2021年05月15日

幸せの言の葉〈1478〉

「どんな不幸のなかにやち幸福がひそんじゅうがよ。どこにえいことがあり、どこに悪いことがあるがか、ワシらあが知らんだけながぜよ。」(ビルジル・ゲオルギウ)


ルーマニアの作家で、1949年の小説「The 25th Hour」の作者として知られちゅう、コンスタンチン・ビルジル・ゲオルギウ(1916〜1992)さんの言の葉ながやき。


たとえば、戦時中っちゅう巨大な不幸のなかでやち、一人ひとりのささやかな暮らしにおける日々の幸福は、間違いのう存在しちょったっちゅうことながよ。


ほいたら、地震や台風らあの天災が頻発し、長期化するコロナ禍もなかなか収束せいで、とにかく不安が蔓延しまくりの現代にやち、間違いのう幸福がひそんじゅうっちゅうことながやき。


ほいたら、その幸福は、一体どこにひそんじゅうがか?


それが分かりゃあ苦労はせんがやけんど、ただひとつ間違いのう言えるこたぁ、真の幸福は自分の外側にゃあないっちゅうことながよ。


つまり、真の幸福は自分の内側にあるっちゅうことで、まずはそういう「考え方」ができるかどうかが、分かれ目やっちゅうことながやき。


そういう「考え方」ができりゃあ、あとは「今この瞬間の幸せに気づく」ことができるようになりゃあ、実は毎日のように「気づく」ことができるようになるっちゅう、つまりはそういうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(1)
この記事へのコメント
大変不躾な質問をさせていただきますが、ご卒業は京都産業大学でいらっしゃいますでしょうか。私の中高の友が同大学で司の息子と同級生だと常々話していたものですから、失礼ながらもしやと思い投稿させてもらいました。
Posted by 梶山徹夫の愁思符庵日記 at 2021年05月15日 20:40