「『〜をしてくれん』っちゅうて言い始めた時から、既に精神的な老化が進んじゅうがやき。」(曽野綾子)
吉川英治文化賞や菊池寛賞らあを受賞しちゅう女性作家、曽野綾子(1931〜)さんの言の葉ながよ。
人間、年を重ねりゃあ老化していくがは当たり前のことやけんど、精神的な老化についちゃあ、年齢に関係のう起こり得ることながやき。
そんな精神的な老化が進んじゅうかどうかを見分ける方法が、曽野綾子さんの言う、「〜してくれん」っちゅう言葉ながよ。
「アレをしてくれん」「コレをしてくれん」っちゅうて、他人に何かをしてもらうことばっかしを考えて、文句を言い始めたら、そん時から人は、精神的な老化が進みゆうっちゅうことながやき。
「〜してくれん」っちゅう言葉が度々出るっちゅうことは、主体的に自分の人生を生きてないっちゅうことやき、自分の精神をあんまり使うてないっちゅうことになるき、すなわちそりゃあ精神的な老化が進みゆうっちゅうことになるがよ。
ほいたら、何じゃち主体的に自らの頭で考えて、自らの精神を働せて、自らで決断し、自ら行動しよりゃあ、精神的な老化はかなり遅らせることができるっちゅうことながぜよ。