「仕事をするときゃあ上機嫌でやりや。そうすりゃあ仕事もはかどるし、身体も疲れんぜよ。」(リヒャルト・ワーグナー)
ロマン派歌劇の頂点であり、また「楽劇の王」の別名で知られる、19世紀ドイツの作曲家・指揮者・思想家、リヒャルト・ワーグナー(1813〜1883)さんの言の葉ながやき。
確かにワーグナーさんの言の葉のとおり、上機嫌で仕事をすりゃあはかどるし、身体も疲れんけんど、不機嫌な状態で仕事をすりゃああんまりはかどらん上に、身体も疲れるもんながよ。
そんなこたぁ分かっちょったち、いっつもいっつも上機嫌っちゅうわけにゃあいかんき、そこが問題ながやき。
この問題を簡単に解決するにゃあ、人間はいっぺんにいくつもの事を考えるこたぁできんっちゅう法則をうまいこと利用することながよ。
今日はちくと機嫌が良うないと思うたら、自分の周りに、自分の好きな文房具や小物、テンションが上がる写真、お気に入りの音楽・・・等々をできる限り集めまくり、それらあに囲まれた中で仕事に取りかかることながやき。
人間は、いっぺんにいくつものこたぁよう考えんがやき、好きなもんだらけの中におったら、いつの間にか自分が不機嫌やったことらあ忘れて、上機嫌になってしもうちゅうもんながぜよ。