「人生における最優先事項は成し遂げたい目標を持って事にあたることぜよ。」(パブロ・カザルス)
チェロの近代的奏法を確立し、深い精神性を感じさせる演奏において、20世紀最大のチェリストと称されるスペインのチェロ奏者であり、指揮者であり作曲家、パブロ・カザルス(1876〜1973)さんの言の葉ながやき。
人生における最優先事項を、ただ成功したいとか、こぢゃんと稼ぎたいとか、あるいは単純に幸せになりたいとかっちゅうて、そこを漠然とさいたまんまでほったらかしちゅう人が、意外に多いがやないろうか。
けんど、そこをほったらかしにしちゅうっちゅうことは、行き先を決めんまんま旅に出るようなもんやっちゅうことに、早う気づかにゃあいかんがよ。
行き先を決めんまんま旅に出たら、そりゃあどこに到着するからあて分からんき、結局どれっぱあ歩み続けたところで、成功にも、稼ぎにも、幸せにも、いつまで経ったち辿り着くこたぁできんがやき。
おまさんは、どこに辿り着きたいか、つまり何をおいたち成し遂げたい目標を明確に持つことこそを、まずは人生における最優先事項にせにゃあいかんがよ。
そんな目標を持ち、それを成し遂げることを最優先事項に据えりゃあ、たとえ生きちゅう間にそこに到達できんかったとしたち、結果として、成功にも、稼ぎにも、幸せにも、近づいていっちゅうはずながぜよ。