「彼らは解決策がわからんがやないがよ。そもそも、問題がわかってないがぜよ。」(チェスタートン)
イギリスの著名な推理作家で、批評家、詩人、随筆家としても知られちゅう、ギルバート・キース・チェスタートン(1874〜1936)さんの言の葉ながやき。
この言の葉は、ワシらあにこぢゃんと大切なことを教えてくれるがよ。
そりゃあすなわち、世の中において解決策がわからん場合っちゅうんは、大抵はそもそも問題がわかってないっちゅうことながやき!
たとえば、どうしたら売り上げを上げることができるがかっちゅうて、ナンボ必死に考えたち、解決策は出てこんがよ。
そりゃあ、そもそも根本的な問題がわかってないっちゅうことながやき。
どうしたら自分の売り上げを上げることができるかっちゅうて、自分のことばっかし考えゆうきに解決策が出てこんがよ。
自分のことやなしに、大切なお客様のことを考えにゃあいかんがやき。
大切なお客様は、今どんなことに困っちゅうか、どんなことがあったら大悦びするか・・・ちゅう具合に、お客様を主語にして考えるっちゅうことで初めて、根本的な問題に気づくことができるっちゅうことながよ。
根本的な問題にさえ気づくことができりゃあ、解決策らあてナンボやち生み出すことができるもんながぜよ!