5月13日(木)は、18時半から「料亭 濱長」さんにて、土佐芸妓の団体設立に向けた準備の懇親会が開催されたがやき。
メンバーは、土佐経済同友会の「人づくり委員会」の中田委員長さんと、副委員長であるワシと、「得月樓」さんの松岡番頭さんと、「料亭 濱長」さんの濱口女将さんと娘の由喜千代さんっちゅう、5人のメンバーやったがよ。
「人づくり委員会」じゃあ、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがやき。
その基本方針は、以下の通りながよ。
「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」
ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながやき。
委員会メンバーの「料亭 濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがよ。
高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがやき。
ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがよ。
どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがやき。
ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、それらあの報告やまとめらあがあったっちゅうんが、これまでの流れながよ。
そのまとめた資料らあを、皆さんに配布さいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。
その合間に、取りあえずのビールで乾杯し、前菜をいただいたがよ。
ほんで、他県の事例を見りゃあ、芸妓を支援する団体と、支援される芸妓の側にも何らかの団体が必要やっちゅうことが、よう分かるがやき。
そんな土佐芸妓の団体を、既に芸妓である由喜千代さんと、現在踊りや三味線の修行中の松岡番頭さんの2人で、作ってもらいたいっちゅう話をさいてもうたがよ。
由喜千代さんも、松岡番頭さんも、もちろん大賛成で、「よろしゅうお願いします!」っちゅうことになったがやき。
さあ、「司牡丹・船中八策」(超辛口・純米酒)のオリジナルラベルバージョン「濱長八策」にて、みんなあであらためての乾杯をしたがぜよ!
そっから後は、飲んで食べて語り合うての懇親会ながよ。
まずは「カツオ・タイ・エビのお造り」をいただきもって、「濱長八策」を酌み交わしゃあ、ナンボやち杯が進むこと、進むこと!
さらに「煮付け」「土佐あかうしのグリル」「穴子のフリット」らあをいただきもって、ガンガンに酌み交わし酌み交わし、会話もこぢゃんと盛り上がりまくったがやき。
お食事の「エンドウ豆ご飯」と「アサリの潮仕立て」が出された頃にゃあ、「濱長八策」が3本空いちょったがよ。
その大半は、ワシと松岡番頭さんの2人で飲んじょって、当然ワシらあ2人は、なかなかの立派な酔っぱらいになっちょったがやき。
デザートをいただき、中締めとして、松岡番頭さんと由喜千代さんの2人で、ガッチリ握手をしてもうたがよ。
皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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