古谷社長さんは司牡丹のファンで、毎年この時期に大阪からわざわざ見学にお越しいただきゆうがよ。
13時半ばあにお越しになり、まずは応接室でお茶を飲みもってコロナ禍の状況らあの四方山話をし、14時ばあから「さかわ・酒蔵の道 ひなまつり」が開催中やったき、国の重要文化財になっちゅうウチの本家の竹村脩さんく、「竹村家住宅」の雛飾りらあをご案内さいてもうたがやき。


続いては司牡丹の酒蔵見学で、玄関の酒林や、今から180年ばあ前の江戸時代末期建築の白壁蔵の貯蔵庫内をご案内さいてもうて、さらに「名教館」や佐川町観光協会の「旧浜口家住宅」らあもご案内し、これらあの雛飾りもご覧いただいたがよ。



ほんでお次は、「平成蔵」にご案内ながやき。
蒸米、放冷、洗米、製麹、麹、酒母と、各行程をご案内さいてもうたがよ。




さらにその後は、ブクブクと発酵しゆうモロミの仕込蔵にご案内し、元気に発酵中のモロミの香りらあを匂うてもうたがやき。
さらに吟醸蔵にもご案内さいてもうて、華やかな芳香を放つ吟醸・大吟醸のモロミもご覧いただき、その芳香も匂うてもうたがよ。
また、「槽場(ふなば)」にもご案内さいてもうて、ぼっちり「酒槽(さかふね)」で搾られゆう大吟醸の「しぼりたて生原酒」の香りも匂うてもうて、感激されちょったがやき。
さらに、吟醸酒や季節商品らあを瓶貯蔵しちゅう、マイナス5℃以下の冷凍庫にもご案内さいてもうたがよ。

ラストは「酒ギャラリー ほてい」にご案内し、こちらでも雛飾りをご覧いただいたがやき。

例年やったら、ここでいろんなお酒を試飲していただくがやけんど、2月いっぱいはコロナ禍で試飲中止となっちゅうき、今年は申し訳ないけんど試飲は無しで、いろいろお土産を購入していただき、まっことありがとうございますぜよ。
さてその後は、ちくと応接室でコーヒーブレイクしてから、2人でJRにて高知市内に移動したがよ。
ほんで今年は、高知県酒造組合も協賛さいていただいちゅう、「南はりまやナイトクルーズ」っちゅうイベントに、2人で参加したがやき。
このイベントは、コロナ禍における高知県の補助金を活用し、南はりまや町界隈の14店の飲食店がコラボした飲み歩きイベントながよ。
まずは「得月楼」さんに行ったら、予約しか受け付けてないっちゅうことで、こりゃ残念とトボトボ帰ろうとしよったら、番頭さんが飛び出して来られ、「是非、盆梅だけでもご覧ください!」っちゅうて、お誘いいただいたがやき。
この時期しか観ることのできん「得月楼」さんの超有名な盆梅(盆栽の梅)は、樹齢100年200年300年っちゅう古木がズラリで、いつ観たち壮観やき、古谷社長さんにご覧いただくことができて、まっことホッとしたがよ。

大広間にズラリと並ぶ盆梅の美しさと、あたり一面に漂う梅の花の芳香に、古谷社長さんも感激して、写真を撮りまくりやったがやき。



また、途中から何と先代社長さんが出て来られ、大広間以外の別室の盆梅らあにもご案内いただき、美しいお庭も拝見さいてもうて、古谷社長さんは大感激やったがよ。

「得月楼」の皆さん、まっことお気遣いいただき、ありがとうございましたぜよ!
さて、2軒目(?)は、「堀川」さんへ。

とりあえずは生ビールで乾杯の練習をして、「青さノリ天」や「はちきん地鶏網焼き」らあをいただきもって盛り上がり、直ぐ様「土佐酒飲み比べセット」と「鰹のタタキ」「刺身盛り合わせ」「たこワサ」らあを注文さいてもうたがやき。



ちなみに「土佐酒飲み比べセット」は、「南はりまやナイトクルーズ」イベントの目玉のひとつで、各店で3種類の土佐酒が格安で堪能できるがよ。
こちら「堀川」さんは、「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)と「酔鯨・高育54号」(純米吟醸酒)と「瀧嵐・純米酒」の3品やって、もちろん「司牡丹・土佐麗」で正式な乾杯をしたがやき。
コロナ禍で、1年ばあほとんど外飲みしてないっちゅう古谷社長さんはそりゃあ大悦びで、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがよ。
2軒目っちゅうか、1軒目で予想以上に盛り上がって飲み食いしてしもうたき、先を急ごうっちゅうことで、お次は「はりまやライト」さんへ。
ほいたら、こちらじゃあライブイベントを開催しよって、大入り満員で盛り上がっちょったがやき。
こりゃイカンと店を出ろうとしたところ、濱口常務さんが来られ、「2階席やったら空いちょります」っちゅうて、2階席に案内されたがよ。
けんど、2人とも結構お腹がはっちょったき、1杯ずつ飲んで次の店に移動しょうっちゅうことになったがやき。
ビールを1杯ずついただき、ちくと盛り上がったがよ。
さて、「はりまやライト」さんを出たら、すぐ脇にキッチンカーがあったがやき。
食のプロデューサー市吉さんらあが立ち上げた、旅する木製舟型キッチンカー「Ark and Soil」やったき、こりゃ何かいただこうかと思うたら、今回はうどんしかないっちゅうことで、さすがにここでそりゃよう食べんき、申し訳ないっちゅうて辞したがよ。

さあ、お次の店は料亭「濱長」さん。

こちらじゃあ、何と「ソーシャル・ディスタンス」ならぬ、「ソーシャル・ディスコ・ダンシング」っちゅうテーマで、料亭が往年のディスコになっちゅうっちゅうがやき。

お店の近くに来たら、既に大音量のディスコミュージックが聞こえてきたがよ。

料亭の1階フロアがいきなりディスコになっちょって、大音量やきかつてのディスコのように会話がほとんど聞こえんがやき。
ワシゃあお手洗いに行って戻んたら、古谷社長さんは既にノリノリで踊りまくりやって、ちくとビックリ!
しばし踊って席に戻んた古谷社長さんと、あらためて「土佐酒飲み比べセット」で乾杯したがよ。

ちなみに「濱長」さんのセット内容は、「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)と「南・中取り」と「しずく媛」(愛媛の酒造好適米を使うた土佐酒。どちらの蔵かは不明。)の3品やったがやき。

一踊りしてちくとお腹も空いてきたき、おつまみをたのんだがやけんど、照明が暗めでチカチカして何の料理か分からん、ディスコあるある状態やったがよ。

周りのお客さんの年代もだいたいワシらあばあで、80年代ディスコソングがかかりゃあ、そりゃあみんなあ盛り上がるっちゅうもんで、見ず知らずのお客さんらあと一緒になって乾杯したり踊ったりして、盛り上がりまくって夜は更けていったがやき。

とにもかくにも、古谷社長さん、まっこと毎年わざわざ大阪からお越しいただき、ありがとうございますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社