「自分がこうなったがは環境が悪いきや、ちゅうて文句ばっかしいう人がおるがよ。ワシゃあ環境らあて信用せんがやき。この世間でりっぱにやりゆう人物は、自ら立ち上がって望むような環境を探したか、或いはもしそういう環境が見つからんかったら、自分で作り出したっちゅう人らあながぜよ。」(バーナード・ショー)
アイルランドの文学者・脚本家・劇作家・評論家・政治家・教育家・ジャーナリストで、ノーベル文学賞とアカデミー脚色賞も受賞しちゅう、バーナード・ショー(1856〜1950)さんの言の葉ながよ。
何じゃち、環境や周りや他人のせいにして文句ばっかし言う人っちゅうんは、結局はどんな状況においてやち、誰かや何かのせいにして文句ばっかし言うもんながやき。
つまり、このまっこと厳しいコロナ禍においてやち、誰かや何かのせいにして、文句ばっかし言いゆう場合やないっちゅうことながよ。
もちろん、酒だっけを悪者にするような偏ったコロナ対策にゃあ、ワシやち文句タラタラやき、キチンと言うべきこたぁ言わにゃあいかんっちゅうんは間違いないがやけんど、そん時に絶対に忘れたらいかんがは、「ほいたらその環境で、自分は何をやったか?」っちゅう視点ながやき。
どればあ厳しいコロナ禍においてやち、ワシらあ自身が成すべきこたぁ、自ら立ち上がって望むような環境を探すか、あるいはそういう環境を自分で創り出すか、このどちらかやっちゅうことながぜよ。