3月26日(金)は、有楽町の「酒蔵レストラン 宝」の18周年記念日やっちゅうことで、そのお祝い会として同店にて、「司牡丹の会」をほぼ鉄壁のソーシャルディスタンスにて開催さいてもうたがやき。
今年に入りコロナ禍の緊急事態宣言により、3月7日まで休業を余儀なくされちょった「酒蔵レストラン 宝」が、3月8日から時短営業にてオープンしちょって、緊急事態宣言も解除になったき、ワシがお祝いに駆けつけさいてもうたっちゅうわけながよ。
ちなみに「酒蔵レストラン 宝」は、司牡丹を含む全国の9蔵元らあが出資して2003年3月26日に有楽町の東京国際フォーラムにオープンした、「日本酒蔵元に一番近い飲食店」ながやき。
120席っちゅう大箱ながら、日本酒イベントらあも度々開催し、常連のファンでいっつも一杯の大人気のお店で、一昨年12月にゃあ過去最高売り上げも達成し、乗りに乗っちょったがやけんど、昨年の3月からはコロナ禍で来店客が激減し、なかなか大変なことになっちゅうがよ。
昨年の1月21日に大入り112名を集めて開催した「初しぼり新酒の会」以来、イベントも開催できんし、常連客の方々の来店も減り続け、蔵元も誰っちゃあ来んっちゅうて、スタッフの方々が嘆きゆうっちゅうことやったき、昨年9月25日にワシが応援に行っちゃらにゃあっちゅうことで、「宝」主催にて「司牡丹DAY」っちゅう久々のイベントを開催し、ソーシャルディスタンスでも盛り上がったがは、もう半年ばあ前のことになるがやき。
ともあれ、このイベントをきっかけに、他の蔵元も動きだいて、何度かイベントも開催され、客足も戻りつつあったところ、今年に入って再びの緊急事態宣言で、3月7日まで休業を余儀なくされちょったがよ。
ほんじゃき今回も、ワシがうかごうて応援さいていただいたっちゅうことながやき。
さて、ワシゃあ「週刊ホテルレストラン」の取材を終えてから、16時前にゃあ「宝」に入ったがよ。
ほんで、スタッフの皆さんと打ち合わせやミーティングを行うて、準備万端ながやき。
「宝」を運営しゆうグループ会社(株式会社ミナシア)を卒業された森さんは、ワシの古うからの盟友やっちゅうことで、お手伝いに駆けつけてくださったがよ。
ちなみに森さんは、現在山口県の銘酒「獺祭」の旭酒造さんの社員となられちゅうがやけんど、そこはさておいてお手伝いに来てくださり、まっこと嬉しいかぎりながやき。
ところで今回のイベントは、コロナ禍で何やら飲食店ばっかしが悪者にされちゅうけんど、こういうやり方をすりゃあ「日本酒を楽しむ会」やち立派に開催できるんやっちゅう、ウィズ・コロナにおける日本酒会のお手本を示すっちゅう、大きな意義もあるイベントながぜよ!
その手法としちゃあ、まずイベントの時間は、17時〜20時の間(21時閉店)のお好きな時間にご予約いただき、1グループ4名様まで(それ以上の場合は要相談で、離れたテーブルにお座りいただくことをご了承いただく。)で、ワシがセレクトした司牡丹のスペシャルな日本酒6アイテムと「宝」特製のセット料理4品を、会費5000円でおよそ1時間程度お楽しみいただいて終了っちゅう内容ながよ。
「宝」は、東京国際フォーラム内やき、天井も高いし、こぢゃんと換気もえいし、しかも座席はソーシャルディスタンス(120席に40名、さらに時間差あり)で、お酒やお料理はセットで提供され、お客様は1時間程度でスパッと切り上げるっちゅうがやき、飲食店におけるコロナの感染予防対策としちゃあほぼ万全と考えられるきに、安心してお申し込みいただけるがやき!
感染予防対策は万全にしながらも、開店から閉店までワシが各席を回り(もちろんマスク着用)もって、皆さんと共に語り合うて共に飲み合うて、こぢゃんと盛り上げさいていただくがよ。
さあ、17時にゃあ予約の方々が徐々に入店されだいて、日本名門酒会本部・株式会社岡永の飯田社長さんにもお越しいただいたがやき。
お一人お一人に、ご来店の御礼のご挨拶をさいてもうて、まずは1品目の「司牡丹・紅華一点」(純米吟醸酒)をご堪能いただいたがよ。
ほんで、「前菜盛り」が登場したがやき。
内容は、「トマトミルフィーユ」「菜の花四万十海苔辛子和え」「焼き鯖寿司」「手羽餃子」「川エビの唐揚げ」「鰻の生春巻き」「チャンバラ貝の有馬山椒煮」「フライドうつぼ」「文旦饅頭」と、土佐料理中心のメニューがテンコ盛りながよ!
この豪華な「前菜盛り」を、「司牡丹・紅華一点」(純米吟醸酒)と「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)と共にご堪能いただきゃあ、皆さんイキナリ大感動やったがやき!
続いては、畳み掛けるように、「鮮魚:厚切り鰹の塩タタキ&鰹ユッケ」が登場し、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)が登場ながよ!
新鮮魚介の美味しさを引き立てる効果が抜群の、司牡丹を代表する二大食中酒と鰹料理の組み合わせの絶妙な美味しさに、アチコチから感激の声が漏れまくりやったがやき!
そこへさらに、「龍馬が愛した軍鶏すき鍋」が、一人鍋にて登場!
何とこの日のために、一人鍋を40卓用意してくださったっちゅうがやき、ワシも大感激ながよ!
鍋が煮えた頃、濃い目の鍋料理に最適の2品、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)と「司牡丹・永田農法純米酒」(純米酒)のぬる燗が登場!
しぼりたて生原酒と永田農法純米酒のぬる燗が、それぞれの美味しさで「軍鶏すき鍋」をグンと引き立てて、会場のアチコチに次々と笑顔の花が開いたがやき。
〆のお食事は、「軍鶏すき鍋」の出汁を使うた「お蕎麦」ながよ。
皆さん、お腹もいっぱいの大満足で、満面全身満開笑顔にて、1時間ちょいにて帰路につかれる方々もおられりゃあ、もうちくと追加飲みされる方々もおられたがやき。
18時過ぎになりゃあ、かなりの方々が来店され、ワシもアチコチご挨拶回りで、忙しゅうなってきたがよ。
この日に「週刊ホテルレストラン」の取材でご一緒さいていただいた、日本酒スタイリストでタレントの島田律子さんにもお越しいただいたがやき。
また、その島田さんプロデュースで2月と3月に開催された、オンライン酒蔵見学ツアー「【おうち旅】おうちで乾杯!オトナの酒学旅行」〈高知・司牡丹編〉を主催してくださった、株式会社阪急交通社の皆さんにも、お越しいただいたがよ。
さらに、そのオンラインツアーにて「よさこい」を披露していただいた、一般財団法人ドリーム夜さ来い祭りグローバル振興財団の扇谷理事長さんと旦那様らあにも、お越しいただいたがやき。
さらにさらに、株式会社岡永さんから、飯田マネージャーさんが新人の田村さんと共にお越しいただき、さらにさらにさらに、「紅華一点」のラベルを書いた、「毎日賞」受賞書家の前田紅華先生にもお越しいただいたがよ。
他にも、ワシの仲間や友人の皆さんらあにもお越しいただき、ワシゃあアッチコッチに引っ張りダコ状態で、お酒の説明をしたり、いろんな話題で盛り上がったり、共に酌み交わしたり、記念撮影したり・・・ちくとバタバタやったがやき。
そのバタバタが落ち着いてきた20時過ぎばあから、ワシもカウンターにて飲食さいてもうたがよ。
お酒とお料理のペアリングや、その順番の展開らあのバランスはまっこと見事やって、我ながらちくと感動してしもうたがやき。
こうして、21時前にゃあ大団円のお開きとなったがよ。
帰り際にゃあ、たくさんのお客様から、たくさんの悦びの声やたくさんの応援メッセージらあをいただいたがやき。
「久々に、安心して楽しく飲めました!」
「また、絶対に開催してほしい!」
「ちょっと不安でしたが、参加して良かった!このやり方なら感染症対策は万全で安心して飲めました!」
「宝も司牡丹も応援してます!コロナなんかに負けるな!」
「待ってました!感激でした!」
「やっぱり、日本酒の会って、最高に楽しいです!無くてはならない!」
皆さんからいただいた悦びの声に、ウィズ・コロナにおける日本酒会の新しいカタチを、それなりに示すことができたがやないかと感じられたがよ。
ご参加いただきました40名の皆さん、まっことありがとうございました!
そして「酒蔵レストラン 宝」のスタッフの皆さん、お手伝いいただいた森さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社