「背伸びして視野をひろげゆううち、背が伸びてしまうこともあり得るがよ。それが人生の面白さぜよ。」(城山三郎)
経済小説の開拓者として知られ、伝記小説や歴史小説も多く著しちゅう小説家で、大学教授でもあり経済学者でもある、城山三郎(1927〜2007)さんの言の葉ながやき。
どんな分野やち、目標は低すぎたら成長につながらんがよ。
けんど、最初から目標が高すぎたち、途中で挫折してしまうがやき。
かの経済小説の開拓者である城山三郎さんは、背伸びするばあの目標がボッチリやっちゅうがよ。
背伸びしたばあの目標じゃあ、大したことらあできんろうらあて考えよっちゃあいかんがやき。
チョビッと背伸びして視野をひろげゆううちに背が伸び、さらにチョビッと背伸びして視野をひろげゆううちにまた背が伸びて・・・を繰り返し繰り返ししゆううちに、いつの間にか信じられんばあの高みに到達しちゅうらあてことも、あるっちゅうことながよ。
これがまた、人生の面白さやっちゅうことながぜよ。