ちなみに今年度の「人づくり委員会」は、中田委員長さんが全く新しい基本方針を掲げて船出しちゅうがよ。
その基本方針は、以下の通りながやき。
「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点等を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」
ほんで、これまでの流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。
委員会メンバーの「料亭 濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがやき。
高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがよ。
ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。
どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。
ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、先月の正副書記会にてその報告があったっちゅうがが、これまでの流れながやき。
ほんで今回は、委員会メンバーが調べてきた内容について、それぞれの皆さんから発表があったがよ。
まずは前代表幹事の弥勒さんから、金沢芸妓の調査について、詳しい報告があったがやき。
続いては林さんから、奈良・元林院花街復興プロジェクトについて、新型コロナ関連「玉代助成」の新潟市の事例について、下呂市の総務省地域おこし協力隊制度を使うた芸妓の募集について、新型コロナ関連「市が稽古代支給」っちゅう金沢の事例についてらあの報告があったがよ。
お次は明神さんから、新潟市の「古町芸妓ブランディング会議」についてと「柳都振興株式会社」についての報告があったがやき。
続いてはワシから、全国の蔵元へのヒアリングについて、報告さいてもうたがよ。
まず岐阜は「久寿玉」の平瀬社長にヒアリングした報告、お次の奈良は「春鹿」の今西社長にヒアリングした報告、続いての福井は「梵」の加藤社長にヒアリングした報告、お次の秋田は「天寿」の大井社長にヒアリングした報告、続いての静岡は「若竹」の松永社長にヒアリングした報告、お次の愛知は「蓬莱泉」の関谷社長にヒアリングした報告、続いての山形は武田庄二商店の武田社長にヒアリングした報告、最後の愛媛は「石槌」の越智社長にヒアリングした報告を、発表さいてもうたがやき。
どっこもだいたいのパターンは、地元の商工会議所らあが中心となって支えたりしゆうっちゅう感じやったがよ。
また参考までに、松山市道後に昨年11月にお座敷遊びが楽しめるお茶屋「華ひむ楼」がオープンしたっちゅう記事も、回覧さいてもうたがやき。
さらに、尾崎さんからも、有馬温泉の芸妓についての調査報告があったがよ。
ほんで、みんなあで侃々諤々意見を出し合うて、今後はそれぞれの地域を委員会メンバーに割り振って、さらに詳しゅうに調べてくるっちゅうことになったがやき。
その際の質問事項についちゃあ、おおよそ以下のとおりとなったがよ。
�〇抉臙賃里呂△襪�？
��中心になっちゅうがは誰か？
��人を育成する仕組みはあるか？
�い匹Δ笋辰読�活したか？
�ソ�成する仕組みはあるか？
�μ榲�は？
�Ч埓�との関わりはあるか？
�┘好櫂鵐機爾呂△襪�？
また、地元の新聞社が情報を持っちゅうがやないかとかを、ネットでも調べた方がえいろうっちゅうことにもなったがやき。
つまり調査内容としちゃあ、ヒト・モノ・カネ・方法らあについてを調べるっちゅうことながよ。
それぞれの割り振りも決定したがやき。
ちなみにワシゃあ、愛知県を調べてくることになったがよ。
ほんで、3月の次回委員会と4月の次々会委員会の日程を決定し、19時45分ばあにゃあ「土佐経済同友会・人づくり委員会」本年初の委員会はお開きとなったがやき。
その後は、9人のメンバーで徒歩にて移動し、いっつものご近所の「居酒屋たけふく」さんにて懇親会やったがよ。
まずは生ビールらあで乾杯し、懇親会のスタートながやき。
焼き鳥、ウインピー、おでん・・・美味しいお料理が次々に登場し、みんなあお腹もペコペコやったもんやき、飲んで食べて飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがよ。
途中からは、司牡丹をお願いしたら、新しゅう「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(純米しぼりたて生原酒)が登場し、こちらを皆さんとガンガン酌み交わさいてもうて、さらに盛り上がりまくったがやき。
けんど、「あらばしり」は原酒でアルコール分が高いもんやき、酔っぱらうこと酔っぱらうこと！
後半にゃあ、飲みやすい「土佐司牡丹・生貯蔵酒」も追加注文さいてもうて、さらに酌み交わいて盛り上がったがよ。
こうしてワイワイに盛り上がりまくり、夜は更けていったがやき。
「土佐経済同友会・人づくり委員会」の皆さん、今年も1年何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
