2021年02月11日

純米酒「日土人」活動13年目、オンラインで仕込体験と交流会ぜよ!

2月6日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、永田農法純米酒「日土人(ひとびと)」活動13年目の仕込体験と交流会が、初のオンラインにて開催されたがやき。


米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、その参加者全員の「人々」の名前が裏ラベルに記載される、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで販売してしまうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながやけんど、残念ながらコロナ禍で、第1弾の「田植え体験&交流会」も、第2弾の「稲刈り体験&交流会」も中止となってしもうたき、今回の第3弾「オンライン仕込み体験&交流会」が13年目の初開催となるがよ。


さて第3弾の仕込体験は、まずは朝8時半にワシと営業の下元くんと佐野くんが司牡丹本社に集まり、ワシが室内にてZOOMを立ち上げ、営業の2人はタブレットと予備のスマホで撮影スタッフとして準備をしたがやき。


ちなみにワシの部屋は、「日土人」とそのパネルや前掛けらあで飾り付けし、あらかじめ参加者の皆さんにお届けしちゅう「日土人」(720ml)とおつまみ(きびなごケンピ塩麹、豆腐ジャーキー、食べてみそ・カツオ角煮ニンニク味噌味)も準備万端ながよ。
写真1 竹村配信部屋写真2 背景飾りつけ

















写真3 日土人とパネル写真4 日土人とおつまみ
















さて、9時前ばあから、参加者の皆さんがドンドン入室されだいたがやき。
写真5 どんどん入室

丸亀の松田酒店さんが11名(2画面)にて、高松の澄酒さんが2名にて入室され、窪川山田錦の会の農家の皆さんが2画面8名にて入室され、名門酒会本部の丸田さん、近藤印高知酒店の浜田さん、一般参加の小堀さんと田中さんも入室され、25名の参加者の皆さんが揃うたがよ。





まずはワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがやき。
写真6 竹村開会挨拶

初参加の方もおられるき、この13年続く「日土人」活動や永田農法らあについて、ちくと説明さいてもうたがよ。






続いては、名門酒会本部の丸田さんから、ご挨拶と御礼の言葉があったがやき。
写真7 丸田さん挨拶

さあ、いよいよオンライン仕込み体験のスタートながよ。


司牡丹「平成蔵」の蒸米機と放冷機を通って出てきた蒸米を、これまでやったら皆さんで運んで、仕込みタンクに投入していただくがやけんど、今回はエアシューターで飛ばし、仕込みタンク内に投入されていくシーンをご覧いただいたがやき。


蒸米が投入されもって、醸造部スタッフが櫂入れするがよ。
写真8 蒸米写真9 仕込み蔵









写真10 蒸米投入









この櫂入れも、例年やったら皆さんで交替で体験していただくがやけんど、今回は気分だけでも味おうていただいたがやき。
写真11 もろみの温度を測る

ここで、たくさんの「ひとびと」が心を込めることで、「日土人」が心に響く美味しさになるがやき、皆さん宜しゅうお願いしますぜよ!


こうして10時前ばあにゃあ、「日土人」の留め仕込みの作業は無事終了したがよ。


これから20日弱ばあ発酵さいてから搾りゃあ、待望のオリジナル純米酒「日土人」の新酒の誕生になるがやき。


このあたりで、窪川の農家の皆さんのところに、時々パンダやら狼らあの被りもんをした人が現れ、みんなあを和まいて笑顔にしてくださったがよ。
写真12 パンダ登場!?









さてその後は、浅野杜氏の案内による、司牡丹の酒蔵見学ながやき。
写真13 浅野杜氏見学案内スタート









蒸米機、放冷機を説明し、お次は洗米機と浸漬についての解説ながよ。
写真14 洗米見学

今回は、オンラインならではのかなり詳しい解説やったがやき。


けんど、このあたりから時々映像や音声が止まったりしだいて、ちくと皆さんにゃあご迷惑をおかけしてしもうたがよ。


リハーサルじゃあポケットWi-Fiの調子も良うて、映像も音声も何の問題もなかったに、なんでか分からんけんどまっこと申し訳ございませんぜよ。


佐野くんがバックアップ用にスマホを用意しちょって、そっちを使うたりしてうまいこと対応でき、途切れっぱなしにゃあならんかったき、何とかイベントとして成立はして、ホッとしたがやき。


続いては、「平成蔵」の麹室、麹のストックルーム、完成した麹のアップ、酒母室、ポコポコ発酵しゆう酒母のアップらあを、杜氏の解説付きでご覧いただいたがよ。
写真15 平成蔵の麹室写真16 麹アップ









写真17 酒母写真18 麹蓋










お次は、「平成蔵」を出て「吟醸蔵」へ。

吟醸の「麹蓋」、発酵中の大吟醸酒のモロミ、吟醸の搾りに使う「槽(ふね)」、さらに通常の見学じゃあまずご案内することのない吟醸の「麹室(こうじむろ)」らあを、かなり詳しい解説付きで、ご案内さいてもうたがやき。
写真19 吟醸もろみ写真20 槽(ふね)









写真21 吟醸蓋麹室










さらに、NSKの圧搾機や、マイナス5℃以下の瓶貯蔵庫らあも、解説付きでご案内さいてもうたがよ。
写真22 NSK圧搾機










続いては、アンテナショップ「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」、玄関の酒林、江戸時代末期建造の白壁の1号蔵と、解説付きでご案内さいてもうたがやき。
写真23 ほてい写真24 玄関の酒林










写真25 一号蔵内

かつてないばあ詳しゅうに浅野杜氏の解説付きでご案内さいてもうたき、オンラインやち皆さんにゃあチビッとはご満足いただけたがやないろうかのう。


さあその後は11時ばあから、オンライン交流会のスタートながよ。


ワシもこっからは、「日土人」とおつまみをいただけるき、準備をしたがやき。


窪川の農家の皆さんや松田酒店さんくのメンバーらあは、既にかなりの酔っぱらいになっちょったみたいなけんど・・・。


まずはあらためてみんなあで、「日土人」で乾杯をしたがよ。
写真26 乾杯
やっばしワシゃあこのお酒を飲むと、味わいの中に生命力みたいなもんを感じ、その後に今は亡き永田照喜治先生の笑顔が浮かんでくるがやき。


ほんで、当然のようにおつまみが欲しゅうなって、早速「きびなごケンピ」と「豆腐ジャーキー」をパクパクいただきゃあ、今度は再びこのお酒が欲しゅうなって、またクピッと飲んでしまうがよ。


こうして、「日土人」「おつまみ」「日土人」「おつまみ」・・・の無限ループにハマってしまうがやき。


「たべてみそ・カツオの角煮ニンニク味噌味」らあて、あまりの美味しさに、「日土人」がナンボやち飲めてしまうがよ!


しばし盛り上がりよって、ワシから「実は特別ゲストがお越しになっちょります!」っちゅうて、丸田さんにお約束を振らいてもうたがやき。


ほいたら丸田さん、金髪にサングラスで登場し、みんなあ一瞬「誰???」っちゅうてハテナが出まくりに!


本人はローランドやっちゅうがやけんど、丸田さん!ソコやないがよ!
写真27 丸田さんローランド!?









再び金髪とサングラスをはずして、「紅白出場歌手、けん玉ギネス記録!三山ひろしさん!」っちゅうて、そのまんまの姿で登場したら、皆さん「似いちゅう!」っちゅうてバカウケやったがやき。
写真28 三山ひろし!?









その後は、窪川のミュージシャン、鳩オヤジさんがギター片手に「レット・イット・ビー」の替え歌を熱唱してくださり、これまたバカウケやったがよ。
写真29 歌う鳩オヤジ!









それぞれの皆さんにも、ミュートをはずして語ってもうたりしもって、さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
写真30 語り合うて盛り上がる写真31 さらに盛り上がる









こうして本年度の「日土人」の13年目オンライン仕込体験&交流会は、お昼の12時にゃあ無事お開きとなったがよ。
写真32 締めの乾杯!

ご参加いただきました皆様、日曜の朝からのイベントにお集まりいただき、まっことありがとうございましたぜよ!















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司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 09:35│Comments(0)