「最も有効な解決策たぁ、最もシンプルな解決策ぜよ。」(オッカムのウィリアム)
英国出身のフランシスコ会会士で、後期スコラ哲学を代表する神学者・哲学者、オッカムのウィリアム(1285〜1347)さんの言の葉ながやき。
ワシらあは、何か問題が起こってそれを解決しょうとする時、ついついいろいろゴチャゴチャと考え過ぎてしもうて、余計に問題をヤヤコシイもんにしてしまうっちゅうことが、往々にしてあるがよ。
けんど、確かにかのオッカムのウィリアムさんの言の葉の通り、実は最も有効な解決策たぁ、最もシンプルな解決策ながやき。
たとえば、大切な取引先の社長を怒らいてしもうた時、誰に仲介役をたのもうかとか、謝罪の菓子折りは何にしたらえいかとか・・・いろいろゴチャゴチャと考え過ぎてしもうたら、余計に問題をこんがらがいてしまうもんながよ。
そんなに難しゅう考え過ぎる必要らあ何ちゃあのうて、実は最も有効な解決策たぁ、「申し訳ございませんでした!」っちゅうて、いますぐ直接、ストレートに謝ることながやき。
つまり、最もシンプルな解決策が、最も有効な解決策やっちゅうことながぜよ。