9月18日(金)は、「ブラッセリー 一柳」さんにて、18時半から「黒潮グリーンレモンの会」が開催されたがやけんと、その前にまずは17時半から、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」が主催(高知県・土佐寿司を応援する会と3者の主催)する「2020 土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」(10月18日開催)について、打ち合わせをしたがやき。
「土佐学協会」メンバーのワシと、長崎さん、百田さん、松田さんとで、まずは「土佐の酢みかん&土佐寿司パンフレット」のレイアウトや校正らあについて打ち合わせし、途中から「イナカデリコ」の浅野さんも加わり、「2020土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」イベントの集客についてや、内容や進行らあについて、打ち合わせしたがよ。
ほんで、打ち合わせが終了した頃、他のメンバーの方々も次々と集まって来られたがやき。
打ち合わせメンバーの5人に加え、FM高知パーソナリティの谷本さん(「2020土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」のリモート司会)、茶舗「若草園」の上島社長、Scratch株式会社の倉知社長、高知クラフトコーラ「Sawachina」の小野さん、エディターの上総さんっちゅう、まっこと多士済々の5人の方々がいらっしゃったがよ。
「イナカデリコ」の浅野さんが新しい土佐の酢みかんとしてブランド化を手伝われゆう、黒潮町のグリーンレモンをたくさん用意してくださり、それをタップリ使うたフルコースディナーを一柳さんが手掛けるっちゅう、「黒潮グリーンレモンの会」が、10名貸し切りにてスタートしたがやき。
ちなみに、黒潮町のグリーンレモンは、夏に旬を迎える唯一の国産レモンで、時期的にゃあもう最後ながやけんど、皮が薄うて果汁タップリの、最近注目の土佐の酢みかんながよ。
まずはみんなあで、生ビールにて乾杯の練習をしたがやき。
全員にお土産として、1個ずつグリーンレモンが配られちょったがやけんど、「一柳」さんのマダム、ワシらあの同級生典ちゃんが、可愛いチェブラーシカの袋に詰めてくれちょったがよ。
ほんで、ワイワイと盛り上がりゆううちに、早速一品目の登場ながやき。
⚫「モンサンミッシェル産ムール貝の白ワイン蒸し グリーンレモン添え」
モンサンミッシェル産のムール貝を白ワイン蒸しにして、そこに黒潮グリーンレモンをかけるっちゅうシンプルな料理やって、こりゃあ日本酒やっちゅうことで、ワシが持ち込みさいてもうた「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)を皆さんに注がいてもうて、あらためて正式な乾杯をしたがよ。
ムール貝のコク深い旨味に、グリーンレモンの心地えいばあ爽やかな酸味が加わり、旨いの何の!
そこに、「司牡丹・土佐麗」のデリシャスリンゴを想わせるフルーティな香りとやわらかな旨味が加わり、様々な味わいを融合さいて口中いっぱいに膨らんで、後口は「流麗」っちゅう言葉がピッタリくるばあ、華麗に流れて消えていくがやき!
こりゃタマラン!まっこと旨いっ!
いきなり食べて飲んで食べて飲んでが止まらんなって、幸せな笑顔での会話が盛り上がりまくったがよ。
そんな笑顔にゃあ、アイドルがレモンを持った「ザ・テレビジョン」の表紙がピッタリじゃっちゅうことで、みんなあで黒潮グリーンレモンを持った笑顔満開の写真を、上総さんが撮影してくださったがやき。
やっぱしレモンを持った写真は、皆さんまるで往年のアイドルのようになるっちゅうもんながよ!
⚫「須崎獲れ剣先イカのカルパッチョ レモンのソルベとクリームチーズのソース」
続いては、鮮度抜群の剣先イカのカルパッチョの登場ながやき。
これまた日本酒、それも今度はこの酒がバッチリやろうっちゅうことで、もう一本持ち込みさいてもうた「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を、皆さんに注がいてもうたがよ。
剣先イカのナチュラルな海の旨味、グリーンレモンのソルベの鮮やかな酸味、クリームチーズの凝縮感のあるコクらあを、この酒の柑橘類を彷彿とさせる含み香とやさしい酸味とやわらかな旨味が、グンと引き立てて、美味しさの格をワンランクもツーランクも引き上げてくれるがやき。
これがタマルカ!まっこと旨いっ!
ワシゃあいきなり飲み干してしもうて、オカワリしてしもうたがよ。
皆さんも、ガンガン飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、さらに盛り上がったがやき!
⚫「ブーダンノワールのタルト仕立て リンゴとレモンのコンフィチュール」
お次は、豚の血と脂らあで作られた代表的シャルキュトリー(食肉加工品)、ブーダンノワールのタルトに、リンゴとレモンのコンフィチュール(サラッとしたジャムみたいなもん)をかけた料理やっちゅうことで、さすがにこりゃあ赤ワインを合わせていただいたがよ。
ブーダンノワールの深い濃厚な旨味に、リンゴとレモンのコンフィチュールの甘酸っぱさが加わった複雑な味わいに、さらに赤ワインのやわらかな酸味と渋味とコクがソースのように加わり、より味わいの複雑さが増して、その余韻が長うにたなびいていくがやき。
これまた、ぐうの音も出んばあ旨いこと旨いこと!
さらに会話も大盛り上がりになっていったがよ。
⚫「レモンクリームのリゾット」
続いては、レモンクリームのリゾットが登場したがやき。
これやったらまた日本酒がいけるがやないかと思うて、「司牡丹・土佐麗」を合わせてみたらバッチリやったき、皆さんにもお薦めさいてもうたがよ。
リゾットのクリーミーな甘味とレモンの爽やかな酸味が、この酒と合わせることで、より味わいの一体感や膨らみがグッと増して、口中いっぱいに広がっていったかと思うたら、後口は潔いばあ爽やかに切れていくもんやき、思わずもう一口食べとうなって食べてしまうがやき。
リゾットを食べたら、またこの酒が飲みとうなる、この酒を飲んだらまたリゾットを食べとうなる・・・「リゾット」「土佐麗」「リゾット」「土佐麗」・・・交互にやりゃあ止まらんなってしまうがよ!
会話もさらに盛り上がり、マンボ(松田さん)が最近見たっちゅう夢の話で盛り上がったがやき。
マンボは土佐女子高校時代にバレーボール部やって、長崎さんはバスケットボール部やったがやけんど、なぜかその夢じゃあ長崎さんはバレーボール部のキャプテンやって、土佐女子でもない年齢もかなり下の百田さんと浅野さんも、ブルマー姿の部員やったっちゅうがよ。
ほんで、夢の中でマンボは、「なかなかえいチームに育ってきたなぁ」っちゅうて感慨深う思いよったっちゅうがやき。
ほんで、ふとバレーボール部の監督に目を向けたら、その監督はワシやったっちゅうがよ。
みんなあ爆笑やったがやき。
⚫「鶏モモ肉のガランティーヌ 長ネギ レモンと一緒に ハチミツレモンソースで」
お次は、鶏モモ肉に詰め物をして低温で茹でて煮こごりみたいなもんで覆うた冷たい料理に、長ネギレモンを添えてハチミツレモンソースをかけたっちゅう料理が登場したがよ。
こちらも日本酒がいけそうやっちゅうことで、「司牡丹・仁淀ブルー」を合わせたがやき。
鶏モモ肉をギュッと凝縮したような旨味、ネギの青い風味、ハチミツの濃厚な甘味、グリーンレモンの爽やかな酸味らあに、この酒の柑橘類を想わせる風味と軽やかな酸味が加わり、さらにこの酒の旨味が出汁のように加わりゃあ、美味しさ倍増っちゅうばあ絶品になるがよ!
お酒の酔いも手伝うて、会話も弾みまくりの盛り上がりまくり!
ここでミッヒー(谷本さん)が、マンボを知らんメンバーにマンボを紹介するために、かつてマンボの名を一躍世の中に轟かいた「愛すべき酔っぱらいに捧ぐ」を紹介しょうとして、思いっきり見事な言い間違いをしたがやき。
マンボ原作の「愛すべき酔っぱらいに捧ぐ」は、TBS東芝日曜劇場で石井ふく子プロデューサーがテレビドラマ化し、マンボ役は藤田朋子さん、お父さん役は宇津井健さんやったがやけんど、その肝心のタイトルを、何とFM高知パーソナリティのあのミッヒーが、大真面目に「帰ってきた酔っぱらい」っちゅうたがよ!
そのドンピシャ年代のワシと長崎さんは、いきなりもうハラワタがネジキレルっちゅうばあ大爆笑!
もはやワシの中じゃあ、「世界三大爆笑言い間違い」に認定さいてもうたがやき!
⚫「タルト・オー・シトロンとレモンのパルフェ」
シメのデザートは、長崎さんからのたっての希望で、黒潮グリーンレモンのレモンタルトとレモンパルフェやったがよ。
一番このデザートに期待大やった浅野さんは、再び「ザ・テレビジョン」風の記念写真を撮りまくり!
その甘味と酸味のあまりに絶妙な美味しさのレモンタルトとレモンパルフェに、女性陣は全員「お・い・し〜〜いっっ!!」っちゅう声をあげて、満面満開全身笑顔になって悶絶やったがやき!!
甘いもんがあんまり得意やないワシやち、こりゃあ確かにデザートてしての完成度は最高峰のレベルやと思うた美味しさで、感激してしもうたばあやったがよ。
こうしてラストにゃあみんなあで記念撮影をして、大大盛り上がりの「黒潮グリーンレモンの会」は、大団円のお開きとなったがやき。
素晴らしいグリーンレモンをご用意いただいた浅野さん、そのグリーンレモンで至高のフルコースディナーを創作いただいた一柳さん、そしてこの日集まっていただき最高に楽しい一時を共有さいていただいた皆さんに、心から感謝申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社