「人間はやっぱし物欲を持たにゃあいかんがよ。物欲が衰えた時ゃあ、生命力の弱まった時ながぜよ。」(上林暁)
高知県出身の昭和を代表する私小説作家の一人、上林暁(1902〜1980)さんの言の葉ながやき。
物欲っちゅうと、何か悪いもんのように捉えられがちやけんど、ホンマはそんなこたぁ全くないがよ。
むしろ、物欲が衰えた時ゃあ、生命力の弱まった時やっちゅうて、かの上林暁さんが指摘しちゅうばあながやき。
ほいたら、物欲はうまいこと利用できるっちゅうことながよ。
特に、今みたいにコロナ禍が長期化する中で、ストレスをため込みすぎたり、夢や希望らあを見失うてしもうたりして、生命力が弱まりがちな時にゃあ、物欲を利用して生命力をアップさせることもできるっちゅうことながやき。
つまり、何でもえいきおまさんの好きなもんを何かひとつ取り上げて、それに対する物欲をあえて煽り立ててから、その物欲を充たしてみるっちゅうことながよ。
たとえば、昔大好きやった漫画のことをいろいろ思い出してみてから、全巻オトナ買いして一気に読破してみるとか、大好きやけんど我慢しちょった特大ステーキをどこの店でいただくかをアレコレ考えてみてから、ジックリ味おうて堪能してみるとか・・・自分の物欲をあえて煽り立て大きゅうに膨らまいちょいてから、その後に物欲をおもいっきり満足させてみるっちゅうことながやき。
そん時おまさんの生命力は、間違いのう格段にアップしちゅうはずながぜよ!