11月4日(水)、「令和2年四国清酒鑑評会」の結果を、高松国税局が発表し、司牡丹は「吟醸酒の部」と「燗酒の部」の両部門において、最高位の優等賞をW受賞したがやき!
今年の「令和2年全国新酒鑑評会」は、一応開催はされて入賞酒だっけは決まったけんど、コロナ禍で決審は行われんかったき、金賞の授与は一切なかったがよ。
ほんじゃき、日本において公的機関が授与する「金賞」(四国の場合は優等賞)についちゃあ、各地域の国税局が主催する「鑑評会」のみとなったがやき。
それが、高知県酒造組合の場合、高松国税局が主催する「令和2年四国清酒鑑評会」やっちゅうわけながよ。
ちなみに「吟醸酒」「燗酒」の両部門で優等賞をW受賞したがは、香川県で2場、愛媛県で1場、高知県で3場(「土佐鶴」「美丈夫」「司牡丹」)っちゅう、なかなかの狭き門やったき、今回の受賞はまっこと嬉しいかぎりながやき。
もうちくと詳しゅうご紹介さいていただくと、「令和2年四国清酒鑑評会」のまずは「吟醸酒の部」にゃあ、四国四県から35場の出品があり、徳島県1場、香川県4場、愛媛県3場、高知県4場(「土佐しらぎく」「土佐鶴」「美丈夫」「司牡丹」)の、合計12場が優等賞を受賞しちゅうがよ。
また「燗酒の部」にゃあ、四国四県から37場の出品があり、徳島県1場、香川県2場、愛媛県4場、高知県9場(「酔鯨」「安芸虎」「土佐鶴」「美丈夫」「文佳人」「豊能梅」「司牡丹」「久礼」「亀泉」)の、合計16場が優等賞を受賞しちゅうがやき。
高知県は、特に「燗酒の部」の優等賞受賞数や受賞率で、他の3県を圧倒しちょって、両部門合計の受賞数でも、徳島県2場、香川県4場、愛媛県6場のところ、高知県は10場やき、やっぱし飛び抜けた成績をおさめちゅうがよ。
こりゃあ高知県酒造組合理事長のワシとしちゃあ、まっことこぢゃんと嬉しい結果ながやき。
ほんじゃき、この土佐酒の素晴らしい成績を祝うて、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて、優等賞受賞蔵元と共に楽しむ会を、何度かに分けて開催することが決定したがよ!
その皮切りの第1弾が、11月20日(金)19時(〜21時)開催の「『令和2年四国清酒鑑評会』優等賞受賞の土佐酒蔵元と共に楽しむ会【第1弾】高知県酒造組合理事長登場!」ながやき。
オンライン上にゃあもちろんワシが登場するけんど、今回は高知県酒造組合理事長としての出席やき、ご参加いただく皆さんにゃあ、参加費は無料で、今回優等賞を受賞した以下の10銘柄の土佐酒やったら何じゃちOKやき、是非いずれかをご用意いただいてのご参加をお願い申し上げますぜよ!
「酔鯨」「安芸虎」「土佐しらぎく」「土佐鶴」「美丈夫」「文佳人」「豊能梅」「司牡丹」「久礼」「亀泉」
尚、先着20名様にて満席となるき、ご参加ご希望の方は、今すぐ!オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にアクセスしていただき、まずは会員(無料!)になっていただき、「『令和2年四国清酒鑑評会』優等賞受賞の土佐酒蔵元と共に楽しむ会【第1弾】高知県酒造組合理事長登場!」の画像の部分をクリックし、「飲み会に参加する」ボタンをクリックしていただけりゃあ、予約は完了ながよ。
是非たくさんの皆さんと共に土佐酒を酌み交わしもって、この栄誉を祝い合いたいと思うちょりますきに、ご参加をお待ちしちょりますぜよ!
ちなみに、どういたち優等賞受賞酒そのものを飲みたいっちゅう方もおられるろうき、司牡丹の優等賞受賞酒についてを、以下にご紹介しちょきましょう。
まず「吟醸酒の部」にて優等賞を受賞したがは、「司牡丹・大吟醸・黒金屋(くろがねや)」(大吟醸酒)ながやき。
このお酒は、令和2年「全国新酒鑑評会」においても入賞(前記の通り金賞は授与自体が無し)しちゅうき、春と秋のW受賞ながよ!
最高ランクの大吟醸になるき、ちくとお値段は高め(720ml:4750円+消費税)やけんど、美味しさはそりゃ間違いなしながやき。
お次は「燗酒の部」の優等賞受賞酒は、今年の8月に発売されたばっかしの新商品、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)ながよ。
商品名の由来は、当社の浅野徹杜氏の「米麹は原料米全体の約2割しか占めんけんど、酒質の8割を決める」っちゅう考え方に基づいたもんで、ほぼそのまんまの言葉を酒名としたがやき。
つまり麹米と酒母米を高精白にし、掛米は低精白とすりゃあ、高品質で比較的安価なコスパの高い商品ができるっちゅうことながよ。
その名の通り、麹米・酒母米にゃあ精米歩合55%の山田錦を使用し、掛米にゃあ精米歩合70%のアケボノを使用しちゅうがやき。
また酵母は、高知酵母の「AA-41」を使用しちょって、酢酸イソアミル(バナナ・メロン系の香り)の甘やかでフルーティな香りを持ち、輪郭のある爽やかな味わい、心地えい膨らみ、辛口のキレの良さが見事に調和した、バランスの良さを誇るがよ。
吟醸酒並みのハイレベルな香味を持ちながら、買い求めやすい価格であり、高いコスパを実現した、新時代の定番食中酒やといえ、ライトユーザーの入門酒としても最適ながやき。
香りのフルーティな吟醸タイプの純米酒やけんど、今回の「燗酒部門」での優等賞受賞は、お燗やち美味しい(ぬる燗がお薦め)ことの証明ともいえるきに、お客様にも食中酒として幅広い温度でお楽しみいただきたいと思うちゅうがよ。
●「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)
1800ml:2,664円(消費税抜き)
720ml:1,273円(消費税抜き)
さて、その翌日の11月5日(木)は、13時半から「令和2年四国清酒鑑評会表彰式」が、高松国税局にて開催されたがやき。
ワシゃあ高知県酒造組合理事長として来賓席に座らにゃあイカンっちゅうことで、13時10分までにゃあ鑑定官室にお越しくださいっちゅうて言われちょったき、その頃にうかがわいてもうたがよ。
四国の鑑評会は全国新酒鑑評会たぁ違うて、数年前ばあから秋の開催になっちょって、さらに「吟醸酒の部」と「燗酒の部」の2部門があるがやき。
13時半ちょい前にゃあ、ワシらあ来賓が先に表彰式会場に移動し、「令和2年四国清酒鑑評会表彰式」の開会となったがよ。
まずは授賞者の皆さんが、拍手の中入場されたがやき。
続いて、高松国税局鑑定官室長さんから、審査報告があったがよ。
続いては、いよいよ表彰式ながやき。
神妙な顔つきで座る授賞者の皆さん。
まずは「吟醸酒の部」の優等賞受賞蔵の名前が読み上げられ、12名がズラリと並んだがよ。
ほんで、1人1人に対して、高松国税局長さんから、賞状が授与されたがやき。
ラストは、司牡丹の浅野杜氏やったがよ。
自社ながら、あらためておめでとうございます!
続いて「燗酒の部」の優等賞受賞蔵の名前が読み上げられ、16名がズラリと並んだがやき。
ほんで、再び1人1人に対して、高松国税局長さんから、賞状が授与されたがよ。
高知県は9名もおるきに、なかなか時間がかかるっちゅうもんながやき。
お次は、各受賞蔵の醸造責任者の方々の名前が読み上げられ、代表者の方に賞状が授与されたがよ。
その後は、高松国税局長さんからの式辞があり、ワシらあ来賓の紹介があり、日本酒造組合中央会四国支部の吉田支部長さんからの来賓祝辞があったがやき。
ほんでラストに、授賞者代表の方からの謝辞があり、14時半ばあにゃあ、「令和2年四国清酒鑑評会表彰式」は、つつがのうお開きとなったがよ。
表彰式終了後は、高知県の授賞者の皆さんに賞状を持って壇上に集まっていただき、記念写真を撮影さいてもうたがやき。
授賞者の皆さん、まっことおめでとうございましたぜよ!
その後は、ワシゃあ出品酒が並べられちゅう審査会場にて、ちくと優等賞受賞酒の勇姿を撮影さいてもうたがよ。
「吟醸酒の部」の「司牡丹・黒金屋」も、「燗酒の部」の「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」も、金色に輝く「優等賞」シールが貼られ、まっこと誇らしげやったがぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社