10月3日(土)は、(公財)高知県観光コンベンション協会さんから依頼の仕事で、アメリカの旅行会社IACEトラベルさんのアメリカ人のオンライン四国ツアーがあり、司牡丹のオンライン酒蔵見学を開催したがやき。
アメリカ在住の方々から参加費25ドルをいただいて、オンラインで四国四県を2時間ばあで巡るっちゅうツアー(琴平バスオンラインツアー)なもんやき、失敗は許されんっちゅうことで、実は9月18日と9月30日の2回もリハーサルを行うて、いよいよの本番に臨んだがよ。
ちなみにオンラインツアー全体の流れとしちゃあ、10時からスタートして行程紹介や会社紹介らあがあり、松山空港から出発し、愛媛県は道後温泉を紹介(20分)し、徳島県は祖谷のかずら橋を紹介(20分)し、高知県は司牡丹の酒蔵見学と鰻料理の「大正軒」さんを紹介(20分)してから、日本一の清流・仁淀川の「にこ淵」を紹介(5分)し、香川県じゃあ「うどんタクシー」で「宮川製麺所」の讃岐うどんを紹介(25分)して、高松空港でエンディングっちゅうコースながやき。
ワシの担当するがは、11時5分から11時25分っちゅう、わずか20分のツアーながやけんど、時間がビッチビチの中でのアメリカへの生中継やき、ワシとしちゃあちくと珍しゅう緊張しちょったがよ。
10時半ばあにゃあ、撮影と通訳担当として高知県観光コンベンションの方々が来られ、ちくと打ち合わせと準備をしたがやき。
徳島県の案内がちくと遅れちゅうようで、11時過ぎても、まだ祖谷のかずら橋を紹介しよったがよ。
ちくと参加人数を確認してみたら30数名、40名近い方々が参加されちょったがやき。
20人おりゃあ上等やと思うちょったき、予想以上の参加人数で、まっこと有り難いことながよ。
結局高知県に回ってきた時間は、予定よりか15分ばあ遅れちょったがやき。
まずはワシからご挨拶をさいてもうて、司牡丹玄関の酒林を紹介し、移動しもって司牡丹の命名の由来を語り、170〜180年ばあ前の江戸時代末期建築の一号蔵内部を紹介し、司牡丹の歴史を語り、さらに移動しもって、簡単に日本酒造りについてを語らいてもうたがよ。
20分っちゅう時間の中で、ワシの語りとその通訳をしてもらいもって、移動中も生中継やき無駄にできいで語り続けにゃあいかんき、なかなか大変ながやき。
ほんで「酒ギャラリー ほてい」内部を紹介し、さらに移動しもって佐川町の気候・風土らあを紹介し、一号蔵の約80mばあある壮観な白壁蔵を紹介してから、再び移動しもって司牡丹の酒造りの特徴らあについてを語り、「大正軒」さんに入ったがよ。
ここまででわずか15分やったけんど、それでもやっぱし時間が押しちょったがやき。
「大正軒」さんじゃあ、「鰻の蒲焼き定食」と司牡丹のお酒のペアリングながよ。
アメリカで手に入る「船中八策」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)と、日本やないと手に入らん「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)の3種類を紹介さいてもうたがやき。
ほんで、通訳を担当してくださっちょった高知県観光コンベンション協会の仰木さんが、「船中八策」と「鰻の蒲焼き」、「司牡丹・仁淀ブルー」と「うざく」をペアリング体験し、感想を語られたがよ。
まず最初の組み合わせは、「鰻の蒲焼き」と「船中八策」で、「蒲焼き」の濃厚な旨みとコクを「船中」が引き立て、後口を爽やかに切ってくれるき、交互にやりゃあ止まらんなるペアリングながやき。
続いての組み合わせは、「うざく」と「司牡丹・仁淀ブルー」で、「仁淀ブルー」の柑橘類を彷彿とさせる含み香とほのかな酸味が、「うざく」の鰻の旨みと酢の酸味をまろやかに融合さいて、さらにグッと引き立ててくれるペアリングながよ。
さらにデザート酒として、「司牡丹・山柚子搾り」を飲まれ、爽やかで清々しい美味しさっちゅうて感想を語られたがやき。
これにて参加者の皆さんにお別れのご挨拶をして、ワシらあの担当コースはアッちゅう間に終了したがやけんど、結局やっぱし時間がオーバーしちょって、20分の予定コースを30分弱かかってしもうちょったがよ。
まあどこの県よりかこぢゃんと内容を詰め込み過ぎばあ詰め込んじょったき、最初っから5〜10分程度の時間オーバーは実は折り込み済みやったがやけんど。
高知県観光コンベンション協会の皆さん、IACEトラベルの皆さん、琴平バス株式会社の皆さん、そしてアメリカからご参加いただきました30数名の皆さん、まっことありがとうございました!
ちなみにこのアメリカからのオンラインツアー、どうやらなかなか好評のようで、同内容で何度か開催されるらしいきに、また次回も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社