2021年04月04日

幸せの言の葉〈1463〉

「『教えていただきたいがやけんど、こっからどの道を行きゃあえいがですか?』『そりゃあ、おまさんがどこへ行きたいかに大いによるぜよ。』」(ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」)


イギリスの数学者・論理学者・写真家・作家・詩人、ルイス・キャロル(1832〜1898)さんの著書、「不思議の国のアリス」からの言の葉ながやき。


旅行とかやったら、もしどこへ行くかも決めんと出発したら、目的地に到着することらあて不可能やと、誰やち分かるはずながよ。


それやに、まっと大切なはずの人生において、どこへ行きたいかも決めんまんま只ただ歩いて、道に迷うてしもうちゅう人の、何と多いことやろうか!


人生に迷うた時、こっからどの道を行きゃあえいか分からんなってしもうた時、先達やメンターに道を訊ねるがもえいろうけんど、その前におまさんの心の奥底にある本心に、ホンマはどこに行きたいがか、訊ねてみりゃあえいがやき。


どこへ行きたいかが決まりさえすりゃあ、その後はたとえ道に迷うたとしたち、道を見失うてしまうようなこたぁないし、悩むようなこともないなるがよ。


さあ、ほいたら次の質問に答えていただきたいがやき。


おまさんは、いったいどこへ行きたいがぜよ?




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)