昨日の4月8日(木)は、11時から葬祭会館「心月記」にて、令和3年4月1日にご逝去された、株式会社丸三の代表取締役会長岡内啓明さんの告別式やったがやき。
ほんまのお名前は「ひろあき」さんながやけんど、みんなあから親しみをこめてケイメイさんと呼ばれよって、ワシも何かとこぢゃんとお世話になった方で、大先輩じゃああるけんど、ワシからも尊敬の念をこめてケイメイさんと呼ばいていただきますぜよ。
ちなみに、全国的にゃあ新型コロナの第4波の真っ只中といわれゆうけんど、どういうわけか高知県だっけが今んところ小康状態ながは、賑やかなことが大好きなケイメイさんがより大勢の方々とお別れができるようにとの、天の思し召しやと感じたがよ。
「心月記」の駐車場じゃあとてもまかないきれんき、「高知ぢばさんセンター」の巨大な駐車場を借りて、そっから随時シャトルバスを運行し、まっこと高知県中の方々が集まったがやないかっちゅうばあ、大勢の参列者が集まってこられたがやき。
名だたる企業からの生花もズラリと並び、大勢の参列者の後ろに、ワシも並ばいてもうたがよ。
ケイメイさんが立ち上げられた「土佐のおきゃく」の守護神、「ベロベロの神様」もご降臨されちょったがやき。
途中にゃあ、ケイメイさんの底抜けに明るい笑顔の思い出写真らあが、ズラリと飾られちょって、皆さんそれらあの写真を眺めもって在りし日を偲ばれよったがよ。
ケイメイさんのご霊前にて、全身全霊にてご焼香・合掌・礼拝さいてもうたがやき。
11時20分ばあにゃあ、まずは葬儀委員長の旭食品株式会社相談役の竹内克之さんからご挨拶と弔辞があり、その後は前高知県知事の尾崎正直さんから、続いては高知商工会議所会頭の青木章泰さんからの弔辞があったがよ。
ワシにとってのケイメイさんは、1988年にJC全国大会を高知にて開催さいた立役者として、高知JCにおける大先輩であり、1998年にゃあ「土佐経済同友会」を立ち上げたチャーターメンバーとして、ご一緒さいていただいた方でもあるがやき。
さらに2003年に「NPO法人高知の食を考える会」を設立された際にもワシゃあお誘いいただき、さらにさらに2006年にゃあ「土佐のおきゃく」を立ち上げられ、高知県酒造組合としてもこぢゃんとお世話になっちゅう方ながよ。
ちなみに「土佐のおきゃく」は、2019年にゃあその経済効果は8億5000万円となっちゅうがやき!
アツいハートと気骨、そして限りのう大きな優しさをもって、高知県を盛り上げる活動に多くの方々を巻き込みながら、全身全霊で取り組まれたケイメイさんは、ワシにとっちゃあ最後の異骨相(いごっそう)やと感じられる方ながよ。
「この土佐人は、何か違うと思いよったら、骨まで異なっちょった!」っちゅうんが、異骨相(いごっそう)の語源(諸説あり)やと言われちゅうけんど、ケイメイさんはまさにそういう方であり、これほどの方は他にゃあおらんっちゅう意味で、「最後の異骨相」と表現さいていただきたいがやき。
ケイメイさん、まっことまっことお世話になりました!ありがとうございました!
あなたほどのこたぁできんかもしれんけんど、ワシらあ後輩が大勢で寄ってたかって、その遺志はしっかりと受け継がいていただきますきに、安らかにお眠りください。
あらためまして、心からご冥福をお祈り申し上げますぜよ!
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