「世界のすべての人が、ワシを褒め称えたとしたち、ワシゃあ一人静かに座っちゅうやろう。世界のすべての人が、ワシを棄て去ったとしたち、ワシゃあ一人静かに座っちゅうやろう。」(ホイットマン)
アメリカ合衆国出身の詩人・作家・随筆家・ジャーナリストで、アメリカ文学に大きな影響を与え、「自由詩の父」と称された、ウォルト・ホイットマン(1819〜1892)さんの言の葉ながやき。
ホイットマンさんの語るこの境地にゃあ、人間なかなか至るこたぁ難しいがよ。
けんど、このホイットマンさんのこの言の葉を知っちょくだっけやち、かなり違うはずながやき。
たとえ周りから褒め称えられたとしたち、有頂天になったりせん。
たとえ周りから無視されたとしたち、腐ったりせん。
常に平常心を保って、泰然自若。
我らが坂本龍馬さんにも、「世の人は我を何とも言わば言え 我が為す事は我のみぞ知る」っちゅう言の葉があるがよ。
真に自分の為すべきことを悟り、覚悟を決めちょりゃあ、周りから褒め称えられようが、ボロカスに言われようが、そんなもんはどこ吹く風、何ちゃあ気にする必要らあないっちゅうことながぜよ。