2月15日(土)は、「土佐料理 祢保希(ねぼけ)・赤坂店×司牡丹 食味会」が開催されたがやき。
まずはワシゃあ15時半ばあに、「土佐料理 祢保希・赤坂店」(http://www.katsuo.co.jp/)さんにうかごうたがよ。
ほんで、有馬店長さんらあとちくと打ち合わせをして、「袋吊り今搾り」のセッティングをしたがやき。
この「袋吊り今搾り」、酒税法違反にならん方法で搾りゆうきに、その点はご了承くださいや。
セッティングが終わった「袋吊り今搾り」は、お客様から見えんように隠さいてもうたがよ。
さて、土佐漆喰の雄壮な龍が飛び出してきそうな白壁の部屋にて、24名のお客様を集めての宴席のセッティングもバッチリ終わった頃、ぼちぼちお客様が集まられだいたがやき。
18時ちょい過ぎにゃあ、有馬店長さんの司会にて、いよいよ開会ながよ。
まずは、料理長さんから、この日のお料理の説明があったがやき。
ほんで、続いてはワシからのご挨拶ながよ。
ワシからいろいろ司牡丹のご紹介らあをさいてもらいゆう間に、乾杯酒が皆さんのグラスに注がれ、ワシの発声にて乾杯し、宴席のスタートながやき。
★乾杯酒:「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
●先付:うるいと帆立の浸し 鯨さえずり味噌漬け
乾杯酒の「封印酒」の華やかな香りとやわらかな飲み口に、アチコチから「美味し〜い!」っちゅう感嘆の声があがったがよ。
ほんで、「お浸し」の帆立のナチュラル旨味が、見事にこのお酒と引き立て合うて、お互いの美味しさが倍増ながやき!
さらに「鯨さえずり味噌漬け」と合わせていただきゃあ、これまたお酒も料理も一層美味しゅうなって、いきなりグラスも箸も止まらんなったがよ。
ちくと会場全体の雰囲気も和んできた頃、早くもこの日のメインイベントながやき。
ワシから、日本酒の搾り方にゃあいろいろあって、究極の搾り方が「袋吊り搾り」やっちゅうて、いかに貴重な搾り方かの説明らあをさいてもうたがよ。
ほんで、実はそれを今ここでやりよりますっちゅうて、「袋吊り今搾りの登場です!」っちゅうて、隠しちょった衝立と布を取り払うたがやき。
貴重な「袋吊り今搾り」の登場に、会場にドヨメキが走り、皆さん一気に写真を撮りまくりになったがよ。
その後は、当然のごとく皆さん、グラスを片手に行列となり、ワシがその「今搾り」を注がいてもうたがやき。
★特別出品:「司牡丹・純米吟醸生原酒・袋吊り今搾り」(純米吟醸しぼりたて薄にごり生原酒)※酒税法違反にならない方法で搾っています。
●お椀:蕪の摺り流し
一口飲まれた皆さんは、そのフレッシュピチピチのフルーティな香りと生命力あふれる味わいに、大感激の満面笑顔になられちょったがよ。
さらにお椀の蕪の摺り流しのナチュラルな旨味とカニ真丈のやわらかな旨味が、このお酒と見事に融合し、旨いこと旨いこと!
宴席は一気に和気藹々の大盛り上がりとなったがやき。
さらに皆さん2杯目はご自身で注ぎに来られ、またまた写真を撮りまくりの大行列となったがよ!
★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)
●お造り:天然活け〆真九絵うす造り
お次は、日本一の清流仁淀川を彷彿とさせるような爽やかさを持つ「仁淀ブルー」と、天然活け〆の「真九絵(マクエ)の薄造り」の組み合わせながやき。
まず天然真九絵の薄造りは、濃厚な脂と旨みのバランスが絶妙で、それだけやちフグよりか絶品やったがやけんど、このお酒がさらに出汁のようにその美味しさを下から押し上げ、ワンランクアップさいてくれるがよ。
ほいたら交互にやりゃあ、当然のごとくやっぱし箸も杯も止まらんなるがやき!
会場はさらにさらに盛り上がり、ワシもアチコチ移動しもって、いろんなお客様といろんなお話をさいてもうて、大盛り上がりとなっていったがよ。
★「船中八策・きもと」(超辛口・きもと仕込み純米酒)〈常温〉
●焼物:和牛吟醸焼き
続いては、「船中・きもと」と「和牛吟醸焼き」の組み合わせながやき。
司牡丹の吟醸酒の酒粕と麹を使うた「和牛吟醸焼き」は、吟醸の風味が漂うて、濃厚な旨味がまっこと絶品で、頬っぺたが落ちるかと思うたばあやったがよ。
そこに「船中きもと」を合わせりゃあ、このお酒の酸味がこのお料理の美味しさをさらに膨らまいて、後口は潔いばあスッキリとキレていくもんやき、また和牛が食べとうなるがやき。
和牛を食べりゃあまたこのお酒が飲みとうなる、飲んだらまた和牛が食べとうなる・・・和牛、船中きもと、和牛、船中きもと・・・いかん!またまた止まらんなるがぜよ!
★「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)
●強肴:炭火焼き鰹の塩タタキ 直七果汁
お次は、冬限定の「船中しぼりたて」と「鰹の塩タタキ」っちゅう、待ってましたの最強タッグの登場ながよ!
土佐の天火塩の甘辛味、直七果汁の爽やかな酸味、炭火焼き鰹のタタキの芳ばしゅうて深みのある旨味らあが、このお酒のフレッシュな香りとガツンとリッチな旨味で一層引き立ち、お互いの品格がさらにアップしたかのような美味しさとなったがやき。
これまたタマランばあ旨いっっ!!
またまた箸も杯も止まらんなったがよ!
★「かまわぬ」(きもと仕込み純米酒)〈ぬる燗〉
●煮物:鰤大根
続いては、「かまわぬ」のぬる燗と冬の大定番「鰤大根」っちゅう、王道中の王道の組み合わせながやき。
鰤と大根のタッグやち、鰤の旨みが大根に沁み込み最強の美味しさやに、そこにきもと仕込み「かまわぬ」のぬる燗を合わせりゃあ、お酒の酸味と旨みが加わり、お互いの相乗効果で美味しさが口中で膨らみまくるがよ!
★「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)
●揚物:空豆海老真丈揚げ
お次は、最高ランクの大吟醸「雫酒」と「空豆海老真丈揚げ」の組み合わせながやき。
このお酒の華やかでフルーティな芳香と、繊細かつ豊かな味わいのバランスの良さは絶妙で、皆さん至高の笑顔になっちょったがよ。
このお酒が、空豆の風味や海老の旨味らあと、絶妙なバランスでマリアージュするがやき。
皆さん、ただただ感動で、うなずきまくりやったがよ。
さらに続いては、メインイベントの第二弾、「袋吊り今搾り」の袋の中身を空けて、トロットロの「もろみ酒」を楽しんでいただくがやき。
またまた皆さん、写真を撮りまくり、グラスを片手に行列ながよ。
★特別出品:「司牡丹・純米吟醸酒・もろみ酒」(純米吟醸にごり生原酒)
●食事:鯨ハリハリうどん
「もろみ酒」のトロットロの旨みと、「鯨ハリハリうどん」のトロリとした極上の脂の旨みが、見事にマッチして、これまた絶品の組み合わせやったがやき。
ここに至りゃあ、もはや皆さん立派な酔っぱらい状態で、会場全体もワイワイの大盛り上がりとなったがよ。
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:自家製きんつば
〆は、デザート酒の「山柚子搾り」と甘味ながやき。
司牡丹の酒粕と「山柚子搾り」を練り込んだきんつばの甘味と酸味が、このリキュールの爽やか甘味と酸味と、見事なベストマッチやったがよ。
お客様から大絶賛をいただき、ワシゃあアチコチ引っ張りだことなったがやき。
「司牡丹、こんなに美味しいとは!」「司牡丹の大ファンになりました!」「社長の大ファンになりました!」「絶対に蔵見学に行きます!」・・・らあの嬉しいお言葉をたくさんたくさんいただき、記念撮影らあも撮りまくりとなったがよ。
こうして20時半過ぎにゃあ、大団円のお開きとなったがやき。
皆さん、満面全身ニコニコ笑顔満開の、ちくと千鳥足で、大満足にて帰路に尽かれたがよ。
ご参加いただきました皆さん、そして「祢保希」さんの皆さん、まっこと素晴らしい会を、ありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社