

この企画展にゃあ、チラシの画像のとおり、司牡丹酒造所蔵の「酒造図屏風」が展示される予定やったり、司牡丹の大吟醸の酒粕を使うた「梅の粕漬」を作るワークショップも実施予定やったり、ワシが紹介さいてもうた佐川の郷土料理「塩納豆」が「レシピカード」に取り上げられたりっちゅう具合に、いろいろお手伝いをさいていただいたり、また内容もこぢゃんと面白そうやったき、まっこと楽しみにしちょったがやけんど、新型コロナの影響により、残念ながら幻の企画展となってしもうたがよ。

今後開催されんっちゅうわけやないけんど、「高知城歴史博物館」は当分の間は自館の所蔵品のみの展示にするっちゅうことで、今後この企画展が開催されるとしても再来年(2022年!)の1月頃になるやろうっちゅうがやき、こりゃあ当分の間は幻の企画展のまんまやっちゅうことながやき。
ご覧のような「おいしい土佐藩」のレシピカード、つまり江戸時代の料理本や古文書に登場するレシピや、地元の方に教わった伝統食とその作り方を紹介したカードも、無料配布される予定やったに、まっこと残念ながよ。
ちなみにそのレシピカードの内容は、「梅の粕漬」「塩納豆」「大菜の桜あえ」「ざくざく汁」「煎海鼠(いりこ)と生麩、根菜の煮物」「玉子ふわふわ」っちゅう感じで、どれも酒の肴になりそうで、是非食べてみたいと思えるユニークなレシピばっかしながやき。

ほいたら、高知城歴史博物館の藤田さんが、先日6月1日(月)にわざわざ延期のご報告に、当社までお越しくださったがよ。
ほんで、ホンマやったら新たに加わる予定やった、幻の珍味「鰹味噌」のレシピカードの原稿と、その試作料理も、持ってきてくださったがやき。
ちなみに「鰹味噌」は、レシピカードによりゃあ、明治時代の本に、土佐藩初期の家老・並河志摩(宗照)が考案した「須崎の郷土料理」として紹介されちょった料理らしいがよ。


けんど、現在作る人はおらんっちゅう、まさに幻の珍味やったき、本の記述を参考に、RKC調理製菓専門学校の三谷先生が再現してくださった試作品を、持ってきてくださったっちゅうわけながやき。
作り方を見てみりゃあ、何と!生の鰹の赤身を、大豆と塩と麹で混ぜ合わせて作ったもんを、ハンバーク状にして冷暗所で熟成さいたっちゅう、発酵食品やったがよ。
生の鰹を使うた発酵食品っちゅうたら、鰹の内臓と塩で作る塩辛、「酒盗」が有名なけんど、この「鰹味噌」はワシも初めて見た珍味やったもんやき、こりゃあ今晩はコレを肴に一杯やらにゃあと考えたら、いきなりヨダレがあふれ出してきたがやき!

藤田さん、三谷先生、まっことありがとうございますぜよ!
ちゅうことで、早速6月1日(月)の晩は、「船中八策」のプレミアムバージョン、「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)を用意して、「鰹味噌」を肴にして堪能さいてもうたがよ。
まずはチビリと「船中黒」で喉を潤して「うまいっ!」と唸りもって、「鰹味噌」をチョビッと・・・パクリ。

うおっっ!生の鰹を使うた発酵食品やき、塩分が強いこたぁ分かっちょったけんど、こりゃ予想以上に塩っぱかったもんやき、思わず即効で「船中黒」で洗い流してしもうちょったがやき。
しもうた!チョビッとのつもりやったに、まだ一口の量が多かったぜよ。
さっきの3分の1ばあのほんのチョビッとの量をいただき、「船中黒」と交互にやりゃあ、何とか美味しゅういただけたがよ。
旨味成分が少のうて、塩分が際立つきに、ちくとまだ発酵が足りんがやないろうかのう。
けんど、この「鰹味噌」、まさに土佐らしい幻の珍味やといえるき、どちらかの土佐の飲食店さんに是非アレンジして再現していただき、メニューに加えていただきたいもんながやき。
もしかしたら酒盗に匹敵する、名物料理に育つかもしれんがぜよ!
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司牡丹酒造株式会社