コロナ禍やっちゅうことで、しばらく開催できんかった委員会が久々に9月に復活し、今回で今年度4回目の開催となるがよ。


今年度の「人づくり委員会」は、中田委員長さんが全く新しい基本方針を掲げて船出しちゅうがやき。
その基本方針は、以下の通りながよ。
「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点等を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」
ほんで今回は、16名のメンバーが出席し、委員会がスタートしたがやき。
今回が初参加のメンバーもおったき、中田委員長さんから、簡単にこれまでの流れについてのお話があったがよ。
前々回の委員会まで主に話し合われた、「高知県伝統的工芸品」や「高知県伝統的特産品」らあについちゃあ、既に高知県が様々な支援や補助らあを実施しゆうき、それらあ以外の現状何ちゃあ支援も補助もないような分野で、探すべきやないかっちゅう意見が、前回出されたがやき。
ほんで、委員会メンバーの「料亭 濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがよ。
高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがが、前回までの流れながやき。
ほんで今回はワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがよ。
秋田県の川反芸者の復活の事例、札幌の「さっぽろ芸妓育成振興会」の事例、道後温泉の芸妓お披露目会の事例、岐阜の「飛騨高山おもてなし文化振興協会」の事例の4つながやき。
どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。
ほんで、委員会メンバー全員で、次々回委員会までに、全国の芸妓文化復活の事例らあについて、調べてくるっちゅうことになったがやき。
最後に中田委員長さんが、メンバー全員一人一人に意見を求められて、順番に発表が成されたがよ。
ほんで、次回委員会は12月8日、「土佐史談会」にも所属されちゅう吉澤文治郎先輩に講演していただき、その後は忘年会を開催するっちゅう報告があり、19時半ばあにゃあ、「土佐経済同友会・人づくり委員会」第4回委員会はお開きとなったがやき。
その後は、10人ばあのメンバーで徒歩にて移動し、いっつものご近所の「居酒屋たけふく」さんにて懇親会やったがよ。
ほんでまずは皆さん生ビールらあで乾杯し、懇親会のスタートながやき。
おでんやら、焼鳥やら・・・美味しいお料理が次々に登場し、みんなあお腹もペコペコやったもんやき、飲んで食べて飲んで食べて語り合うて、いきなり盛り上がったがよ。


途中からは、「土佐司牡丹・生貯蔵酒」を注文さいてもうて、皆さんとガンガン酌み交わさいてもうて、さらに盛り上がりまくったがやき。

高知JCむかしバナシらあで大爆笑して盛り上がったり、土佐芸妓文化をいかに応援するかで議論白熱して盛り上がったり・・・とにかく皆さんガンガンに酌み交わしもって飲みまくり、次々に空瓶が転がっていったがよ。
こうしてワイワイに盛り上がりまくり、夜は更けていったがやき。
「土佐経済同友会・人づくり委員会」の皆さん、今後とも何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。
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司牡丹酒造株式会社