。
お客様も皆さん、それを実感され、満面満開笑顔になって、次々とオカワリされだいたがよ。
★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒)〈常温〉
●前中 皿(里芋唐揚げ 舞茸ソース 芽葱)
お次は、杉の木樽の風味が堪能できる「樽酒」と「里芋唐揚げ 舞茸ソース」のペアリングながやき。
こちらは、「樽酒」の杉の風味と「舞茸ソース」の木の子の風味が見事な相乗効果で、まるで森林浴をしゆうような心地えい風味が生まれ、お客様からも「こんな組み合わせの美味しさは初めて!」っちゅう感激の声が聞こえてきたがよ。
★「かまわぬ」(きもと仕込純米酒)〈ぬる燗〉
●肉料理(彦星と唐墨 A5特選黒毛和牛)
続いては、きもと純米「かまわぬ」のぬる燗と、肉料理のペアリングながやき。
ジャガイモ(彦星)のナチュラルな大地の甘味、唐墨の濃厚な海の旨辛味、黒毛和牛の肉と脂のトロケル旨味らあがまっこと絶品のこのお料理の美味しさを、このお酒の幅のあるコクと酸味が下から支えて押し上げてくれ、さらに美味しさを倍増さいてくれるがよ。
思わず「くぅぅぅ〜〜〜っっっ!!」っちゅう声が、お客様からも漏れてきたばあ美味しかったがやき。
★「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)
●特別出品(サクラマスのジェラード)
お次は、いよいよこの日のメインの「立春朝搾り」の登場ながよ。
この縁起酒を皆さんのグラスに注いで、今年の恵方(西南西)に向こうて、叶えたい夢の実現を願いもって、みんなあで乾杯したがやき。
乾杯して一口飲んだ瞬間、皆さんの目の色が変わったがよ。
そのピチピチするばあのフレッシュさとフルーティな芳香、バランスのえい品格ある旨味らあが、まさに春一番の感動を与えてくれたようで、皆さんこの日一番の最高の満開笑顔となっちょったがやき。
さらに、料理メニューにゃあ乗ってない、サプライズ料理「サクラマスのジェラード」が登場!
ちなみにこのお料理は、12月1〜4日にイタリアのヴェネト州ロンガローネにて開催された「第60回ジェラート見本市MIG」にて実施された「ガストロノミック・ジェラートコンテスト」で、鎌田総料理長さんのチームが作られ、世界一を獲得されたお料理やっちゅうがよ!
鎌田総料理長さん!まっことおめでとうございますぜよ!
しかし、甘いデザートたぁ一線を画す、サクラマスの旨味と塩味が絶妙なジェラードらあて、ワシも初めていただいたがやけんど、まっこと絶品やったがやき。
しかもこれが、「立春朝搾り」の薄にごりのミルキーな風味と見事に融合し、お互いを引き立て合うて旨いの何の!
皆さん箸もグラスも止まらんなって、お酒のオカワリが相次いだがよ。
●温物(岡林農園小夏釜焼き、すっぽんシチュー、河豚白子、仁淀川きくらげ、こごみ)
さらにさらに、元々のメイン料理、「小夏釜焼きスッポンシチュー」も登場したがやき。
これまた、河豚白子の濃厚な旨味、仁淀川きくらげのナチュラルな旨味、スッポンの沁みるような旨味に、小夏の酸味が見事なアクセントを加え、「こりゃタマラン!!」っちゅうばあ絶品やったがよ。
さらにそこに「立春朝搾り」をキュッとやりゃあ、その美味しさはもはや天にも昇るばあやっちゅうたち、決して大袈裟やないがやき!
お客様全員の至福の表情が、まさに動かぬ証拠やったがよ!
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味(小豆のガトーショコラ)
〆にゃあ「山柚子搾り」と「ガトーショコラ」のペアリングながやき。
「山柚子」も、「シンプルにすごく美味しい!」「これノンアルじゃない?」っちゅう声が飛び出すばあ、お客様にゃあ大好評やったがよ。
デザートとの組み合わせも、イチゴの酸味と柚子の酸味の対比が、まっこと面白うて美味しかったがやき。
こうして21時半過ぎにゃあ、お開きとなったがよ。
お帰りの際にゃあ、皆さんに「司牡丹木枡入り立春朝搾り酒粕」や高知県特産品らあのお土産をお渡ししたがやき。
皆さんまっこと極上の満面全身満開笑顔で、かつちくと千鳥足で、背中から幸せ感を放出しまくりもって、帰路につかれたがよ。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
そして、齊藤社長さん、鎌田総料理長さんをはじめとする「斗南」さんの皆さんと、高知県地産外商公社の島田さんと深田さんに、心から感謝申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社