「これまでたくさんの人を見てきたけんど、概ね三つのタイプに分かれると思うがやき。一つは苦しゅうなりゃあ“もうダメや、無理や”と思う『絶望諦め型』。二つ目は“いややけんど、しゃあないきにやるか”っちゅう『消極的納得型』。ほんで三つ目は“この苦しみがワシを磨いてくれる。これを乗り越えりゃあ一つ賢うなれる”と考える『積極的プラス思考型』。結局、歴史に名を残すような偉人や成功者は、三番目の人間からしか生まれんがぜよ。」(国分秀男)
高校女子バレーボールにおいて日本トップクラスの強豪校、「古川商業高等学校(現・古川学園高等学校)」で長年にわたり女子バレーボール部監督を務めた、東北福祉大学特任教授、国分秀男(1944〜)さんの言の葉ながよ。
一回戦敗退が常やった弱小チームを、12度の全国制覇に導いた名監督の言の葉やと知りゃあ、一層重みが増してくるがやき。
歴史に名を残すような偉人になりたいとまでは思わんとしたち、やっぱし人生において成功者の方に入りたいと思うがが人情やと思うがよ。
ほいたら、この名監督の言の葉にある、「絶望諦め型」の考え方も、「消極的納得型」の考え方もやめて、「積極的プラス思考型」を採用するべきやっちゅうことながやき。
その一点が変わるだっけで、一回戦敗退の常連チームが12回もの全国制覇を成し遂げるばあのチームに生まれ変わることができるがやったら、ほいたら1人の人間は、一体どれっぱあ変わることができるやろうか!