2月16日(火)は17時半から、高知駅北の喫茶「高知アイスカフェよさこい咲都」にて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」の令和2年度第6回理事会が開催されたがやき。
いっつもやったら、高知県立大学永国寺キャンパス地域連携棟にて開催されるがやけんど、コロナ禍でまだまだ利用不可能やき、過去4回に引き続き今回も喫茶店での開催となったがよ。
今回の参加者は、理事長のワシと事務局長の清原先生と、永尾さんと長崎さんの4名での開催やったがやき。
まずは、毎年5月か6月ばあに開催しゆう「土佐学大会」のテーマについてながよ。
こちらについちゃあ長崎さんから、東京の酢飯屋の岡田さんが、スゴい本を出版したっちゅうて、「おすしやさんにいらっしゃい!〜生きものが食べものになるまで〜」(岡田大介 文 遠藤宏 写真 岩崎書店 1600円+税 2021年2月12日発行)っちゅう子供向けの写真絵本を出してきたがやき。
内容としちゃあ、キンメダイ、アナゴ、イカらあの、釣り上げた魚をさばいて、だんだんと美味しそうな切り身へと変わっていく様子を、動画みたいな連続性で見せちょって、魚の特徴や部位の名前らあも解説し、最後はお寿司になって登場してみんなあで美味しゅういただくっちゅう、こぢゃんとユニークな写真絵本ながよ。
「命をもろうて生きちゅう自分を大切に」っちゅう、そんなメッセージが込められちゅうがやき。
サスガは岡田さんで、やっぱし目のつけどころが違うがよ。
子供にかぎらんと若い人らあにとっちゃあ、今や寿司っちゅうたら回転しゆう店しか知らんし、魚っちゅうたら切り身しか見たことがないしっちゅうんが現実やろうき、こういう本がまさに今こそ世の中に求められちゅうがやき。
ちなみに岡田さんといやあ、全国各地の郷土寿司を調べて回っちゅう郷土寿司研究家でもあり、ご自身の著書「季節のおうち寿司」にゃあ、高知に来られた際に我らが松崎淳子先生を取材されて、土佐の高知は「郷土寿司大国」やっちゅうて表現されちゅう方ながよ。
ちゅうことで、今度の「土佐学大会」は岡田さんをお招きして、この写真絵本のような切り口で、「土佐寿司」を表現してもうたらどうやろかっちゅうんが、長崎さんからの提案やったがやき。
皆さん、絶賛の大賛成っちゅうことで、次回「土佐学大会」のテーマは、アッちゅう間に決定したがよ。
テーマは決まったけんど、5〜6月頃っちゅうたら、まだコロナ禍が落ち着いてないろうき、たとえ岡田さんの来高が叶うたとしたち、会場の設営や参加者人数をどうするかっちゅう問題らあが、まだまだ山積みながやき。
昨年の「土佐学大会」と同様に、リアル参加は限定し、同時にリモートでの開催も実施するっちゅうことにもなりそうながよ。
今後のコロナ禍次第やっちゅうんが、まっこと歯がゆいがぜよ!
「土佐学大会」についての詳細は、次回以降の理事会にて決めることになったがやき。
その他としちゃあ、ワシが座長の「土佐酒学研究会」が担当する「土佐酒を俯瞰的に捉える活動・13年目」についちゃあ、第1弾の「田植え体験と交流会」も第2弾の「稲刈り体験と交流会」も、コロナ禍で中止となったけんど、第3弾の「酒仕込み体験と交流会」についちゃあ、何とか2月7日(日)に初のリモートにて開催することができたっちゅうて、ワシから報告さいてもうたがよ。
また、会員メンバーのマンボ(松田さん)から理事のみんなあに、「文旦好きがこうじて」のCD&DVDのセットと、「文旦ムキムキ通信」(2021年2月発行)がプレゼントされたがやき。
文旦をむくっちゅうだっけのことを、ここでも何年も何年も突き詰められるっちゅうんが、まっことマンボの強みながよ!
最後に来月の3月の理事会についちゃあ、3月9日に開催するっちゅうことになったがやき。
こうして18時半過ぎにゃあ、「土佐学協会」令和2年度第6回理事会は、お開きとなったがぜよ。
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