10月26日(月)は、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」のデザインやコンセプトを創られ、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のデザインも創られた、四万十市西土佐在住のデザイナー迫田さんから誘われて、久々に西土佐に1泊でうかごうたがやき。
迫田さんは、「バーベキューで農林漁業をおもしろQ!」を合い言葉に、「しまんとリバーベキュープロジェクト」(https://srbbqp.com/)を立ち上げられちょって、土佐酒とバーベキューのコラボ企画を構想中やっちゅうことで、高知県酒造組合理事長のワシと、土佐酒アドバイザーアソシエーション事務局で「酔うちゅう部」管理人の平野さんと、高知県中小企業団体中央会で高知県酒造組合担当の小澤さんの3人が、今回招かれたがよ。
ワシもぼっちり別件で迫田さんにお願いがあったき、こりゃちょうどえいっちゅうことで、悦んで参加さいてもうたがやき。
いっつもの「民宿こんぴら」さんに、15時集合っちゅうことで、ワシと平野さんと小澤さんの3名が揃うたところに、迫田さんがお迎えにきてくださったがよ。
迫田さんの車で、まずは「星羅しまんと」さんにうかごうたがやき。
ほんで「星羅しまんと」さんのテラスに連れて行かれたら、そこにゃあ四万十市観光課長の朝比奈さんと「しまんとリバーベキュープロジェクト」会長の林さんと川井さんらあが待ち構えられちょって、いきなりバーベキュー体験がスタートしたがよ。
西日にキラキラ輝く美しい四万十川と緑の山々と西土佐一帯を眼下に見下ろす最高のシチュエーションで、ワシらあ3人のためのバーベキューのセッティングに、3人とも一瞬アッポロケの後は大感激ながやき。
早速迫田さんが、自身がデザインした日本バーベキュー協会公認ワイン、バーベキューに合う赤の微発泡「ランブルスコ・キューイング」を注いでくださり、まずはカナッペをツマミに、みんなあで乾杯ながよ。
もっともワシらあ3人以外は車やっちゅうことで、ノンアルワインでの乾杯やったがやき。
バーベキューコンロを使うて、ピーマンとトマトが丸ごと調理されよったがよ。
ただバーベキューコンロで丸ごと蒸し焼きにしただっけやに、何ちゃあつけんじゃち旨いこと旨いこと!
丸ごと蒸し焼きにしたピーマンは、種もそのまんま丸ごと食べられ、しかも苦味らあの不味い味わいらあ一切のうて、まっことビックリやったがやき。
さらにオドロキやったがが、シイタケながよ。
こちらもフツウのシイタケが、ただ塩を振ってバーベキューコンロで蒸し焼きにしただっけやに、気絶するばあ絶品やったがやき!
恐るべし!バーベキューコンロのパワー!恐るべし!バーベキュー協会認定インストラクター!
ランブルスコも旨いけんど、ワシゃあ日本酒が、それも樽酒が飲みとうなったがよ。
さらにメインの四万十牛のステーキの登場ながやき。
ステーキに旨そうな焼き目をつけるための鉄板や、ひっくり返すための道具らあを駆使して、バーベキューインストラクターが腕を奮うて絶妙な加減で焼き上げる四万十牛のステーキは、そりゃあもう頬っぺたが落ちて溶けて流れるばあ、悶絶の美味しさやったがよ。
迫田さんいわく、「しまんとリバーベキュープロジェクト」におけるコンセプトは、「BBQで農林漁業をおもしろQ!」で、「四万十の川・山・畑の天然の食材をBBQでもっとおいしQ!」、「四万十の『もてなし』をBBQの正しい知識と技術を学びもっとたのしQ!」、「四万十の環境再生をテーマにした発想とマナーでBBQをあたらしQ!」の3つやっちゅうがやき。
さらに、四万十も、高知県も、安全な自然エネルギーがあり元々火の扱いに慣れちゅうし、新鮮な食べ物があり農業・漁業のプロがおるし、飲みゃあ友だちになる誰やちウエルカムの「もてなし」の文化があるきに、まさにバーベキューはピッタリやっちゅうがよ。
さらに迫田さんは、鰹のタタキやち、鮎の塩焼きやち、実は日本流のバーベキューやっちゅうがやき。
しかも高知県にゃあ、日本バーベキュー協会認定のバーベキュー協会が3つもあり、仁淀川にもバーベキュー協会があるっちゅうがよ。
あらためて、本物のバーベキューの懐の深さ、美味しさ、楽しさ、豊かさが、全身全霊で体感できたがやき。
皆さん、わざわざ素晴らしいおもてなしを準備していただき、まっことありがとうございます!
こんな本物のバーベキューとやったら、高知県酒造組合の土佐酒とのコラボイベントを開催すりゃあ、間違いのう大盛り上がりになるはずながよ!
是非その際にゃあ、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
さて、16時過ぎにゃあ、テラスでのバーベキューは終了し、迫田さんの車でワシらあは出発したがやき。
途中で「横山精肉店」に寄って、迫田さんくでいただく本番用の四万十牛を購入したがよ。
ちなみにこちらのお店の「四万十は肉もうまい」の看板は、迫田さんが四万十に移住してからの初仕事やっちゅうがやき。
さて、ワシらあは一旦「民宿こんぴら」に戻り、迫田さんは準備に帰られたがよ。
ほんで「民宿こんぴら」の女将さんの車で17時半ばあに、迫田さんくまで送ってもうたがやき。
久々の迫田さんくは、さらにバーベキュー道具が増えちょって、もはやそのへんのバーベキューレストランを超えちょったがよ。
しかも、コロナ禍で暇な時期に宴会用の茶室を作ったっちゅうことで、まず第1部はその茶室での開催やっちゅうがやき。
にじり口から室内に入りゃあ、灯りは江戸時代のように油に浸けた紐に火をつけただっけっちゅう、ほぼ暗闇の中に、4人分の酒の肴と、ワシが持ってきちょった「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)が用意されちょったがよ。
この「しつらえ」にゃあ、3人とも大感激ながやき!
暗闇の茶室で、次第に目が慣れてくる中でいただく司牡丹の純米酒と手作りの四万十の肴は、まっこと絶品中の絶品で、一生記憶に焼き付く感動体験やったがよ。
40分ばあの茶室での感動体験を終えりゃあ、母屋に移動して、いよいよ本番の宴会ながやき。
こっから後は、バーベキューインストラクター迫田さんの独壇場!
バーベキューコンロらあの本物の道具を駆使した、手羽先やら、ジャガイモ丸焼きやら、タマネギ丸焼きやらが次々と出され、「司牡丹・日土人ひやおろし」(永田農法・純米酒)がガンガンに進むこと進むこと!
4人の会話も盛り上がりまくりになったがよ。
さらにさらに、ビールやらワインやらも次々と投入され、湯煎の燗酒まで登場したがやき。
ドロメよりか大きめのカタクチイワシの生の幼魚を、酢みかんと塩でいただきゃあ、燗酒が進むこと進むこと!
とにかく会話も弾みまくりの大盛り上がりの中、いよいよ四万十川の天然アユの登場ながよ。
しかも、塩焼きだけやのうて、アユの内臓で手作りされた酒盗(塩辛)を塗って焼いた酒盗焼きの2種類ながやき。
じっくり時間をかけて炭火で焼き上げたアユの塩焼きと酒盗焼きは、頭から骨からシッポまで丸ごと食べられ、そりゃあもう天にまで昇ったかと思うばあの絶品で、しかも「司牡丹・日土人ひやおろし」の湯煎燗酒がガンガン進むこと進むこと!!
その後も飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて盛り上がりまくり、締めに迫田さん自慢のバーベキュー四万十牛のステーキが登場し、ワシもいただいたようなけんど、このあたりから実はワシゃあベロベロで、あんまり記憶が定かやないなっちょったがよ。
おそらく23時ばあにゃあ「民宿こんぴら」の女将さんが迎えに来てくださり、大団円のお開きとなったようながやき。
迫田さん!世界一の魂のこもったおもてなし、まっことまっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社