「疑いものう、ワシらあの大きな仕事は、遠くにある不明瞭なもんを知ることやのうて、手近にある確実なことを行うにあるがぜよ。」(トーマス・カーライル)
イギリスの大英帝国(ヴィクトリア朝)時代を代表する著述家・言論人・歴史家・評論家、トーマス・カーライル(1795〜1881)さんの言の葉ながよ。
ワシらあは、大きな仕事を成そうとするあまり、すんぐに遠くにある不明瞭な夢を追いかけてしまいがちながやき。
その理由は、手近にある確実なことを夢にしたち大きな仕事はできんっちゅう、そんな思い込みがあるきながよ。
けんど実は現実にゃあ、遠くにある不明瞭な夢を追いかけたち、結果として大した仕事を成すこたぁできんがやき。
手近にある確実な夢を、ちんまい夢を次々と達成していくなかにおいて、いつの間にか大きな仕事を成し遂げちゅう・・・これこそが大きな仕事を成し遂げる最大の秘訣やっちゅうことながよ。
今、おまさんの一番手近にある確実な仕事は何ぜよ?
まずはそれを成すことが、おまさんにとって大きな仕事を成し遂げるための、第一歩やっちゅうことながぜよ。