コロナ禍やっちゅうことで、これまで6月9日、7月7日、7月20日、8月4日と、委員長・副委員長・書記メンバーらあでの正副書記会を開催してきちょって、全員を集めての委員会としちゃあ2月13日以来の2回目の開催となるがよ。
ところで、実はワシゃあ、20年ばあ前に創立した「土佐経済同友会」のチャーターメンバーながやけんど、ここ18年ばあスリープしちょったがを、新たに「人づくり委員会」委員長に就任した中田委員長さんに叩き起こされ、副委員長(4名のうちの1人)に就任させられちゅうがやき。
ほんで、今年度からの「人づくり委員会」は、中田委員長さんが全く新しい基本方針を掲げての船出ながよ。
ところがこの日は、中田委員長さんが30分ばあ遅れるっちゅうことで、その間はワシに進行を託されてしもうたがやき。
まずは、弥勒特別幹事さんから、開会のご挨拶をいただいたがよ。
続いて、ワシの進行にて委員会がスタート。
まずは、もう皆さん忘れちゅうかもしれんっちゅうことで、委員会の基本方針を読み上げさいてもうたがやき。
「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点等を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」
続いては、これまでの4回の正副書記会での流れについて、簡単に説明さいてもうたがよ。
その後は、高知県商工労働部工業振興課の課長補佐兼海洋深層水推進室長兼地場産業担当チーフの田村さんから、「高知県文化芸術振興ビジョンの基本的な考え方(策定の趣旨)や、高知県伝統的工芸品(土佐和紙、土佐打刃物)と高知県伝統的特産品(土佐古代塗、宝石珊瑚、尾戸焼・能茶山焼、土佐備長炭、安芸國鬼瓦、内原野焼、まんじゅう笠、フラフ・のぼり、土佐凧、虎斑竹細工、土佐硯)についての紹介があり、その間に中田委員長が出席され、ワシゃあほっとしたがやき。
伝統的工芸品も伝統的特産品も、おおむね�‘�常的に使うもんで、��伝統的技法で作られちょって、��主原料も伝統的で、�ぜ蟾�業的やっちゅうことらあが指定の条件らしゅうて、伝統的工芸品は国の指定で100年以上の歴史を誇り、伝統的特産品は県の指定で50年以上の歴史を誇るもんやっちゅうがよ。
また、高知県文化芸術振興ビジョンの基本理念は、「文化芸術の力で心豊かに暮らせる高知県」で、基本方針は、�（顕酬歃僂鯆未犬晋�民の心の豊かさの向上、��高知の固有の文化の継承及び活用、�８�民一人ひとりの文化芸術への参加意識の向上、�な顕酬歃僂魍萢僂靴臣楼茲凌橋修笋辰舛紊�説明があったがやき。
さらに、「伝統的産業に対する後継者育成・販路開拓支援の強化について〜伝統的工芸品産業等後継者育成対策事業〜」について、詳しい説明があったがよ。
その後は、委員会メンバーから、いろいろ質問らあがあったがやき。
過去に伝統的特産品やったけんど今は消えてもうた2品目は何かっちゅう質問があり、そりゃあ佐川の竹細工と、土佐つむぎやっちゅうことやって、いずれも後継者がおらんかったき無いなったっちゅうがよ。
それぞれの伝統的特産品らあの出荷額らあは分かるろうかっちゅう質問もあり、一つひとつについちゃあなかなか難しいけんど、たとえば土佐和紙は18業者で約1.2億ばあやっちゅうがやき。
また、土佐備長炭は、かつては絶滅が危惧されちょったけんど、今や完全復活を遂げて、紀州を抜いて日本一になったっちゅうんは、何が理由でそうなれたがやろうっちゅう質問もあったがよ。
こちらについちゃあ、実は備長炭だっけは特殊で、「特用林産物」になるき、林業課が担当やき、はっきりしたこたぁ分からんっちゅうがやき。
おそらく、炭自体があらゆる産地で生産が少のうなっちょって、高知県は新たな担い手が現れたとかがあったきやないろうかっちゅうがよ。
さらに、高知県ならではの伝統的工芸品や特産品らあをできりゃあ買いたい、使いたい、贈りたいっちゅう需要はあるはずで、そんな県民と工芸品らあが出会う場がつくれんかとか、県産品だっけを集めたギフトブックはできんろうかとか、いろんな意見が出されたがやき。
土佐古代塗のお盆らあ素晴らしいけんど、2万円ばあするもんやきなかなか厳しいけんど、箸やったら5000円ばあからあるき、それやったら贈答に使いたいとか、まんじゅう笠は龍馬さんが脱藩のときに着用したと言われちゅうき、龍馬ファンに売ったらえいがやないかとかっちゅう意見も出たがよ。
つまり、伝統的工芸品や特産品らあと、消費者をうまいことつなげられる、美術館のキュレーター(学芸員)のような存在、キュレーションができる存在が必要やないろうかっちゅう意見があったがやき。
ほんで、伝統的工芸品や特産品以外にも、まだまだいろあるろうき、次回委員会は10月中旬ばあに、委員会メンバーのみで開催しょうっちゅうことになったがよ。
こうして20時ばあにゃあ、土佐経済同友会「人づくり委員会」第2回委員会は、お開きとなったがやき。
その後は、10人ちょいばあのメンバーで、徒歩にて移動し、ご近所の「居酒屋たけふく」さんにて懇親会やったがよ。
ほんでまずは皆さん生ビールらあで乾杯し、懇親会のスタートながやき。
美味しいお料理が次々に登場し、みんなあお腹もペコペコやったもんやき、飲んで食べて飲んで食べて語り合うて、いきなり盛り上がったがよ。
吉本副委員長がいっつも騒ぎゆう「ウインピー」(ウインナーとピーマンの串焼き)が、今回は最初に登場したがやき。
これが騒ぐだけのこたぁあって、シンプルやになかなか美味しゅうて、ワシもファンになってしもうちょったがよ。
途中からは、「土佐司牡丹・生貯蔵酒」を注文さいてもうて、皆さんとガンガン酌み交わさいてもうて、さらに盛り上がりまくったがやき。
皆さんガンガンに酌み交わしもって飲みまくりだいて、次々に空瓶が転がっていったがやき。
こうしてワイワイに盛り上がりまくり、夜は更けていったがよ。
「土佐経済同友会・人づくり委員会」の皆さん、今後とも何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。
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