2021年03月15日

令和2BY「こしき倒し」と高知県酒造組合で打ち合わせと「土佐学協会」理事会ぜよ!

まず3月8日(月)は、司牡丹の令和2酒造年度「こしき倒し」のお祝いが開催される予定やったがやけんど、コロナ禍のご時世やき、浅野杜氏から昨年同様お祝いの宴席は中止にして、ご挨拶だっけの会にしょうっちゅう提案があり、宴席は中止となったがやき。



ちなみに、酒造りのお米を蒸すセイロみたいな桶を、「こしき」っちゅうがよ。


ほんじゃき、その年度の酒造り用のお米が蒸し終わりゃあ、「こしき」が倒れるき「こしき倒し」っちゅうて、蔵内でお祝いの宴会をするならわしながやき。
写真1 こしき倒しに集合

ほんまの今年度の「こしき」が倒れた日は、この前日の3月7日やったがやけんど、この日が日曜やったもんやき1日遅れでの開催やったがよ。









16時にゃあ醸造部と蔵人の皆さんらあが集まり、まずは浅野杜氏の進行により、「こしき倒し」式の開会ながやき。
写真2 こしき倒し風景写真3 こしき倒し風景2












ほんで、社長のワシからご挨拶さいてもうたがよ。


コロナ禍が収まらんまんま、まさかの1年が経過し、日本中の飲食店が大打撃を受け、お酒の売り上げも激減し、大変なことになっちゅうがやき。


けんど、コロナ禍における自粛の長期化で、世の中にゃあ鬱憤が溜まりまくり、みんなあ楽しい宴会がしとうてウズウズしちゅうはずやき、収束後にゃあ、皆さん一気にくり出して飲みはじめるはずながよ。


そん時に、より多くの方々から司牡丹を選んでいただくにゃあ、やっぱし品質が大事ながやき。


今年も、多くの方々に「美味しい!」っちゅうていただける司牡丹が醸されちゅうがよ!


今期は、米の品質としちゃあ今ひとつでこぢゃんと溶けにくい上に、気温も大きゅう乱高下したもんやき、造りとしちゃあまっこと大変やったと思うけんど、例年以上に細やかな対応の徹底を心がけることで、酒の品質としちゃあ例年以上にえいお酒となっちゅうがやき。


あらためて醸造部・蔵人の皆さんの顔を眺めてみりゃあ、皆さんこぢゃんと誇らしげな満足感に満ちあふれちょって、まっこと団結力が強い素晴らしいメンバーが揃うちゅうと、心から実感できて嬉しかったがよ。


「こしき」が倒れたっちゅうても、まだまだモロミもありゃあ搾りもあり、さらに火入れや瓶詰めのタイミング、その後の冷却や貯蔵温度管理らあで、お酒の美味しさのポテンシャルは変わってくるきに、まだまだ気は抜けんがやき。


そのへんにゃあ、くれぐれも気をつけて、残りの仕事もシッカリと、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


だいたい、こんなようなご挨拶をさいてもうたがよ。


蔵の皆さん、醸造部の皆さん、ひとまずは「こしき倒し」、まっこと今年もお疲れ様でした!ありがとうございました!


また、醸造部にて杜氏の片腕として事務仕事を長年担当してくださっちょった片岡美代さんが、この3月いっぱいで定年延長を終了され、退職されることになったっちゅうことで、花束とお菓子が贈呈され、拍手喝采やったがやき。
写真4 片岡さんにお菓子写真5 片岡さんに花束












片岡さん、まっこと長年ありがとうございましたぜよ!


その後は、皆さん全員にお弁当とお酒(金凰司牡丹ほろよいカップ・土佐司牡丹ほろよいカップ)が配られ、令和2酒造年度の「こしき倒し」式はお開きとなったがよ。


続いてその翌日の3月9日(火)は、まずは高知県酒造組合にて14時から、高知県中小企業団体中央会の小澤さんと、打ち合わせやったがやき。


打ち合わせの内容は、茨城県中小企業団体中央会さんから「清酒製造業界活性化研究会指導依頼」があり、3月15日(月)にZOOMにてオンライン講演を頼まれちょって、その講演内容についての打ち合わせやったがよ。
写真6 酒造組合にて打ち合わせ

高知県酒造組合理事長として、ワシに与えられたテーマは、「土佐酒振興プラットフォームとブランドコンセプト『TOSA NAKAMA SAKE』の構築について」やったがやき。


以前、小澤さんの前任の川田さんが作ったパワーポイントの資料があるっちゅうことで、この資料をベースにし、ちくと手直しして使わいていただくことになったがよ。


小澤さんとの打ち合わせがほぼ終わった15時頃、高知県産業振興推進部地産地消・外商課の澤村さんと藤村さんが来られ、こっから後は4人で、来年度の土佐酒の輸出振興事業についての打ち合わせをしたがやき。


来年度の事業っちゅうたち、来月の4月からスタートで、例年やったら9月か10月に欧州での事業を実施するがやけんど、このコロナ禍じゃあ今んところ何ちゃあ決めれんような状態ながよ。


高知県としちゃあ、昨年10月ばあに実施する予定やった本年度の欧州での事業も中止となっちゅうき、来年度は何とか実施したいと考えて一応予算は確保してくださっちゅうがやけんど、やっぱし難しそうながやき。


リアルな欧州でのイベントが開催できざったら、オンラインイベントを開催するか、フランス在住の現地スタッフに何かをお願いするか、あるいは欧州の取引先を来年の1〜2月あたりに酒蔵見学に招くかっちゅうあたりやろうかのう?


いずれにしたち、コロナ禍の状況次第やっちゅうんが、何とも歯がゆいけんど、どうにもしょうがないがよ。


だいたいそんなあたりで打ち合わせは終了し、ワシゃあその後は17時半から、高知駅北の喫茶「高知アイスカフェよさこい咲都」にて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」の令和2年度第7回理事会に参加したがやき。
写真7 土佐学協会理事会

いっつもやったら、高知県立大学永国寺キャンパス地域連携棟にて開催されるがやけんど、コロナ禍でまだまだ利用不可能やき、過去5回に引き続き今回も喫茶店での開催となったがよ。


今回の参加者は、理事長のワシと事務局長の清原先生と、永尾さんと長崎さんの4名での開催やったがやき。


まずは、前回の理事会にてテーマが決定した「土佐学大会」についてながよ。


前回の理事会にて長崎さんから、東京の酢飯屋の岡田さんが、スゴい本を出版したっちゅうて、「おすしやさんにいらっしゃい!〜生きものが食べものになるまで〜」(岡田大介 文 遠藤宏 写真 岩崎書店 1600円+税 2021年2月12日発行)っちゅう子供向けの写真絵本が紹介されたがやき。
写真8 おすしやさんにいらっしゃい!

内容としちゃあ、キンメダイ、アナゴ、イカらあの、釣り上げた魚をさばいて、だんだんと美味しそうな切り身へと変わっていく様子を、動画みたいな連続性で見せちょって、魚の特徴や部位の名前らあも解説し、最後はお寿司になって登場してみんなあで美味しゅういただくっちゅう、こぢゃんとユニークな写真絵本ながよ。


「命をもろうて生きちゅう自分を大切に」っちゅう、そんなメッセージが込められちゅうがやき。


サスガは岡田さんで、やっぱし目のつけどころが違うがよ。


子供にかぎらんと若い人らあにとっちゃあ、今や寿司っちゅうたら回転しゆう店しか知らんし、魚っちゅうたら切り身しか見たことがないしっちゅうんが現実やろうき、こういう本がまさに今こそ世の中に求められちゅうがやき。


ちなみに岡田さんといやあ、全国各地の郷土寿司を調べて回っちゅう郷土寿司研究家でもあり、ご自身の著書「季節のおうち寿司」にゃあ、高知に来られた際に我らが松崎淳子先生を取材されて、土佐の高知は「郷土寿司大国」やっちゅうて表現されちゅう方ながよ。
写真9 土佐学協会理事会2

ちゅうことで、今度の「土佐学大会」は岡田さんをお招きして、この写真絵本のような切り口で、「土佐寿司」を表現してもうたらどうやろかっちゅうんが、前回の理事会にて「土佐学大会」のテーマに決定しちょったがやき。


ほんで今回の理事会じゃあ、まず日程についちゃあ、岡田さんの都合や「土佐寿司を盛り上げる会」事務局を務める高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課の方々の都合らあを確認し、6月19日(土)に決まったがやき。


けんど、おそらくこの時期は、まだコロナ禍が収束しちゃあせんろうき、やっぱし昨年の「土佐学大会」と同様に、リアル参加は人数らあを限定し、リモートでの開催も実施するっちゅうことになりそうながよ。


これまた今後のコロナ禍次第やっちゅうんが、まっこと歯がゆいがぜよ!


また、長崎さんからの報告として、3月18日(木)のNHK「あさイチ」(午前8時15分〜9時54分)に、我らが松崎淳子先生が登場されるがやけんど、何とマンボ(松田雅子さん)も登場するっちゅうがやき!


しかも、文旦ムキムキがメインかと思うたら、コロナ禍で文旦ばっかしムキよったら肩がこるっちゅうことで始めた「よさこい体操」が、こともあろうにダイエットになるっちゅうて、あの体型のマンボがNHKの全国放送で紹介されるっちゅうがよ!


マンボがダイエットち、そりゃ放送せられんろう(爆)!


いずれにしたち、3月18日のNHK「あさイチ」は、土佐学協会関係者が番組をジャックしたみたいなもんやき、是非たくさんの皆さんにご覧いただきたいがやき。


続いて、次号ニュースレターについちゃあ、原稿締め切りは4月28日(水)に決定し、5月上旬にゃあ発送することになったがよ。


また、来月の4月の理事会についちゃあ4月7日に、5月の理事会についちゃあ5月12日に開催するっちゅうことになったがやき。


ほんで最後にワシから報告として、日本酒のユネスコ無形文化遺産への登録についてのお話をさいてもうたがよ。
写真10 竹村文化財説明

いま、日本酒造組合中央会や国税庁や文化庁らあが中心になって、日本酒(麹を使うた酒類)のユネスコ無形文化遺産登録を目指す動きがスタートしちゅうがやけんど、その関係で文化財保護法の一部が改正(令和4年4月1日施行)される予定やっちゅうがやき。


これまでの国の文化財保護の制度としちゃあ、「有形文化財」(建造物、美術工芸品等)と「有形の民俗文化財」(衣食住の用具等)にゃあ、「指定」(強い規制と手厚い保護措置)と「登録」(幅広う緩やかな保護措置)があったけんど、「無形文化財」(芸能、工芸技術等)と「無形の民俗文化財」(風俗慣習、民俗芸能、民俗技術等)についちゃあ、「指定」のみで「登録」はなかったがよ。


これが改正により、「無形文化財」と「無形の民俗文化財」にも「登録」が新設され、さらにこれまで「指定」しかなかった地方の文化財にも「登録」が新設されるっちゅうことで、そりゃあつまり地方の食文化らあも、地方や国の文化財として「登録」や「」指定を受けることができるっちゅう意味ながやき!


土佐学協会が長年携わってきた、「土佐の酢みかん文化」や「土佐寿司文化」らあも、高知県や国の「無形文化財」として「登録」や「指定」を目指すことができるっちゅうことながよ!


いっそ、「土佐の酢みかん文化」で、ユネスコの無形文化遺産登録を目指すかよっちゅうて、みんなあで爆笑したがやき。


こうして19時前にゃあ、「土佐学協会」令和2年度第7回理事会は、お開きとなったがぜよ。













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司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 11:32│Comments(0)