「なるようになるがよ。すべてがなるようになるがやき。ただ人間はそれを愛しさえすりゃあえいがぜよ。」(ロマン・ロラン)
理想主義的ヒューマニズム、平和主義、反ファシズムを掲げ、戦争反対を世界に叫び続け、国際的に多くの知友を持ったフランスの作家で、1915年にノーベル文学賞も受賞しちゅう、ロマン・ロラン(1866〜1944)さんの言の葉ながよ。
人生、なかなか思うようにならんときっちゅうんが、誰にやちあるもんながやき。
そんなとき、思い詰めてしもうたり、自暴自棄になってしもうたりしちゃあいかんきに、そうならんようにするにゃあ、どうすりゃあえいかっちゅうたら、その1つの答えが、このロマン・ロランさんの言の葉にあるがよ。
それが、「なるようになるがよ。すべてがなるようになるがやき。」っちゅう考え方ながぜよ。
こりゃあ決して諦めじゃあのうて、ある種の達観に近いがよ。
思い詰めるでもなく、自暴自棄になるでもなく、決して諦めるでもなく、自分の人生を達観の目で眺められるようになるっちゅうことながやき。
ほんで、たとえどちらに転んだとしたち、そのかけがえのない自分の人生を抱きしめる、自分の人生を愛することができりゃあ、おまさんはもう大丈夫ながぜよ。