2021年09月12日

幸せの言の葉〈1517〉

「多忙っちゅう威厳をまとうた怠惰に、人は何よりかたやすう惹きつけられるがぜよ。」(サミュエル・ジョンソン)





「英語事典」の編集で知られ、18世紀英国において「文壇の大御所」と呼ばれた文学者・詩人・批評家・文献学者、サミュエル・ジョンソン(1709〜1784)さんの言の葉ながやき。





単になまけたり、だらしないっちゅう怠惰は、誰が見たちすぐ分かるき、そんなに恐ろしいもんやないがよ。





一番恐ろしいがは、多忙っちゅう威厳をまとうた怠惰ながやき。





この怠惰が恐ろしいところは、日々の仕事の中において本人やち気づかんうちに、いつの間にか忍び込んでくるっちゅうところながよ。





しかもこの怠惰は、多忙っちゅう威厳をまとうちゅうもんやき、周りの人らあやち誰っちゃあ気づかんがやき。





この怠惰に気づくことができるがは、本人しかおらんがよ。





ほんじゃき、ワシらあは多忙になりゃあ多忙になるばあ、その多忙の中に怠惰がこっそり隠れ潜んじゃあせんかを、自らチェックしよらにゃあいかんがやき。





多忙やに、何でかしらんけんど仕事が進まんなってきたとか、何か空回りしゆうように感じだいたとしたら、そりゃあ要注意やっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)