「自分は自分の主人公ながよ。世界でただひとりの自分を創っていく責任者ぜよ。」(東井義雄)
兵庫県の浄土真宗東光寺住職で、小学校教師としても奉職し、多くの著作も著した教育者でもある、東井義雄(1912〜1991)さんの言の葉ながやき。
この言の葉は、大切な2つのことをワシらあに教えてくれるがよ。
まず1つは、誰しもが自分の人生っちゅう舞台においちゃあ、主人公やっちゅうことながやき。
たとえ周りにおる人全員から、脇役扱いやチョイ役扱いされよったとしたち、自分の人生においちゃあ主人公はまぎれものう自分自身やっちゅうことながよ。
「そうか、主人公やったがや!」と意識しただっけで、ちくと考え方や言動が、変わってくるはずながやき。
2つめは、そんな自分を創っていく責任者は世界でただひとり、自分自身しかおらんっちゅうことながよ。
ナンボ他人や周りや環境のせいにしょうとしたち、自分を創っていくっちゅう点においちゃあ、全責任は自分自身にあり、他人や周りや環境らあにゃあ1ミリたりとも責任はないっちゅうことながやき。
自分は自分の人生の主人公なんやっちゅう覚悟、自分を創っていく全責任は自分にしかないっちゅう覚悟、この2つの覚悟が決まってこそ、おまさんのホンマモンの人生が始まるがぜよ!