「自分を変えたいっちゅう希望は、誰やち持つもんやけんど、“変わる”がやのうて、個性を磨いて“成長”していくがぜよ。」(リチャード・H・モリタ)
米国オリソン・マーデン財団理事&米国パーソナル・エクセレンス・マガジンの日本語版発行者兼編集責任者らあを務める、実業家で自己啓発作家で、イーハトーヴフロンティア代表の、リチャード・H・モリタ(1963〜)さんの言の葉ながやき。
人間誰やち、自分の欠点やらクセやらが気になって、自分を嫌いになったりして、「変わりたい!!」っちゅうて切望したことがあるはずながよ。
けんど、実はそうやって自分を嫌いゆううちは、いわゆる「変わる」こたぁできんがやき。
人間が、本当の意味で全く別人のように変わるらあてこたぁ、実はあり得んがよ。
一般に言われる、「あの人は、変わったね。」っちゅうんは、確かに他人や周りから見たら、まるで別人のように変わったように見えるかもしれんけんど、実際は元々秘めちょったもんや個性を磨いて、その人が成長したっちゅうことながやき。
ほんじゃき、自分を嫌うたり否定したりしゆううちは、「変わる」こたぁできんがよ。
そうやのうて、自分の欠点やクセや嫌いな点らあも含め、自分自身をまるごと認めて全てを受け入れ、そっから個性を磨いて成長していくことができりゃあ、いつしか「あの人は、別人のように変わったね。」っちゅうて言われるようになれるっちゅうことながぜよ。