2020年09月05日

幸せの言の葉〈1401〉

「自分を人生の主語として生きるぜよ。」(福島智)


バリアフリー教育、障害学、障害者福祉、アクセシビリティを専門とする東京大学教授で、世界で初めて盲ろうの常勤大学教員となった、福島智(1962〜)さんの言の葉ながやき。


この言の葉に感じるもんがあるっちゅうことは、逆に自分を人生の主語として生きてない人が、世の中にゃあ多いっちゅうことながよ。


自分の人生やに、主体性がのうて周りに流され、ただ生きちゅうだっけの人生を送りやあせんかよ?


自分の人生やに、他人や周りの評価ばっかし気にして、借り物の主語で生きちゃあせんかよ?


自分の人生やに、何やち「自分事」やのうて、「他人事」のように生きちゃあせんかよ?


自分の人生やに、周りや環境のせいばっかしにして、一切自分にゃあ責任がないかのように生きちゃあせんかよ?


ここでちくと、福島さんの人生を考えてみろうや。


9歳で失明し、18歳で聴力を失いもって、東京大学教授となった方が、この言の葉を語ったがやと知りゃあ、ちくと恥ずかしゅうはならんかよ?


そりゃあつまり、自分を人生の主語として生きるっちゅうんが、ワシらあはまだまだできてないっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(4)
この記事へのコメント
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Posted by luRsOTZSgJznYjK at 2020年09月07日 00:48
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Posted by jVQcDeWt at 2020年09月07日 00:48
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Posted by SsKMvpWRqZaX at 2020年09月07日 08:18
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Posted by vSNGZhYlrydbAME at 2020年09月07日 08:18