ちなみに「コミュニティリーダーズサミットin高知」たぁ、イベント概要は次の通りながよ。
150年前の日本の「維新」の成功を支えたがは、藩っちゅう枠を超えた志を持つ人らあの人的なネットワークやったがやき。
ほんで今、急激な人口減少や、地方における様々な難局らあに対して「答え」を出していくがも、こうした従来の枠を超えてつながる「コミュニティ」がベースになっていくはずながよ。
このイベントは、そんな「コミュニティ」で従来の枠を超えて活躍しゆうコミュニティリーダーやコントリビューターの方々らあを、課題先進県である高知にお招きして、県内外の方々と共に「課題解決」につながる流れを創り出す場として、ボランティアスタッフが集まった「コミュニティリーダーズサミット実行委員会」の主催により、開催されゆうがやき。
ほんで今回は、「『自分』を今一度せんたくいたし申候！」をテーマに、「コミュティで上手に越境する方法」、「どうなる？アフターコロナのコミュティ活動」、「好きこそコミュニティの上手なれVol.2」っちゅう3つのセッションのほか、様々なライトニングトークらあも実施されるがよ。
実は、前回昨年10月17日(土)に開催された、「コミュニティリーダーズサミットin高知」〈2020戻り鰹編〉にゃあ、セッションのパネリストとしてワシが登壇さいてもうちょったがやき。(https://tsukasabotan.livedoor.blog/archives/51979881.html )
そんな関係もあって、今回の〈2021初鰹編〉じゃあ、オンライン参加の方々向けの「デリバリーチケット」として、「CLS限定司牡丹特別セット」が用意されたがよ。
さらに、デリバリーサポーターセッションとして、オンライン参加にてワシがお話さいていただく時間もいただいたがやき。
また、この翌日(5月23日)開催のオプションの「県内ツアー 大人の遠足」じゃあ、司牡丹の酒蔵見学が予定されちょって、ウチの杜氏がご案内さいていただくことになっちゅうがよ。
さて、本編当日は、まずは昼過ぎばあに、オンライン参加者をZoom上に集めての、接続テストがあったがやき。
ほんで、14時にゃあ本会場の高知県立県民文化ホールにて、キックオフながよ。
司会の小林さんの自己紹介や、「CLS高知」とは？っちゅう説明らあがあり、今回のテーマ「『自分』を今一度せんたくいたし申候！」についてや、サポーター企業やデリバリーサポーターの紹介らあがあったがやき。
さて、いよいよ「セッション��:コミュニティで上手に越境する方法」のスタートながよ。
このセッションじゃあ、「Still Day One合同会社」代表の小島英揮さんをモデレーターに、「Ambient Intelligence,Ltd.」CEOの大久保光伸さんと、「まんまる高知」共同代表の楠瀬まどかさんがパネリストとして登壇され、3人でディスカッションされたがやき。
まず、楠瀬さんから、「まんまる高知」についてのお話があったがよ。
「まんまる高知」の＜ビジョン＞は、強うてあたたかい高知をつくるで、＜ミッション＞は、高知発の課題解決先進チームになるやっちゅうがやき。
さらに＜活動方針＞としちゃあ、「ミレニアル世代が立場や業界を超えてつながる場をつくる」、「課題認識や想いを共有し、解決につながるアクションを生み出す」、「アクションを通じて、未来の高知の在り方を模索する」やっちゅうがよ。
詳しい＜活動＞についちゃあ、2019.12〜は「災害と防災がつながるプロジェクト」、2020.3〜は「しごとの教室」、2021.3〜は「りぐらん土佐酒の会」を立ち上げたっちゅうがやき。
続いて、大久保光伸さんにゃあ、3つの顔があるっちゅうがよ。
まず1つめの、＜FinTech（フィンテック）＞は、ファイナンス・テクノロジーの略で、ICTを駆使した革新的金融商品やサービスのことながやき。
2つめの＜GovTech（ガブテック）＞は、ガバメントとテクノロジーを掛け合わせた造語で、行政サービスの利便性や効率を向上させるため、デジタル技術を活用する取り組みのことながよ。
3つめの＜CivTech（シビテック）＞は、シビック（市民）とテクノロジーを掛け合わせた造語で、市民自身がテクノロジーを活用して、行政サービスの問題や社会課題を解決する取り組みのことながやき。
とにかく大久保さんは、内閣官房 政府CIO補佐官、外務省CIO補佐官、財務省CIO補佐官…etc.っちゅうたくさんの本業に加え、Ambient Intelligenceファウンダー兼CEOっちゅう副業、さらに社団FINOVATORSのファウンダー兼CTO…etc.っちゅうプロボノ（専門家が知識やスキル等を活かしてボランティア活動をすること）っちゅう、ビックリするばあ多彩な顔を持っちゅう方ながよ。
この3人のセッションは、まっこと刺激的やったがやき。
「脱藩（越境）と同志（コミュニティ）が坂本龍馬（キャリア）を創った」とか、「『越境』にコミュニティが相性がえい理由」は、➀社外や地域らあの「外」との接点、➁「関心軸」が同じ故にロールモデルが見つけやすい、➂複数参加できるき領域を広げやすい、➃いつ辞めたちえい＝心理的安全性が高い、やっちゅう話らあがあったがよ。
ほんで、「コミュニティを通じて、認知やのうて、想起される自分へ」、つまり「認知」（知っちゅう、聞いたことがある状態）から、「想起」（考えたり行動するときに思い出される状態）へっちゅうことが大事やっちゅう話らあがあったがやき。
「すぐ欲しい！」で想起されるがは「Amazon」、「連絡したい！」で想起されるがは「line」、「売りたい！」で想起されるがは「メルカリ」・・・「〇〇をお願いしたい！」で想起されるがは・・・「YOU」っちゅうことながぜよ！！
ちなみに、想起されるための近道は、➀コミュニティ運営側に！、➁自分にハッシュタグを！、➂アウトプット・行動を！やっちゅうがよ。
・・・さて、おまさんは、誰に、どのような人として想起されることを目指すぜよ？
お次は、「サポーターセッション1」で、株式会社MAGLAB 代表取締役 武市真拓さんから、「ハード、AI、プロマネ、クラウドビジネスと、多分野の関わりと繋がりがDX実現に求められるスキルやった。」っちゅう話が、5分ばああったがやき。
続いては、「デリバリーサポーターセッション1」で、いよいよワシ(司牡丹酒造代表取締役社長竹村昭彦)の出番ながよ。
まずは、この度のデリバリー商品ご注文の御礼と、この翌日の「大人の遠足」にて、佐川町にて酒蔵見学の御礼らあをお話さいてもうたがやき。
ほんでメイントピックは、ワシが開祖となって、「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp)を立ち上げたっちゅう話らあをさいてもうたがよ。
ホームページの内容やYouTube動画らあをZoom で画面共有して、5分ばあ詳しゅう紹介さいてもうたがやき。
この後は、ネットワーキングタイム(休憩&会場名刺交換)の予定やったがやけんど、ここでちくと配信トラブルで音声が出んなってしもうて、しばし中断したがよ。
かなり遅れて、「セッション2」がスタートしたがやき。
テーマは、「どうなる！？アフターコロナのコミュニティ活動」で、モデレーターに松井隆幸（サイボウズ株式会社/天神放送局）さん、パネリストに小島淳（株式会社オルターブース 代表取締役）さんと、片岡淳（株式会社カミノバ 取締役開発部長）さんと、山口正徳（フォージビジョン株式会社 クラウドインテグレーション事業部事業部長）さんっちゅうメンバーやったがよ。
このセッションは、トラブルによる中断で、ワシゃあちくとパソコンの前から離れてしもうちょって、半分ばあ聴き逃してしもうたけんど、「オンラインファーストなコミュニティの立ち上げは、リアルファーストたぁ時間軸が異なるかもしれん」っちゅう話題は、参考になったがやき。
熱量を縦軸、時間を横軸に取り、リアルの場合はイベントを軸に垂直立ち上げ型、オンラインの場合はSNSの交流から緩やかに立ち上げ型やっちゅうがよ。
お次は、「サポーターセッション2」で、株式会社ビッグビートさんによるお話があったがやき。
続いては、「デリバリーサポーターセッション2」で、司牡丹同様、「鰹のタタキ」をデリバリーにて用意された、明神水産株式会社の方からのお話があったがよ。
お次は、「ネットワーキングタイム」(休憩・会場では名刺交換など）やったがやき。
続いては、「セッション3」で、テーマは「好きこそコミュニティの上手なれ vol.2」やったがよ。
モデレーターに、吉冨慎作（土佐山アカデミー事務局長/内閣府地域活性化伝道師）さん、パネリストに鈴木康太（高知アウトドアサウナ倶楽部/高知アウトドアサークル「LIFE COMP」代表）さんと、塚田亮一（東京餃子通信）さんを迎えての、パネルディスカッションやったがやき。
アウトドアサークルとアウトドアサウナ倶楽部を運営されゆう鈴木さんと、全国の餃子情報をお届けしゆう「東京餃子通信」を運営しもって餃子ファンのコミュニティを築かれちゅう塚田さんと、土佐山アカデミー事務局長の吉冨さんっちゅう、こぢゃんとユニークなメンバーでのセッションやったがよ。
「コミュニティに気づく瞬間」、「コミュニティの臨界点」、「ゆるさのコツ」、「コミュニティの距離感」っちゅう4つの切り口からの3人のお話は、まっこと学びになったがやき。
お次は、「デリバリーサポーターセッション3」で、司牡丹同様、デリバリーにてアイスクリームらあを用意された、「安芸グループふぁーむ」さんから、「焼きナスのアイス」らあのPRがあったがよ。
続いては、ネットワーキングタイム（休憩・会場では名刺交換など）で、「りぐらん土佐酒の会」の武市理佐さんと、ローカルアイス活動家の横田佳歩さんによる、土佐酒とアイスのコラボのトークがあったがやき。
高知のローカルアイスと土佐酒をペアリングして楽しんでみるらあて、ワシらあにゃあ思いもよらんがよ！
お次は、「ライトニングトーク」の1人め、原智彦（春日井製菓販売株式会社）さんによる、「創業93年の中堅菓子メーカーがスナックを開店したら起きたこと」やったがやき。
この切り口が、まっことユニークで、ワシゃあこぢゃんと面白いと思うたき、ちくと詳しゅう紹介さいていただくがよ。
まず、原さんなりの「人が集まる場の作り方」は、「なのに(意外性)」＋「だから(納得感)」＋「ありがとう(お得感)」やっちゅうがやき。
ほんで、社名の「Kasugai」たぁ、創業者の名前が春日井やっちゅうんと、工場が愛知県春日井市にあるっちゅうんと、「子はかすがい」っちゅう諺(ことわざ)からやっちゅうがよ。
ちなみに「子はかすがい」の「かすがい」は「鎹」と書いて、木材同士をつなぎ合わせるための、「コ」の字型の金具のことながやき。
これらあから、「Kasugai」は、「お菓子を通じて異なる価値をつなぎ合わせ新しい成果(製菓)を出し続ける会社」やっちゅうがよ。
たぁゆうたち、楽しそうな場に人は集まるがやき、「ビールと、おマメと、トキメキと。」をキャッチフレーズに、「スナック かすがい」をオープンしたっちゅうがやき！
こりゃあ、異なる分野で活躍する二人のゲストと気になる話題を語り合うっちゅうトークイベントで、実際に舞台上にスナックをセッティングして、ゲストも観客も生ビールとグリーン豆(食べ放題！)をつまみもって、楽しめるっちゅうことで、人気イベントとなったっちゅうがよ。
ちなみにコロナ禍の現在は、オンライン「スナックかすがい」となっちゅうがやき。
このスナック参加前後での春日井製菓のイメージ比較は、「新しい」「人に薦めたい」「おいしい」「面白い」「他と違う」「親近感のある」っちゅう項目で、軒並み倍増したっちゅうがよ。
結果として、創業93年の中堅菓子メーカーがスナックを開店したら、「思い出を語る人が増えた」「人に薦めてくれるようになった」「コラボの話がしやすうなった」「社員と仲良うなった」っちゅうがやき。
2人めは、横田佳歩（ローカルアイス活動家/フリーランスデザイナー）さんの、「アイスの文化祭〜好きなアイスをたのしんでいたら、人と人がつながった話〜」ながよ。
横田さんによりゃあ、高知ならではのアイスは何と300種類を超えちゅうっちゅうがやき。
そんなアイスが大好きやったき、「その土地の食材や知恵が込められちゅう」「ちんまい頃から食べてきちゅう」「家族の思い出のワンシーンに出てくる」っちゅう、「ローカルアイス」の発掘と発信を手がけるようになったっちゅうがよ。
ほんで、高知の良質で美味しいアイスを県民がまっと知り、好きになり、楽しみ、誇りに思うきっかけづくりとなるために、「アイスの文化祭」っちゅうイベントをスタートさいたっちゅうがやき。
けんど、コロナ禍でイベントができんなってしもうたき、今は越境イベントとして、Zoom を使うてゆるやかに、「ローカルアイスを食べる会Online」(毎月第2火曜日20時〜21時)をスタートさいちゅうっちゅうがよ。
3人めは、武市理佐（りぐらん土佐酒の会）さんの、「りぐらず楽しむ土佐酒の世界」ながやき。
「りぐらん土佐酒の会」は、高知の食や文化の魅力を土佐酒を通じて発信するコミュニティで、りぐらんと(気楽に)日本酒を楽しめる場をつくりたいっちゅうことながよ。
ほんで、その第1回が、今回の「CLS高知」デリバリー用「司牡丹セット」のお酒をミレニアル世代が選ぶっちゅう企画やって、司牡丹6種類の中から、「司牡丹・蒼々」(純米吟醸酒)が選ばれたがやき。
さらに、「りぐらん実験酒場」(〜ローカルアイス編〜)として、前出のローカルアイス活動家・横田さんとコラボし、土佐酒と土佐のローカルアイスを、いろいろペアリングしてみたっちゅうがよ。
ちくとにわかにゃあ信じられんけんど、「豊麗司牡丹」(純米酒)の熱燗と「焼きナスアイス」が合うっちゅうがやき。
4人めは、安岡周総（日高村役場）さんで、「コミュニティってなんだっけ」ながよ。
安岡さんからは、これまでいろいろ仕掛けてこられた内容らあについてのお話があったがやき。
ほんで、これから仕掛けるがは、日高村全部を巻き込んで、スマホを活用したコミュニティの再構築やっちゅうがよ。
5人めは、萩尾仁（福岡市経済観光文化局創業・立地推進部新産業振興課/エンジニアカフェ）さんで、「エンジニアフレンドリーシティ福岡の取り組み」ながやき。
「エンジニアフレンドリーシティ福岡」は、エンジニアの皆さんと福岡市が協力し、エンジニアがここで働きたいと思うような街、「エンジニアが集まる、活躍する、成長する街、福岡」をエンジニアの皆さんとともにつくる取り組みやっちゅうて、詳しい説明があったがよ。
続いては、「サポーターセッション4」で、「FUKUOKA NIWAKA」の林田健太郎さんから、お話があったがやき。
「最近、日本のロボットはあんまり面白うない」っちゅうて、中国で言われたことがこのプロジェクトの始まりで、そん時にRoboMaster(ロボマスター)っちゅうロボットバトルを知り、ちんまい火が灯ったっちゅうがよ。
ほんで、福岡県内の学生やエンジニアの方々により、「FUKUOKA NIWAKA」が結成され、「RoboMaster世界大会」に挑戦したっちゅうがやき。
戦績は、「RoboMaster 2018」じゃあベスト16、「RoboMaster 2019」じゃあ日本大会1位、「RoboMaster 2020」じゃあオンライン審査(国際枠)1位やっちゅうがよ。
ほんで、福岡から「世界を牽引するエンジニア」を生み出したいっちゅうがやき！
こうして18時過ぎとなり、クロージングが行われ、「コミュニティリーダーズサミットin高知」〈2021初鰹編〉は、大団円のお開きとなったがよ。
「CLS高知」の皆さん、素晴らしいセッションの数々を、まっことありがとうございましたぜよ！
#CLS高知
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司牡丹酒造株式会社
