2月14日(金)は19時から、「高知家学講座・土佐酒について学ぼう」っちゅうタイトルで、「人生を豊かにする土佐酒の世界へようこそ〜今日からあなたも土佐酒インテリ!〜」っちゅう土佐酒講座イベントが、品川の「CO☆PIT」にて開催されたがやき。
「高知家学講座」は、富士通株式会社さんと高知県がパートナーズ協定を結んじょって、共に開催してくださりゆうイベントながよ。
ほんで今回は、「土佐酒について学ぼう」がテーマで、高知県酒造組合理事長であるワシと、高知県工業技術センター醸造技術企画監の上東先生が、講師を担当さいていただいたがやき。
まずは16時にゃあ、ワシと上東先生が会場に集合し、ちくと打ち合わせや準備らあをしたがよ。
ほんで、18時過ぎにゃあ、高知県東京事務所の皆さん5名と、富士通さん6名のスタッフの方々らあと、最終ミーティングをしたがやき。
18時半過ぎばあからは、お客様が入場されだいたがよ。
ちなみにお客様にゃあ、「高知家猪口」と「司牡丹猪口」のプレゼントが受付にて手渡されたがやき。
19時にゃあ、約30名のお客様を集め、富士通さんの飯田さんの司会にて開会ながよ。
まずは高知県東京事務所の橋本副所長さんが、開会のご挨拶をされたがやき。
ほんで、講師のワシと上東先生の紹介があり、早速上東先生の講座からスタートながよ。
土佐酒の美味しさの秘密についての講座は、まずは全国一辛口の酒やっちゅう話から始まり、県産酒米の開発、県産酵母や宇宙酵母らあの開発、工業技術センターでの高度な分析、分析データの18蔵での共有、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」の創出、国内外の審査会での好成績、グルコース別審査の提案、リキュール等の関連商品の開発らあについて、語られたがやき。
ほんで、そんな合間に、酒米別や酵母別、土佐宇宙酒や審査会上位入賞酒等々、18アイテムの土佐酒が順番に出され、皆さん試飲されもって講義に耳を傾けられ、拍手喝采で終了したがよ。
続いてはワシの講座で、土佐酒と料理のマッチングを中心に語らいてもうたがやき。
土佐の高知は、春夏秋冬、山川海、日本一旨い食材が豊富な県やっちゅうて、たとえば春は「イタドリ」(山)「川エビ」(川)「ドロメ」(海)、夏は「キュウリ」(山)「鮎」(川)「初鰹」(海)、秋は「酢みかん」(山)「ツガニ」(川)「戻り鰹」や「清水鯖」(海)、冬は「葉ニンニク」(山)「川ノリ」(川)「クエ」や「ウツボ」(海)らあがあるっちゅうて語らいてもうたがよ。
ほんで、そんな旬の食材を使うた料理の美味しさを、さらに倍増さいてくれるがが、旬の日本酒やっちゅうて伝えさいてもうたがやき。
春の旬のもんにゃあ「薄にごり霞酒」、夏の旬のもんにゃあ「夏生酒」、秋の旬のもんにゃあ「ひやおろし」、冬の旬のもんにゃあ「しぼりたて生原酒」や「燗酒」っちゅう具合ながよ。
ほんで、まず最初のお酒とお料理のマッチング、春らしい旬の縁起酒「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)と、川添牧場のヤギミルクのチーズが出されたがやき。
このお酒の弾けるばあフレッシュでフルーティな香りとクリーミーかつキレのえい味わいに、「美味し〜いっ!!」っちゅう感激の声が、アチコチからあがったがよ。
さらにヤギミルクのチーズと合わせていただきゃあ、お互いのクリーミーさが見事にマッチし、相乗効果で美味しさ倍増やって、これまた皆さんから「合う、合うっ!!美味しい!」っちゅう声があがったがやき。
お次は、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)と、「キビナゴの干物」とのマッチングながよ。
「キビナゴ」の旨味や苦味や塩辛味らあを、このお酒が下から支えるように押し上げ、見事に美味しさを引き立て、後口はサラリと切ってくれるもんやき、また「キビナゴ」が食べとうなるがやき。
食べたらまた飲みとうなる、飲んだらまた食べとうなる・・・「キビナゴ」「船中」「キビナゴ」「船中」・・・こりゃまっこと交互にやりゃあ止まらんなる、珍味と辛口酒の王道中の王道の組み合わせながよ!
皆さん、「くぅぅぅ〜〜っっ!!!」「こりゃタマランっ!」「酒も肴も止まらんっ!」っちゅうてガンガン飲み食いされだいて、大盛り上がりになったがよ。
またこのあたりで、「土佐酒の歴史」についての面白いエピソードとして、長宗我部元親が禁酒令を出したことがあって撤回したことがあるっちゅうエピソードをご紹介さいてもうたがやき。
続いては、ちくと変わった組み合わせで、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)と「土佐文旦」のマッチングながよ。
日本酒と柑橘類が合うんやろかと、皆さん最初はちくといぶかしげやったがやけんど、このお酒の酵母由来の柑橘類を彷彿とさせるような、爽やかな清流のような風味が、文旦の柑橘類の風味とばっちりマッチして、皆さん驚きの表情を浮かべられちょったがやき。
このあたりで、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」について、ワシから詳しゅう解説さいてもうたがよ。
お次は、王道中の王道の組み合わせで、「司牡丹・かまわぬ」(きもと仕込み純米酒)のぬる燗と「酒盗」(鰹の内臓の塩辛)のマッチングながやき。
これまた、辛口きもと純米酒の幅のあるコクと膨らみのある酸味が、「酒盗」の旨味や塩辛味や酸味らあと見事にマッチして、当然の如く杯も箸も止まらんなったがよ。
またまたアチコチから「沁みる〜〜っっ!!」「旨いっっ!!」「タマランっ!」っちゅう声が、聞こえてきたがやき。
ラストは、長期熟成大古酒とチョコレートっちゅう、一番意外な組み合わせで、「源十(げんじゅう)」(純米大吟醸原酒・秘蔵10年以上長期熟成大古酒)と「ビターチョコレート」(ポワリエ・ショコラ)のマッチングやったがよ。
これまた皆さん、最初は大丈夫やろかと心配そうな表情やったがやけんど、試してみた方々から「あ!合う、合う!」「ばっちり!」「美味し〜〜いっ!」っちゅう声があがりだいたがやき。
古酒の熟成の風味にゃあ、ナッティーな風味やカカオ様の風味らあがあるき、これがチョコレートの風味とバッチリの相性を示すっちゅうことながよ。
皆さん、大悦びの大満足やったようながやき。
またこのあたりで、「土佐のお座敷遊び」の「可杯(べくはい)」「菊の花」「しばてん踊り」らあをご紹介さいてもうたがよ。
こうしてワシの講座も、拍手喝采にて終了したがやき。
ほんでここで、高知県東京事務所の方からの大発表があり、この後の「土佐酒テスト」の成績上位5名の方々に、東京〜高知の航空券が進呈されるっちゅうがよ!
皆さんからは、「おお〜〜っ!」っちゅう歓声があがったがやき。
ほんで、酔っぱらいの方々にとっちゃあなかなかに厳しい、「土佐酒テスト」が実施されたがよ。
かなり難しい問題らあもあって、皆さん結構頭を悩ませられよったがやき。
テスト終了後は、答え合わせタイムで、皆さんで自己採点していただいたがよ。
上位成績者の人数が多うて、結局ジャンケンにて決着がついたがやき。
お!フリーアナウンサーで「酒サムライ」の、あおい有紀さんにも当たったみたいながよ。
見事航空券を勝ち取られた皆さん、まっことおめでとうございますぜよ!
その後も、来月開催の「土佐のおきゃく2020」イベントにからめた、いろんなプレゼントキャンペーンのご紹介らあがあったがやき。
「ベロベロの神様」にそっくりな方が富士通さんにおられ、ちくとビックリの大爆笑やったがよ。
こうして21時にゃあ、富士通さんの艸葉高知支店長さんのご挨拶にて、クロージングとなったがやき。
けんど、ほとんどの方々がまだ飲み足りんかったようで、ほいたらっちゅうことで、「可杯」と「菊の花」の実演遊びとなって、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
こうして21時半ばあにゃあ、大団円のお開きとなったがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は、後片付け作業となり、ワシと上東先生とあおいさんらあで、ご近所の「わらやき屋」さんにて、打ち上げ懇親会を開催することになったがよ。
後から、高知県東京事務所の方々や富士通さんの方々も来られるっちゅうことでお店に入ったら、何と22時過ぎっちゅう時間やったに、満席で入れんかったがやき。
ほいたらっちゅうことで、おんなじビル内にあるダイヤモンドダイニングのグループの「九州黒太鼓品川店」さんに変更し、お店に入ったがよ。
ほんで、まずは生ビールらあで乾杯の練習をして、「鶏皮ポン酢」や「ポテトサラダ」や「モツ鍋」らあを注文したがやき。
お店の方に、高知県関係者ばっかしやっちゅうことを伝え、同ビル内の「わらやき屋」さんから土佐酒を回してもらえんろうかっちゅうて、お願いさいてもうたがよ。
ほいたら「金凰司牡丹」(本醸造酒)が1升瓶でドカンと登場!
高知県東京事務所の方々や富士通さんの方々も合流され、みんなあであらためましての「金凰司牡丹」で乾杯したがやき。
さあそっから後は、みんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がりまくったがは当然ながよ。
高知県東京事務所の皆さん、そして富士通さんの皆さん、まっことお疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社