2021年01月21日

2021年日本名門酒会オンライン「メーカー情報交流会」ぜよ!

1月19日(火)は、例年やったら50社を超える全国の日本酒・本格焼酎・泡盛らあのメーカーの皆さんを東京に集めて、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)「メーカー会議」が開催されるがやけんど、今年はコロナ禍っちゅうことで、オンライン開催となったがやき。


オンライン「メーカー情報交流会」っちゅうタイトルで、14時からZOOMのウェビナー形式での開催やったがよ。
2021.1.21写真1 タイトル









まずは企画部田村部長さんの司会にてスタートし、飯田社長さんから開会のご挨拶と、「日本名門酒会2020年の報告と2021年の展望」のお話があったがやき。
写真2 田村部長司会写真3 飯田社長ご挨拶









写真4 飯田社長「報告と展望」

まず売り上げ推移についてのお話で、店売りは絶好調で二桁増や年末に過去最高売り上げを記録したっちゅう加盟店が多かったけんど、コロナ禍による業務用のマイナスが響き、結果として前年対比で80%台やったっちゅうがよ。


実際の活動としちゃあ、中止になった活動も多かったけんど、「初呑み切り」「夏詣酒」「技術交流会」「全国大会」らあは、リモートで開催するとか、カタチを変えて実行できたっちゅうがやき。


コロナ下での学びとしちゃあ、「つながり」を意識するっちゅうことと、「デジタルへのシフト」(Web受発注、ソーシャルメディア・マーケティング、EC)と、「リアル店舗の重要性」(ライトユーザーの開拓)やっちゅうがよ。


ほんで、2021年の展望としちゃあ、今できることをしっかりやるっちゅうことと、将来に向けての「ゆるぎないもん」への挑戦(磨き、極めること)と、「メッセージ」+「行動」+「商品」で伝えて、「強い共感」をつくることやっちゅうがやき。


続いては、営業の宮本統括部長さんから、日本名門酒会の全国の2020年の実績らあについての報告があり、お次は宮原部長さんから、都内首都圏の状況らあについての報告があったがよ。
写真5 宮本統括部長報告写真6 宮原部長報告









全般に、店売りやネット販売は絶好調で、業務用は大不振っちゅう感じながやき。


店売りの中に、新しい顧客や、ライトユーザーが増えたっちゅう事例が多いっちゅうんは、特筆すべき明るい話題ながよ。


続いて企画部の田村部長さんから、「2020年を振り返って」っちゅう報告があったがやき。
写真7 田村部長 2020年を振り返って

三大季節酒のうち「夏生」と「ひやおろし」は、コロナ禍の影響で2割ばあ減で、「しぼりたて」は11〜12月はほぼ前年並みやったけんど、この1月はまた下がるろうっちゅうがよ。






そんな中で、営業部発の「蔵元・酒販店応援企画」(甲子、天寿、大雪渓、名倉山、大山)のブレンド酒や、蔵元発信の応援商品(「男山・諸事情」「五橋・Go To Drink」)は、どれも好調で完売したっちゅうがやき。
写真8 試飲会・予約制写真9 男山、五橋事例










その他としちゃあ、「エシカル消費」として「大山アマビエラベル」(医療関係に寄付)や、新しいキーワードとして「帰歳暮(帰省暮)」(帰れんき、いっつもよりえいもんを親に贈る)が挙げられるっちゅうがよ。
写真10 帰歳暮

こりゃあ、今後も「母の日」「GWの帰省」「父の日」「中元」「夏の帰省」「お歳暮」「年末年始の帰省」らあにも使えるがやないかっちゅうがやき。


また、「ホビーチャレンジ」として、「天盃・梅酒用焼酎900ml」が、昨年5000本売れるっちゅう異常値を叩き出したっちゅうがよ。


こりゃあ明らかに、コロナ禍で消費者に余暇が増えたことが要因やっちゅうがやき。


今年は、こちらを全国の加盟店さんらあにも提案していきたいっちゅうがよ。


また、コロナ禍での家庭需要増加で、「五寸瓶(180ml)」(約350店参加)、「サンデシ(300ml)」(約150店参加)、「食品」(約600店)らあが、いずれも二桁増の絶好調やったっちゅうがやき。


さらに、日本名門酒会として、公式YouTubeや公式Instagramらあを立ち上げたっちゅうことで、今後はさらに「SNS」「動画」「デジタル」を強化していくっちゅうがよ。


お次は、商品部の森部長さんから、「ポストコロナの日本酒像と課題」っちゅうお話があったがやき。
写真11 森部長報告

内容としちゃあ、「50代以下の顧客開拓が急務」(酒類全般の支出金額が最も多い50代が日本酒の支出についちゃあ60代の7割程度で月収比じゃあ60代の半分!・40代の日本酒の支出額は60代の半分以下で月収比は30代よりも低い!等)、「香りは必須条件」(吟醸香の癒し効果・味わいを支配しちゅうがは香り・味わいとのバランスが重要で必ずしも派手な香りの必要はない等)、「脱・同質化」(顧客から見た日本酒の同質化著しい・あらためて個性化、オンリーワン化・富裕層向けの商品開発等)、「SDGs」(酒造りは農業に近い産業→近未来に予測される世界的な食糧難を防ぐ取り組み必要等)、「イノベーションの追及」(新技術や新理論についてアンテナを張り巡らせる等)っちゅうことやったがよ。


続いては、田村企画部長さんから今回の講師、長野の「信濃錦」蔵元、合資会社宮島酒店代表の宮島社長さんの簡単なご紹介があったがやき。


「信濃錦」さんは、「地元産契約栽培米を用いた低精白の純米醸造酒」が、2020年の「第3回エコプロアワード」において「SDGsの理念をも超越しちゅうように感じる」として、最高賞である「財務大臣賞」を受賞したっちゅうがよ!


ちゅうことで、「100年後を見据えたものづくり」っちゅう演題で、宮島社長さんの講演があったがやき。
写真12 宮島社長講演









宮島社長さんは、この時代に自分は何で生まれてきたがかっちゅう意味を、長年問い続けてきたっちゅうがよ。
写真13 なぜこの時代に・・・写真14 この先に何が










ほんで、酒造りたぁ表現行為であるっちゅうことに気づき、自分の想いや生きざまを酒造りで表現しょうと決めたっちゅうがやき。


まずは、地元産の無農薬米を使うた純米大吟醸で全国新酒鑑評会金賞を目指し、二人の杜氏が達成したっちゅうがよ。


けんど、この先に何があるがやろうと考えたとき、先を見据えりゃあ吟醸酒やち間違いのうコモディティ化する・・・つまり工業化し、価格競争に陥り、資本投下量販型の酒になっていくやろうっちゅうがやき。


ちゅうことで、「土着の蔵・土着の酒」っちゅう表現に行き着いたっちゅうがよ。
写真15 土着の蔵

地元に根づいた、顔の見える契約米(環境保全型農法)、低精白(フードロス、低エネルギー消費)、純米醸造酒っちゅうことやっちゅうがやき。







実は30年ばあ前から、無農薬の契約栽培米をやりゆうがやけんど、田植えや稲刈りらあよりか、実は雑草対策の方が大変やっちゅうことで、「草取り援農の会」っちゅうんを立ち上げ、農家の方々から歓迎されちゅうっちゅうがよ。
写真16 草取り援農の会
「LCA(ライフサイクルアセスメント)」っちゅう言葉があるけんど、こりゃあ商品の原料調達から廃棄再利用までの全ての工程で環境に配慮するっちゅうことながやき。


環境先進地はEU諸国で、日本や米国は遅れちゅうっちゅうがよ。


ちゅうことで、「信濃錦」は、持続可能な開発目標(SDGs)を支援することに決めたっちゅうがやき。
写真17 SDGsを支援


SDGsへの取り組みは、単なる流行やのうて、次世代のため、今すぐ、できることから、手を挙げる、業界の根本を見直すことやっちゅうがよ。


ほんじゃき、「マーケットインからマーケット創造へ」やっちゅうがやき。


こりゃあ、「モノからコトへ」やけんど、コトも結局真似されるきに、「コトから思い(心)」やっちゅうがよ。


モノやコトの背景、生き方や生きざまの提案やっちゅうがやき。


これからの時代を牽引していくY世代〜Z世代は、デジタルネイティブと呼ばれゆうけんど、アナログが「新鮮」で、SDGsやエシカル消費が当たり前で、「所有」より「シェア」で、流されん価値観を持ち、人と同じはイヤっちゅう方々やき、宮島社長さんは自分に似いちゅうき、彼らの気持ちがよう分かるっちゅうがよ。


また、「ESG(エンバイロンメント・ソーシャル・ガバナンス)」、つまり環境・社会・企業統治を重視した考え方は、金融機関の投資・融資・判断の中核に、既になりつつあるっちゅうがやき。


ほいたら、100年後まで通用する価値観たぁ、日本酒の本質を見据えた酒造りであり、SDGsの理念でいやあ、「環境 > 社会 > 経済」やっちゅうがよ。


ワシらあ「チーム日本名門酒会」は、志の強い蔵元集団ながやき、「国は許したち地球は・・・」っちゅう思いを持って、酒の価値の再定義をすべきやないかっちゅうがやき。


人が決めたこたぁ変えられるがやき、生き方の提案をしようやないかっちゅうて、力強う締め括られたがよ!


いやあ、まっことグウの音もでん圧巻の講演、宮島社長さん、まっことありがとうございました!


ワシゃあ、「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )を立ち上げるっちゅう、ちくと違う方法論やけんど、目指すところは世の中をちびっとでも良うするっちゅうことやし、日本酒の本質を見据えた「100年後まで通用する価値観」やとワシゃあ思うちゅうきに、勝手に同志やと思わいていただきますぜよ!


今回は、50名ばあの蔵元さんが聴講されよったらしいがやけんど、皆さんもやっぱし圧倒されてグウの音もでんかったようで、質疑応答は何ちゃあなかったがやき。


最後に飯田社長さんから閉会のご挨拶があったがよ。
写真18 飯田社長閉会のご挨拶

宮島社長さんのSDGsへの取り組みとそのメッセージは、日本全国の多くの加盟店さんからも、こぢゃんと共感されちゅうっちゅうがやき。


日本名門酒会としても、コロナ後の方向性らあを含め、カタチとして示し、まっと強いメッセージを発信していかにゃあいかんと確信したっちゅうがよ。


こうして16時ばあにゃあ、2021年日本名門酒会オンライン「メーカー情報交流会」は、お開きとなったがやき。


日本名門酒会本部の皆さん、飯田社長さん、そして宮島社長さん、コロナ禍を吹き飛ばすばあ力強いメッセージ力のある「情報交流会」を開催していただき、まっことありがとうございましたぜよ!


















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 11:05│Comments(0)