「人間にとって、言葉は苦悩を癒す医者ながよ。なんでかっちゅうたら、言葉のみが魂を癒す不可思議なる力を有しちゅうきながやき。またこの言葉こそ、古の賢者らあは『妙薬』と呼ぶがぜよ。」(メナンドロス)
古代ギリシア(ヘレニズム期)の喜劇作家、メナンドロス(紀元前342〜292?)さんの言の葉ながよ。
ワシのブログのタイトル「口は幸せのもと!」っちゅうんは、口から入るもんと出るもんについちゃあ自分でコントロールすることができるき、つまり口から入る食べ物と飲み物、口から出る言葉をコントロールすることで、人は幸せになれるっちゅう意味ながやき。
ほんじゃき、土日祭日らあにゃあ、「幸せの言の葉」っちゅうタイトルで、名言紹介をさいてもらいゆうがよ。
こうやって古の偉人らあの言葉を目で読むだっけでも、苦悩が癒されたり、魂が癒されたり、妙薬になったりするがやき。
ワシ自身も、「幸せの言の葉」で紹介さいてもうた言葉の数々に、どればあ癒されたり救われたりしたことか!
これがさらに、強い念いがこめられた言葉を直接耳から聴いたとしたら、さらに強力なパワーを持った癒しや救いになるがよ。
ほんじゃき、メナンドロスさんは、言葉を医者や妙薬にたとえるがやき。
けんど、よう効く薬ほど用法を間違うたら毒になってしまうように、言葉も用法を間違うたら、苦悩を増やしたり、魂を傷つけたりしてしまうことになるがよ。
「口は災いのもと」にならんように、「口は幸せのもと」になるよう、言葉をしっかり使いこなせるようになりたいもんながぜよ。