2020年09月23日

日本名門酒会の「ひやおろし特別対談」リモート収録ぜよ!

9月16日(水)は、13時からZoomを使うて、日本名門酒会(https://www.meimonshu.jp/)の「ひやおろし特別対談」のリモート収録があったがやき。


日本名門酒会本部長・株式会社岡永の飯田社長が進行役を務められ、ゲスト蔵元に宮城県「浦霞」の佐浦社長、山口県「五橋」の酒井社長、そして高知県「司牡丹」のワシっちゅう、4名での「ひやおろし特別対談」を収録したがよ。


尚、この対談動画は生配信はのうて、編集後にゃあまずは「B to B」(日本名門酒会加盟酒販店のみ視聴可)で「日本名門酒会リモート全国大会」(9月24日〜9月30日)特別サイト内にて公開され、その後は「B to C」(一般の皆さんも視聴可)で「日本名門酒会公式YouTube」(日程未定)でも公開される予定ながやき。


一般公開の詳細が決まりましたら、また情報発信さいていただきますきに、一般の皆さんはもうちくとお待ちくださいや!


さてリモート対談は、飯田社長の進行によりスタートし、まずは3蔵元のあらためましての自己紹介・蔵紹介で、「浦霞」の佐浦社長、「五橋」の酒井社長、「司牡丹」のワシっちゅう順番で、5分ばあずつ語らいてもうたがよ。
写真1 ひやおろし特別対談スタート









地域や風土や歴史を交えて、「浦霞」は塩竈神社について、「五橋」は錦帯橋について、「司牡丹」は日本一の清流・仁淀川について・・・等々が語られ、後日編集の際にゃあそれらあの画像も入る予定ながやき。
写真2 対談風景写真3 対談風景2










続いては「ひやおろし」についてで、まずは飯田社長から、「ひやおろしとは?」っちゅう解説があったがよ。
写真4 飯田社長ひやおろし説明


ほんで、「浦霞」「五橋」「司牡丹」の順番で、今年の「ひやおろし」について、製造面を中心に5分ばあずつ語らいてもうたがやき。





佐浦社長は「浦霞・特別純米ひやおろし」について、酒井社長は「五橋・純米ひやおろし」について、ワシは「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米原酒)について、いろいろ語らいてもうたがよ。
写真5 ひやおろし3アイテム写真6 ひやおろし3アイテム2
















写真7 ひやおろし3アイテムのテイスティング

ワシからは、今年の米は硬うて溶けにくかったき、麹の力価(りきか)を微妙に高めるために、ほんのわずかに麹の高温時間を長うするらあの温度操作をするがに、杜氏が苦労したっちゅう話らあをさいてもうたがやき。


「船中八策」は特に「超辛口」タイプやき、米が硬うて溶けにくい年は、薄っ辛い酒になりがちやき、これを防ぐことが大事になるがよ。


お陰で、超辛口でありながら絶妙な旨みが生まれ、ベストな熟成の「船中ひやおろし」になったがやき。


また、意外におんなじもんのように認識しちゅうツウの方も少のうないがやけんど、日本酒における「甘み」と「旨み」はまったく違うもんで、「甘み」は一口飲んでズドンと「うまいっ!」と分かる味わいやけんど、「旨み」っちゅうんは身体にジンワリ伝わる、しみじみと「ああ、おいしい〜〜・・・」と感じる味わいやっちゅう話らあもさいてもうたがよ。


ここでちくと休憩タイムがあり、テイスティングの準備をさいてもうたがやき。


今年の「ひやおろし」から初登場の、「サンデシ」(300ml=3デシリットル)商品の3種類を用意。
写真8 ひやおろしテイスティング

ほんで、収録が再スタートし、まずは「浦霞・特別純米ひやおろし」について、続いては「五橋・純米ひやおろし」について、最後に「船中八策ひやおろし」について、みんなあがテイスティングして、それぞれのコメントを語り合うて盛り上がったがよ。


ちなみにワシのコメントの一部を以下に紹介すりゃあ、まず「浦霞・特別純米ひやおろし」は、とにかくいっつも「浦霞」を飲んだときに感じるやわらかな優しい味わいは、司牡丹にゃあ出せん味わいやっちゅう話をさいてもうたがやき。

写真9 ひやおろしテイスティングコメント中
そりゃあまさに、佐浦社長の物腰のやわらかさと通底しちゅうがよ。


続いて「五橋・純米ひやおろし」は、あえて常温でタンク貯蔵することにより、狙い通りの見事な熟成感を出しちょって、しかも常温タンク貯蔵にありがちな変なヒネらあ全く感じさせんバランスの良さは、さすがながやき。


これぞ「ザ・ひやおろし」っちゅう純米酒ながよ!


「船中八策ひやおろし」についちゃあ、佐浦社長からはキリッと締まった味わいのバランスの良さとキレの良さを、酒井社長からは超辛口たぁ思えんような旨みについてを、お誉めいただいたがやき。


お次は、それぞれの「ひやおろし」について、合わせて楽しみたい食材や料理らあについて、語り合うたがよ。


さてここは、日本酒最大の特徴は地域性と季節性にあり、その土地の旬の食材と合わせて飲んでこそ完成品になるっちゅう持論を持っちゅうワシとしちゃあ、土佐の秋の旬の料理を用意せにゃあ気がすまんかったき、「戻り鰹のタタキ」と珍味「司牡丹の食べる酒粕」を用意さいてもうたがやき。
写真10 ひやおろしと鰹のタタキと食べる酒粕写真11 ひやおろしと鰹のタタキと食べる酒粕2












ワシだっけ、ツマミを用意してしもうて、まっこと申し訳ございませんぜよ。


けんど、実際に飲んで食べてを視聴者に見せることが、間違いのう一番伝わるはずやと思うてのことながよ。


ほんじゃき実は、テイスティングの時から、ワシゃあ一滴も吐き出さんと、全部飲み干しよったがやき。


ワシだっけが、だんだん顔が赤うになって、酔っぱろうてきゆうがはそういうわけやき、その点はお許しくださいや!


皆さんから、それぞれの「ひやおろし」と料理との相性らあについてのお話があったがよ。


ワシゃあ、実際に飲み食いしもって、まずは「戻り鰹のタタキ」に塩だけ振った「塩タタキ」にゃあ「浦霞・ひやおろし」が、「ポン酢」をかけた「タタキ」にゃあ「五橋・ひやおろし」が、さらにそこに土佐の香酸柑橘「ブシュカン」を搾りかけりゃあ、「船中八策ひやおろし」がバッチリやないろうかっちゅう話をさいてもうたがやき。


また、日本名門酒会の「ひやおろし」の名キャッチコピーに、「さんま きのこと ひやおろし」っちゅうんがあるけんど、今年はサンマが極端な不漁であまりに高額やけんど、サンマがなけりゃあ、イワシがあるぜよっちゅう話も、酔っぱろうた勢いでさいてもうたがよ。


とにかく「ひやおろし」に最強と言うてえいばあ一番バッチリ合うがは、何ちゅうたち秋が旬の焼き魚の内臓の美味しさながやき。


内臓が美味しいっちゅうか、内臓を食べても大丈夫な魚は、胃や腸がのうて消化器が短い魚(サンマらあはエサを食べたら30分で消化して排泄する)で、植物性プランクトンらあの動物性やないエサを食べる魚で、かつ鮮度がえい魚ながよ。


ほいたら、イワシやち鮮度さえ良けりゃあおんなじやき、今年はイワシは豊漁らしいきに価格も安価やき、今年は焼きサンマの代わりに焼きイワシを内臓ごといただきゃあ、旬の「ひやおろし」の美味しさを一層堪能することができるがぜよっちゅう話をさいてもうたがやき。


ほんで最後に、「飲み比べ」の楽しさについて、皆さんそれぞれからお話があったがよ。


ワシからは、もちろん実際に3種類の「飲み比べ」やってみて、1種類だっけ飲むよりか圧倒的に楽しいっちゅうことと、さらにそこに料理も3種類用意したとすりゃあ、3×3=9通りの組み合わせを楽しむことができるっちゅう話もさいてもうたがやき。


これっぱあ手軽に、人生を豊かにしてくれることらあて、他にゃあないがやないろうかのう!


1時間半ばあの収録が終わった頃にゃあ、ワシゃああまりの美味しさに飲んで食べてが止まらんなり、顔が真っ赤になっちょって、そこそこの酔っぱらいになっちょったがよ。


ワシだっけ、オンライン飲み会になってしもうて、申し訳ございませんでした!
写真12 対談終了

飯田社長、佐浦社長、酒井社長、そして収録スタッフの皆さん、まっことありがとうございました!







このオンラインでの「ひやおろし特別対談」は、1時間ばあに編集されるらしいきに、酔っぱらいのワシのコメントらあは一部カットされるかもしれんけんど、公開を楽しみにお待ちくださいや!





















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 09:44│Comments(2)
この記事へのコメント
fzLwiYIdKcGaFX
Posted by mwndEaKOgBMcJj at 2020年09月25日 20:38
OQWxSaMrzmnqD
Posted by VijIsCqtaAPBpgKT at 2020年09月25日 20:38