まず12月1日(火)は朝10時から、「牧野富太郎生誕160年記念事業実行委員会設立総会」が、佐川町の「名教館(めいこうかん)」にて開催されたがやき。
ワシを含め実行委員に選ばれた方々20名と、佐川町役場らあの関係者の方々らあが集まり、マスコミ取材も入っちょったがよ。
ほんで、まずは実行委員会会長の堀見佐川町長さんからご挨拶があり、「設立趣意書」の内容について語られたがやき。
日本の植物分類学の父と称される世界的な植物学者、牧野富太郎が佐川町に生まれて2022年(令和4年)4月で160年となるがよ。
富太郎は、ほぼ独学で植物の研究に励み、新種や新品種らあ1500種類以上の植物を命名し、収集した標本は約40万枚に上り、日本の植物分類学の基礎を築き、植物愛好家必携の書「牧野日本植物図鑑」を刊行するとともに、植物図においても類い稀なる才能を発揮し、正確で緻密、さらにゃあ美しさも兼ね備えた「牧野式植物図」も数多く世に残しちゅうがやき。
このように植物の研究、教育普及に多大な貢献をした牧野富太郎の業績を讃えるとともに、その功績を後世に末永う語り継ぐために、これまでの間、生誕地である佐川町や高知県立牧野植物園じゃあ、生誕日である4月24日を中心に、毎年記念行事を行うてきたがよ。
ほんでいま、世界中が、withコロナ時代の生き方を模索しゆうがやき。
また、世界共通の目標としてSDGsが提唱されゆうがよ。
そん中じゃあ持続可能な地球を守り続けるために、生物多様性の保護など、植物と人間がどう向き合うていくかが問われゆうがやき。
こうした視点から、まさに植物と正面から向き合うた富太郎の遺徳を偲びつつ顕彰するこたぁ、いまの時代において意義ある取り組みやと考えるがよ。
そこで、生誕160年に合わせて、牧野富太郎に縁あるもんや慕う有志による、「牧野富太郎生誕160年記念事業実行委員会」を組織し、あらためて牧野富太郎の残した功績や人となりを広う伝え、牧野富太郎のゆかりの地を訪ねていただきたいと考えちゅうっちゅうことながやき。
お次は、当実行委員会の顧問に就任いただいちゅうお2人からのご挨拶があったがよ。
まずお1人目は、濱田高知県知事さんやけんど、公務のため欠席で、代理の高知県林業振興・環境部豊永副部長さんがご挨拶されたがやき。
続いてお2人目に、ひ孫の牧野かずおきさんが、リモートでの参加でご挨拶されたがよ。
お次は、実行委員メンバー1人ひとりの自己紹介があったがやき。
続いては、中澤副町長さんから「設立総会に至るまでの経緯の説明」があったがよ。
お次は堀見会長さんが議長を務めて議題に入り、第1号議案「牧野富太郎生誕160年記念事業実行委員会規約について」の説明があり、満場一致の拍手で承認されたがやき。
続いて、第2号議案「牧野富太郎生誕160年記念事業実行委員会事業計画(案)について」の説明があり、こちらも満場一致の拍手で承認されたがよ。
お次は、「朝ドラに牧野富太郎を」の会の活動について、報告があったがやき。
一昨年の7月から署名活動を開始し、本年11月16日現在、全国すべての都道府県及び海外から、3万2千筆を超える署名をいただき、そのうち46%の署名が高知県外の方やっちゅうがやき、いかに牧野富太郎の名が全国区かが、よう分かるっちゅうもんながよ!
ほんで今なお賛同者は着実に増え続けゆうっちゅうがやき。
署名がまだの方々は、是非是非宜しゅうお願い申し上げます!
また、高知県立牧野植物園の水上園長さんからは、園にて販売されゆう「牧野富太郎の本」と、牧野植物園と同展示館シアターのパンフレットが配られ、説明があったがよ。
「牧野富太郎の本」も素晴らしい出来やし、「展示館シアター」もなかなか素晴らしいようなきに、こりゃあ久しぶりに牧野植物園に行ってみとうなったがやき。
こうして11時半ばあにゃあ、「牧野富太郎生誕160年記念事業実行委員会設立総会」は無事閉会となったがよ。
続いて、翌日の12月2日(水)は18時から、高知銀行佐川支店のお取引先らあのゴルフ会、「高銀さくら会」の令和2年度の忘年会やったがやき。
会場は、佐川といやあココでキマリの、ウナギ料理の名店「大正軒」さんながよ。
ゾロゾロと佐川町内の方々が集まり、18時にゃあ30名ばあの皆さんが集まって、さあ開会ながやき。
コロナ禍っちゅうことで、例年よりかちっくと少なめの参加者やったようながよ。
まずは、高知銀行佐川支店「さくら会」の会長さんのご挨拶があったがやき。
続いては、高知銀行の田村常務さんのご挨拶があったがよ。
お次は、堀見佐川町長さんのお祝辞があり、高知銀行佐川支店長さんのご挨拶と、行員紹介があったがやき。
続いては、司牡丹の燗酒が配られ、大野県議会議員さんのご発声にて乾杯し、宴会がスタートしたがよ。
皿鉢料理の寿司や刺身や牛すじ煮込みや、ウナギの蒲焼きや唐揚げらあがズラリと並び、まずは周りの方々と燗酒を注ぎ合いもって、お料理をいただいたがやき。
やっぱし名物のウナギの蒲焼きは、アッちゅう間に無いなっちょったがよ。
いっつもやったら、乾杯から30分ばあ経った頃にゃあ、皆さんお銚子と杯を持って席を立ちだいて、献杯・返杯の大合戦になるがやけんど、ついに高知県にもコロナの第3波が到来しちゅうようなき、皆さんサスガにおとなしゅうて、席を立つ人も少なかったがやき。
それでも、ぼちぼち移動がはじまり、お互いの杯にお酒を注ぎ合いだいて、盛り上がりだいたがよ。
こりゃ、ワシも遅れをとったらイカンと、お銚子と杯を持って席を立ち、あんまり目立たんように、ボチボチお酒を注いで回らいてもうたがやき。
後半にゃあ、昼間のゴルフの結果発表や賞品の授与らあがあって、盛り上がったがよ。
その後も佐川の「おきゃく」はちくと続き、19時半過ぎばあにゃあ大団円のお開きとなったがぜよ。
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