2021年08月07日

幸せの言の葉〈1504〉

「最も身近な人を幸せにするこたぁ最も難しいことやき、それやきに最も価値のあることながやき。」(宇野千代)


大正・昭和・平成にかけて活躍した小説家・随筆家で、多才で知られ、編集者・着物デザイナー・実業家の顔も持っちょった、宇野千代(1897〜1996)さんの言の葉ながよ。


ワシらあ世の男どもは、自分のビジネスで「たくさんの人々を幸せにしたい!」とかっちゅうて語りもって、その一方で自分の家庭をほったらかしにして、最も身近な人を不幸にしてしもうたりしがちながやき。(※最近の若い男子はそうでもないようやきに、正確にゃあ「世のオッサンども」かも。)


そりゃあおそらく世の男どもが、世の中のたくさんの人々を幸せにすることこそが最も価値あることで、自分の家庭らあの身近な人を幸せにすることらあて二の次やと、心のどっかでそう思うちゅうきながよ。


ほんじゃき、この宇野千代さんの言の葉は、なかなかの衝撃やったとか、目からウロコやったっちゅう男どもが、少のうないがやないろうか。


男どもっちゅうんは、「最も難しい」とか、「最も価値のある」とかっちゅうて言われりゃあ、こぢゃんとモチベーションが上がるもんながやき。


ほんじゃき、宇野千代さんのこの言の葉を、まっとまっと一般に普及させりゃあ、最も身近な人を幸せにしょうとする人が、ドンドン増えるがやないろうかのう!



Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)