「成果をあげるもんは、新しい活動を始める前に必ず古い活動を捨てるがぜよ。」(ピーター・ドラッカー)
「経営の神様」と称され、その著書「マネジメント」は世界中の経営者に読み継がれゆう、ユダヤ系オーストリア人のアメリカの経営学者、ピーター・ドラッカー(1909〜2005)さんの言の葉ながやき。
これまでと何ちゃあ変わらん、おんなじことをやりもって、違う結果を求めるっちゅうんは、そんなことあり得んことらあて、誰やちちょっと考えたらスッと分かるはずながよ。
けんど、世の中の企業の大半の経営陣は、おんなじことをやりもって違う結果を求めるような判断を下してしまいがちながやき。
すなわち、売上の右肩下がりが続きゆうに、結局これまでの延長線上の戦略を採り続けるっちゅうことながよ。
耳が痛い経営陣や企業が少のうないがやないろうか。
いま下がり続けゆう売上を上げたいっちゅうがやったら、これまでたぁ違う結果を求めたいっちゅうことやき、ほいたらこれまでと違うことをやらにゃあいかんっちゅうことながやき。
これまでと違うこと、新しい活動を始めるっちゅうことは、かのドラッカーさんいわく、「必ず古い活動を捨てる」っちゅうことながよ。
過去の栄光も、過去の成功体験も含め、これまでの延長線上にある古い活動は捨てるっちゅう覚悟を決めて、新しい活動に全身全霊を懸けてこそ、初めて成果をあげることができるっちゅうことながぜよ。