「おまさんが笑やあ、世界はおまさんとともに笑うがよ。おまさんが泣きゃあ、おまさんはひとりきりで泣くがやき。」(エラ・ウィーラー・ウィルコックス)
アメリカ合衆国の著作家・詩人で、今回の言の葉は、彼女の不朽の名作と言われる「Solitude」(孤独)の一節ながよ。
泣くっちゅう行為は、他人に共感される場合もあるろうけんど、結局は自分の殻の中に閉じこもる行為やき、真の意味で共感されるこたぁないがやき。
そりゃあ共感っちゅうよりか、同情に近いがよ。
ほんじゃき、おまさんが泣くときゃあ、同情はされるかもしれんけんど、真の共感はないき、最終的にゃあひとりっきりで泣くしかないがやき。
一方、笑うっちゅう行為は、外に向こうてエネルギーを発散させるような行為ながよ。
おまさんの笑いから発散されたエネルギーが伝わり、おまさんが笑うた理由は知らんかったち、周りの人らあは思わず笑うてしもうたりするもんながやき。
しかも、笑いの伝染力は最強やき、どんどん周りに伝播していったり、さらに増幅したりもするもんながよ。
この長期化するコロナ禍、せめて日々の日常の中で笑いを増やして、世界中に笑いを感染拡大させていきたいもんながぜよ。