「悩みは忘れ去ろう。目の前は困難だらけながよ。振り返って過ぎ去った困難まで顧みる必要はないぜよ。」(ハーバート・クラーク・フーヴァー)
アメリカ合衆国の政治家・鉱山技術者で、第31代合衆国大統領を務めた、ハーバート・クラーク・フーヴァー(1874〜1964)さんの言の葉ながやき。
人間誰しも目の前にゃあ、無数の障害や困難が横たわっちゅうもんながよ。
それをツラいと取る人は、人生はなかなかシンドイもんになるろうし、それをやり甲斐があって面白いやいかと取る人は、人生が豊かなもんになるはずながやき。
それだっけやったらまだしも、後者は往々にして過ぎ去った困難を顧みたりはせんけんど、前者は往々にして過ぎ去った困難まで、わざわざ振り返って顧みたりしがちながよ。
目の前に無数に横たわっちゅう困難もツラい上に、わざわざ振り返って過ぎ去った困難まで顧みよっちゃあ、そりゃあたまったもんやない、もたんなるぜよ!
まずは、もう終わったことながやき、過ぎ去った困難を振り返って顧みるこたぁやめてみろうや。
ほいたら、かなり人生が楽になるはずながやき。
それができりゃあ、もう一歩進んで、目の前に横たわっちゅう無数の困難を、ただツラいもんやと取るがやのうて、やり甲斐があって面白いやいかっちゅうて、感じるようにしてみることながよ。
ちびっとやち、そう感じることができるようになれりゃあ、おまさんの人生は、こぢゃんと豊かなもんになっていくっちゅうもんながぜよ。