「視点を変えりゃあ不可能が可能になるぜよ。」(ハンニバル・バルカ)
2000年以上を経た現在やち、その戦術が研究対象として各国の軍隊組織から参考にされゆう、小国である古代カルタゴ(現在のチェニジア)のハンニバル・バルカ将軍(紀元前247〜紀元前183頃)の言の葉ながやき。
ハンニバル・バルカ将軍といやあ、第二次ポエニ戦争で、不可能といわれたアルプス山脈越えを実現し、かの大国ローマ帝国に勝利する等、連戦連勝を重ね、ローマ史上最強の敵として後世まで語り伝えられちょったばあの、偉大な戦術家ながよ。
この言の葉は、まさにそんなハンニバル将軍ならではのもんながやき。
結局、なんぼ考えたち不可能としか思えんっちゅうんは、そりゃあ視点を変えてないきやっちゅうことながよ。
これまでの延長線上にゃあ不可能しかないがやったら、これまでの考え方らあ一切合切捨て去って、まっさらになって、まったく新たな視点ですべてを見つめ直してみることながやき。
そこにこそ一筋の光明が、小国が大国に勝利する二河白道(にがびゃくどう)があるがぜよ。