2020年08月30日

幸せの言の葉〈1400〉

「念ずりゃあ
花ひらく
苦しいとき
母がいっつも口にしよった
このことばを
ワシもいつのころからか
となえるようになったがよ
そうしてそのたんびに
ワシの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていったがぜよ」(坂村真民)


「時宗」の開祖・一遍上人の生き方に共感し、癒しの詩人となった仏教詩人で、特にこの「念ずれば花ひらく」は多くの人々の共感を呼び、その詩碑は全国に、さらに外国にまで建てられちゅうっちゅう、坂村真民(1909〜2006)さんの言の葉(っちゅうか詩)ながやき。


「念ずりゃあ花ひらく」っちゅうんを、「そんな簡単なことだっけで願いが叶うがやったら、し〜よいことよ!」らあて考えちゃあいかんがやき。


「念ずる」っちゅう言葉を辞書を調べりゃあ分かるけんど、常に四六時中、心にとめて思い続け、心の中で唱え続ける、祈り続けるっちゅう意味ながよ。


そこまで真剣に、真摯に、何かを一所懸命に念じ続けたことが、おまさんの人生で一回やちあったかよ?


そこまで真剣に、真摯に、一所懸命に「念じる」っちゅうことは、それが本気やったなら、ただ「念じる」だけじゃあ終わらん、必ず行動が伴うっちゅうことながやき。


念じ続けて行動し続けて、そこで初めて、ひとつひとつ花がひらきはじめるっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(4)
この記事へのコメント
arXmghzoewHZAPYn
Posted by bjHduIAp at 2020年09月01日 16:29
PugkEHro
Posted by AjKVfpbBIFTCi at 2020年09月01日 16:30
HrcxKfCiqPZ
Posted by YjDdARerfLVHySF at 2020年09月01日 23:30
FJiSOHWoscz
Posted by hqHZnDNrfWi at 2020年09月01日 23:30