昨日の令和2年4月1日は、ワシの師匠ともいえる小阪裕司先生が主宰されよって、こぢゃんと学ばいてもらいゆう「ワクワク系マーケティング実践会」(http://www.kosakayuji.com/ )が、創立20周年を迎えられたがやき。
小阪先生、そして青野さんをはじめとする事務局の皆さん、まっことおめでとうございます!
ワシが学ばいてもらいだいてからも、ほぼ20年に近いと思うがやけんど、まっこと永年に渡りお世話になり、心から感謝申し上げます!今後とも宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
ほんで今回は、事務局から「情報誌20周年特別号」が送られてきたき、その内容について、ちくとご紹介さいていただきます。
かつては、「ワクワク系」っちゅうたち、「小阪裕司」っちゅうたち、誰っちゃあ知らんかったし、アヤシイ団体やないかと誤解されたりもしよったけんど、今や小阪先生は、日本感性工学会の主要会員となられ、博士号も取得され、いろんな大学にて教鞭もとられ、さらに「ワクワク系」は、経済産業省の認定までいただき、金融庁や内閣府の方々が応援してくださるばあになっちゅうがやき、まっこと隔世の感があるがよ!
さらに、20年間で会員数は1500社を超えちゅうっちゅうがやき、「法人1500社」っちゅう規模で、具体的な実践を蓄積し、今日に至るも成果を出し続け、さらにそれを科学的に研究し続けゆう団体らあて、間違いのう他にゃあないがやき。
ほんで、この度の「情報誌20周年特別号」にて小阪先生は、会員として学び実践し続けゆうワシらあに対して、「みなさんが時代の最先端である3つの理由」を語られちゅうがよ。
まず1つめは、最近「社会はコミュニティの時代に向かいゆう」っちゅうて指摘する有識者やインフルエンサーらあが増えてきたけんど、「ワクワク系」の基本中の基本が「コミュニティの育成」やし、そのコミュニティ実績に至っちゃあ圧倒的ながやき。
つまり、コミュニティの時代が来るとすりゃあ、時代の最先端やっちゅうことながよ。
次に2つめは、これからは「価値の時代」やとも言われゆうけんど、これまた「ワクワク系」の基本中の基本が「価値創造」やし、さらに「付加価値の向上によって高い生産性を実現すべし」っちゅう国の方針においても最先端やっちゅうがやき。
日本の企業は国際的に見て生産性が低いっちゅうんが国としての大課題となっちゅうけんど、生産性を向上させるにゃあ決まった式があるっちゅうがよ。
すなわち、分母が「効率の向上」、分子が「革新ビジネスの創出」と「付加価値の向上」ながやき。
大企業らあやと、分母の「効率の向上」に注力することが「生産性の向上」にゃあ重要となるろうけんど、ワシらあ中小企業にとっちゃあ、そっちよりか分子の2つの方に注力すべきやっちゅうことながよ。
特に「付加価値の向上」についちゃあ、「ワクワク系」の得意とするところで、それによって「生産性の向上」を実現しちゅう例は、枚挙にいとまがないばあながやき。
会員で有名な山奥のスーパー・エスマートさんは、かつて年中無休やったけんど、現在は定休日を増やしてかつての5分の3ばあしか総営業時間がないに、売り上げ・利益とも過去最高を更新中やっちゅうがやき、その生産性の高さは圧倒的ながよ!
その秘密を、一言で無理矢理説明するとしたら、あらゆる価値創造活動で店内が埋め尽くされちゅうきながやき。
これこそが、いま国が推し進める生産性の向上対策の最重要事項「付加価値の向上」に結びつくもんながよ。
まさに、価値創造の時代の最先端やっちゅうことながやき。
ラストの3つめは、金融機関から見た優良な融資先としての最先端っちゅうことながよ。
経産省や金融庁、内閣府の方々が「ワクワク系」を応援してくださるがは、業績がえいからとか、明るく元気に商売しゆうからやとかっちゅうだけやのうて、「中小・零細企業は、付加価値の向上をビジネスの核にすべし」っちゅうんを、すでに実現しちゅうきに応援してくださりゆうっちゅうがやき。
地域の金融機関が「ワクワク系」の活動と連携してくださるがも、おんなじ理由やっちゅうがよ。
ご存じのとおり、日本の金融政策は数年前に大きゅう変わり、かつての「担保を取って融資する」やのうて、「事業性評価によって融資する」方針に大転換しちゅうがやき。
「事業性評価」たぁ、「将来伸びるかどうか」っちゅうことで、それをどこで見分けるかっちゅうたら、「ワクワク系」のようなことを学び、実践し、「価値創造活動」(ほぼ=付加価値の向上)を行いゆうかどうか、それを行い続けられる人材・組織が育っちゅうかどうかながよ。
つまり「ワクワク系」は、金融機関から見た優良な融資先としての最先端やっちゅうことになるっちゅうがやき。
そんな3つの最先端を走りゆう団体、それが「ワクワク系マーケティング実践会」やっちゅうことながよ。
ワシも、その末席を汚さいていただいちゅうがやけんど、いま新型コロナ危機の真っ只中で、一番ヒシヒシと実感しちゅうことは、以前会員のクリーニング店、シルクの石井さんが語られた「ワクワク系は希望の商い」っちゅう言葉ながやき。
かつて石井さんが、大きゅう資金を借り入れし、新店をオープンしたがは、東日本大震災の4日後やって、関東にある石井さんの店の売上はガタ落ちで、大赤字が続き、その影響は3年も続いて、人生で最もつらかったときやったっちゅうがやき。
売上は減り、資金繰りに苦しむ中で、けんど石井さんは不思議と不安はなかったっちゅうがよ。
それは、それまでの実践を通じて得た結果と手ごたえ、実際の顧客のリアルな姿と数が、石井さんに「この人らあはこの店を潰さんやろう」と感じさいてくれたきやっちゅうがやき。
そんな希望が、石井さんを支えたっちゅうがよ。
ほんじゃき石井さんは、「ワクワク系」を「希望の商い」と呼ぶっちゅうがやき。
長年商売や仕事をしよったら、自分にゃあどうにもならんことが起こることもあるがよ。
けんど石井さんは言うがやき。
『どればあ現状が厳しゅうたち、「希望」があり「仲間」がおることは最強ぜよ!』
ワシも今まさに、そんな思いながよ。
どればあ苦しゅうたち、「希望」があるし「仲間」がおるし、まだまだやれることはある!!
ピンチを言い分けにして、何もせんっちゅうことだっけはない!!
やれることのすべてを、全身全霊でやるだっけぜよ!
あらためまして、小阪先生と「ワクワク系マーケティング実践会」と、その仲間の皆さんに、心から感謝を申し上げますと共に、20周年のお祝いの言葉を延べさいていただきます。
まっこと、おめでとうございます!!
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