「ときにゃあ何もかんも忘れて夢を見るこたぁ、子供よりか大人に必要ながやき。」(塩野七生)
古代ローマの興亡を描いた大作「ローマ人の物語」の著者として知られちゅう、歴史作家で小説家の塩野七生(1937〜)さんの言の葉ながよ。
何もかんも頭ん中から放り出して、それこそ夢中になって自分の大好きな夢を見るらあて、無邪気な子供にしかできんことやらあて思うちょったらイカンがやき。
実はそりゃあ、むしろ大人にこそ必要ながやと、かの塩野七生さんは喝破するがよ。
夢っちゅうんは、それを実現させることで幸せになれるがやのうて、実は実現しょうが実現せんとろうが、夢を持っちゅうだっけで幸せになれるっちゅうことが、最新の脳科学らあで判明しちゅうがやき。
ほんじゃき、いくつになったち、何もかんも忘れてしまうばあ夢中になれる夢を、おまさんが心の底からワクワクするような、おまさんだっけの夢を、思いっきり描いてみろうぜや!